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ピッケで英語絵本@同志社中学校


同志社中学校では、1年生の英語の授業に「ピッケのつくるえほん」が導入されています。ゲスト講師としてお招きいただきました。8クラスあるので全3日間となり、今日はその2日目でした。

比叡山を望む豊かな自然環境、ゆったりした敷地の中に、学舎、礼拝堂、アリーナやカフェテリアが在ります。

チャイムも制服もありません。2年前に初めて伺った時、まるで大学のキャンパスのような雰囲気に驚きました。

このときは、土曜日の特別講座として日本語で絵本づくりを楽しみました。(ブログで生徒さんの作品もご覧いただけます)今回は、授業としての英語の絵本づくりです。

全生徒が1人1台iPadを所有していて、自宅や学校で使いこなしています。1年生 約290人の iPadには「ピッケのつくるえほん」がインストールされています。(ある女子生徒さんのiPadには、小学2年生の妹さんが作ったというピッケ絵本が並んでいました)

1クラスは36名の少人数編成で、さらに英語の授業はハーフサイズクラスで行っているそうです。英語の先生も14人もいらして、国際交流プログラムがあるなど、学校をあげて長年英語教育に力を注いでおられます。今回のピッケの授業は、1クラス単位で行われ、毎時2~3人の英語専科の先生が入ってくださいました。


導入に絵本の話を少ししたあと、早速つくってもらいます。
贈る相手もしくはテーマ(例:小学生向けの英語の教科書、ハロウィン絵本、クリスマスメッセージの絵本)を各自で決め、あとは自由としました。自宅でアプリを使いこんできたからと、早速つくり始める男子生徒さんもありました。

反田任先生が用意してくださった絵コンテ用紙を、各自が利用したい方法で使いながら、8見開き以内でまとめます。

アプリ上で絵で情景を描けたら、まずは知っている英語で表現してみます。続いて、わからない単語やつづりを調べ(常時ネット接続なので、検索も自由にできます)、習っていないことは先生に尋ねながら、自分の伝えたいことを絵と言葉(英語)で物語にしてゆきます。

賑やかに和気あいあい話しながらつくるクラスもあれば、静かに集中するクラスもあり、クラスの個性の違いも面白かったです。いずれも熱心に取り組んでいました。中学生であっても小学生であっても、「創りたい」がまず先にあるとき、意欲をもって学びに向かえることをあらためて感じました。
45分の授業ですので、途中までとなり、続きは宿題として各自で仕上げ、後日、担当の先生へ提出されます。

生徒が主体となって取り組むオープンエンドな「創る」には、多くの学びがつまっています。
とはいえ、先生の立場からみると、時間中は生徒さん個々に応じたファシリテートが必要となりますし、自由制作作品の評価はペーパーテスト等の採点に比べてさぞ手間がかかることでしょう。にもかかわらず、1年生全クラスに導入してくださり嬉しいです。

図書室「図書・メディアセンター」には、4万冊を超える蔵書があります。入ってすぐの書棚2つには、創立者・新島襄氏に関する本が並んでいました。

英語の授業の中で、キング牧師やアレン・ネルソン氏などの著書も読むそうです。語学力を伸ばすにとどまらず、平和の大切さを理解し、異文化や社会に対して柔軟で広い視野を備えた国際人の養成を図ろうとする教育指針に、建学の精神が今も脈々と息づいていることを感じました。

残り3クラスの授業へ伺うことも、どんな英語絵本が仕上がるかも、とても楽しみです。

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iPadアプリ「ピッケのつくるえほん for iPad」:http://www.pekay.jp/pkla/ipad ←同志社中学校で導入
学校向けWindowsソフト「ピッケのつくるプレゼンテーション:http://www.pekay.jp/pkp/
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高校でゲスト講義


茨城県立竜ヶ崎第二高等学校で、2年生、3年生それぞれ2時間の授業を担当させていただきました。

人間文化科の履修科目「子どもの発達と保育」の一環で、Winソフト「ピッケのつくるプレゼンテーション」を使って幼児のための絵本をつくりました。

放課後、校長先生をはじめ様々な教科の先生がご参加くださって講習会もしました。

展開図が出力される「ピッケのつくるえほん」とは異なり、スライド単位で出力される「ピッケのつくるプレゼンテーション」では、製本は難しいかと思っていたのですが、工夫してこんなにしっかり仕上げられていました。(写真は先輩たちの作品。A4に出力して2つ折り。表紙は厚紙に貼り見返し紙も付けた本格製本)

2学期にさらにつくりこんで仕上げ、完成した絵本は、国内や海外の保育施設へ贈るのだそうです。
ピッケを介して素敵な計画に参加させていただけて、嬉しく、とても楽しみです!

