Monthly Archives: 3月 2014

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@文京区


文京区では、昨年とおととしの夏にも、シニアNPOの方を講師にピッケの絵本づくりワークショップを開催してくださいました。今回ははじめて講師としてお招きいただき感激です。会場は駒込地域活動センター、地域の皆さんの生活の中にある場。会場と同じフロアに保育所もあります。
午前は子ども向け、午後は、絵本を通じた子どもとの関わりに興味のある大人を対象としました。
区の担当の方が、熱心にアイディアを出してくださり、おかげで新しい試みにもチャレンジできました。例えば、子ども対象の回に、制作中の時間を使って、保護者の方へ向けてぜひ話をしてほしいとのことで、会場のレイアウトも工夫してくださいました。
午後と同じ内容(3つのソフトの開発話)にしようかとも思ったのですが、午前の参加者は、単に付添&見学のつもりでいらしてるのに、いきなり開発話をされても戸惑うかもと、最初に自己紹介を入れることにして、今日つかう絵本づくりソフトの話+ことはじめを少々 としました。
運営は地域のシニアNPOの皆さん。印刷などの段取りに悩ませてしまい、途中、子どもたちを「待ち」状態にさせてしまったり、発表会とふり返りが駆け足になってしまったのは、子どもたちにほんとに申し訳なかった…と反省しています。
そんな中でも、4歳から11歳の子どもたちが素晴らしい作品を作ってくれました。ありがとうございました!(バタバタで写真を撮れず。これは告知案内チラシです)
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TENTO新宿校でピッケ


プログラミングの寺子屋「TENTO」新宿校に遊びに行ってきました。
とにかく、ものすごーく自由です。Scratch、Viscuit、Javascript 自分のしたいことします。時間の終わりに、発表したい人が発表。
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「ピッケのつくるプレゼンテーション」で小4女児がすいすい作ってくれました。タイピングも絵の編集も高速。隣の男児への操作方法の指導まで。
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左は小2男児作、右は男児(学年不明)。
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小4女児作のサーカスの話。まだ途中です。
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「ピッケのつくるプレゼンテーション」コンテスト審査結果発表!


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小学校ICT活用授業「児童のプレゼン力コンテスト」審査結果を発表しました!
最優秀賞に輝いたのは、大阪市立瓜破小学校 緒方愛恵先生の総合学習の授業「発見! わたしたちの大和川 -未来がよろこぶ楽園をつくろう」です。

<最優秀賞> 緒方先生(大阪市立瓜破小学校)
<優秀賞>  樋口先生(札幌市稲穂小学校)
       菊地先生(浜松市立三ケ日西小学校)
<奨励賞>  田原先生、坪庭先生、山岸先生(大阪市立矢田東小学校)
<企業協賛特別賞>
       増井先生(丸亀市立郡家小学校)
       和田先生(大阪市立瓜破西小学校)
       広瀬先生、小澤先生、浅井先生(亀岡市立南つつじヶ丘小学校)
       堀井先生(西町インターナショナルスクール)

全国の先生方から、さまざまな教科、さまざまな学年における授業実践をお寄せいただきました。授業案や作品に加えて、授業の様子を写真や映像でお送りくださった先生もあり、生き生きと活動する子どもたちの様子が伝わってきて、わくわくしました。子どもたちを主体とした学びを引き出す先生、そして仲間と協働し自分の考えをまとめ発表する子どもたち。そのどちらもが頼もしく、学びの未来に明るい希望が見えるコンテストとなりました。

入賞された先生方の授業案を、サイトからダウンロードいただけます。授業案、作品スライド例、審査員の先生方の講評を、どうぞ合わせてご覧ください。

審査および講評くださいました中川一史先生、堀田博史先生、佐藤幸江先生、ありがとうございました。関係各社の皆様へも心より御礼申し上げます。
そして何より「ピッケのつくるプレゼンテーション」を活用した授業実践をしていただいたすべての先生方、子どもたち、ありがとうございました!