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学校向けWindowsソフト「ピッケのつくるプレゼンテーション:http://www.pekay.jp/pkp/
iPadアプリ「ピッケのつくるえほん for iPad」:http://www.pekay.jp/pkla/ipad
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「ピッケのつくるえほん」特別講座@同志社中学校


秋日和。チャイムも制服もない学びの場、同志社中学校へ「小学生のため教科書をつくろう!」というテーマで絵本づくりに伺いました。
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会場として準備くださったのは、ハロウィンの飾りつけされた「図書・メディアセンター」です。(4万冊の蔵書、ネット環境、50台のPC、全生徒1人1台+共用40台のiPad、うらやましいー)
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集中の3時間を終え、数字を覚える絵本、低学年向け物語絵本、英語絵本など秀作ぞろいとなりました。
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いくつか紹介しますね。
数字を、算用数字と漢字とで楽しく覚えるための絵本。1から始めて、2、3、4…と作り進めてゆきます。どう終わらせるかが難しいだろうなと見守っていたところ、7までとし、1から7までそれぞれにショートケーキ1ケ、バナナ2本…と食べ物を充て、最後の見開きで「ごちそうさま~」「いっぱい『すうじ』おぼえたね!」と見事なオチを付けていました。なるほど「覚える」ことは、身体に取りこむ=食べる ことに近くて、小学1年生が読むのにふさわしいです。
img_151031_同志社中学ピッケ4数字絵本

低学年向けの物語絵本「たのしくあそぼう」。ケンカ→理由分析→謝罪→仲直りを、わかりやすい会話形式、つくりこんだ場面で表現しています。読み手の年齢を考慮して、すべてひらがなにしてあります。ウサギの気持ち、怒、悲、反省、嬉が、表情とポーズでコントラスト強く描き分けられていて、年少者にも心情の読取りがしやすいです。
img_151031_同志社中学ピッケ5あそぼう絵本

先生作の英語絵本。絵本の印刷など一手に引き受けてくださった合間の時間に、ササッと1冊仕上げてくださいました。
img_151031_同志社中学ピッケ6英語絵本

「ぼくの1日」は、読み手の主観ショットで綴られる物語。したがって、「ぼく」の姿はさいごまで絵としては出てきません。
ぼくは、お父さんお母さんに見送られて出かけます。
絵作りもユニークで、とくに驚かされたのはココ。まず「町が見えてきた」で引きの絵。
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そしてページをめくると、グンとその中に入ります。臨場感。唯一この見開きだけを、テキスト無し、音声も無しとしていることも心憎いです。そうされると、絵から読み取ろうと隅々までじっくり見ますものね。
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引きの絵では見えていなかったディテール、すなわち、リス、ベンチに座るカエル、樹の陰にオタマジャクシ、気球にはカメが乗っていたことまでが、町に入って来た=距離が近づいてきて初めて見えてきます。上手いです。このように、横方向へではなく奥へと進んで行く情景を、ピッケの立体感もたない絵素材で表現することは実にチャレンジで、これまで誰もしたことがありません。見事に成し遂げていますね。

そして、デッカイ先生!登場。
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日頃からよく本を読む生徒さんだそうで、絵本のつくり方の基本が無意識にきちんと押さえられています。例えば、登場人物の進行方向をページめくりの方向と合わせる、行って帰ってくる方式にするなど。子どもの本は、出かけて行って、行きっぱなしでなくちゃんと帰ってくることで、途中どれだけの破天荒な大冒険もできます。デッカイ先生の登場という思いもかけない展開も、そのフォーマットの中で、とても良いバランスになっています。また、帰路が往路と同じ道をたどると退屈になりますが、デッカイ先生の肩に乗って、ひとっ飛びで帰しています。しかも夕焼けの中、さりげなく、気球&カメもチラリと再登場させ、そのカメは笑顔です。そして最終幕、「ただいま、おとうさん、おかあさん」を「おかえりなさい」「おかえり」の声が迎えてくれて、おだやかに物語が閉じます。
このもたらす満足感を、おそらく自身の豊かな読書経験から知っているのでしょう。

今回は、休日の自主参加ゆえ特に本好きの子が参加してくれたからなのかもしれませんが、それぞれが舌を巻くよな見事な出来映えでした。
中学生の絵本作品、もっと見てみたくなりました。

【追記】
生徒さん作品をmovieにしてアップしました。生徒さんに頼まれ、反田任先生も声優として出演されています。※ 3作品が順番に自動再生されます。

うまく連続再生されない場合は、直接YouTubeの再生リストから個々の作品をご覧ください。