「児童のプレゼン力コンテスト」コンテストサイトは こちら>>
「ピッケのつくるプレゼンテーション」製品サイトは こちら>>

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@東京大学情報学環・福武ホール ラーニングスタジオ


2014年春、CollableCAMP、ピッケ(グッド・グリーフ)の3団体協働で、障害のある子もない子も一緒に学ぶ場作りのプロジェクトをスタート!(プロジェクトの概要)
その第1回を、3月2日東京大学情報学環・福武ホール ラーニングスタジオで行いました。

午前と午後、それぞれ3時間ずつ、いつもよりたっぷり時間をとって絵本づくり。
全体の進行は、CAMPの村田香子さんにお任せ。CAMPの皆さんは、どのメンバーもほんとにプロフェッショナルです。要所おさえつつ、でも表情はリラックスしていて、おかげで場もなごやか。
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まず最初に、輪になって自己紹介。それから今日することを伝えて、絵本のお話をして、iPad上での操作を練習。いつも感心するのですが、子どもたちの飲み込みの早いこと早いこと。「じゃあ、今から本番ね。それぞれ好きな席に座って…」と言い終わらない内にもう、あっという間にそれぞれ席へと散り、黙々と作り始めています。
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全員が夢中で作っていて、シーンと静かになるひとときありました。いいなー、この時間。
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録音は、それぞれ思い思いの場所で。テレビの裏にもぐりこんでいる子もいます。
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録音が終わった人から製本。
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そして、記入した発表シートを手にして、全体で発表会。
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その後、机の上に製本した絵本とiPadを並べて、互いの作品をあらためて鑑賞しながら感想を書いていきます。みんな真剣です。
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さいごに、今日の3時間をスライドショーで見ながらふりかえり。自分で絵本をつくってみてどうでしたか?

CollableとCAMP。この2団体と協働できること、ほんとに心強い限りです。
障害があるなどのマイノリティの「ために」ではなく、彼らと「ともに」創造し活動する社会をつくろうと、Collableを立ち上げた山田小百合さん。ガッツあります。
CAMPは、2001年から活動を開始した、いわば日本のワークショップ界の老舗中の老舗。過去にも今もいくつかの活動をご一緒させてもらっていて、その姿勢にも力量にも信頼をおいています。

そんなCollable山田さん、CAMP村田さん、そして私の3人で半年近くかけて計画し準備して迎えた今日でした。北川さんはじめCAMPの皆さんもバックステージで支えてくださり、去年の秋 初回実施日を3/2と決めてからは、私の上京のタイミングに合わせて3人で会って打ち合わせしたり、あとはskypeビデオミーティングやメールやりとりしながら、何度も練って見直しました。事前の会場での機材チェックなどは山田さん村田さんの2人で詰めてくれて、私は、ずいぶん楽させてもらいました。

当日は、聖学院大学の石川由美子先生が学生さんと一緒に来てくださり、子どもたちの様子を仔細に観察して、そこから貴重な読取りやアドバイスを授けてくださいました。
岐阜からは臨床心理士の小島先生もわざわざこのためにお越しくださり、さいごまでおつきあいくださりアドバイスをくださいました。
そして、CollableにもCAMPにも、日頃の活動をサポートしてくれる優秀なボランティアスタッフが大勢います。高校生1人大学生1人以外は皆さん社会人で、平日はお勤めをしているというのに、貴重な日曜に早朝から入ってくださいました。ほんとにありがたいです。

3時間もの長丁場、子どもたちの集中切れたり疲れてしまったりしないかしらと不安もあったのですが、ほんとに皆さいごまで熱心に取り組んでくれました。
ありがとうございました!

とりあえず1回やってみようが、皆さんのサポートのおかげで実現でき、手ごたえありました。反省点も多々ありますが、それも収穫と前向きにとらえることにします。
継続していこうと、Collable山田さん、CAMP村田さんと思いを新たにしています。次回へ向けての打ち合わせ日も、早速決めました。2回目は数か月先になりそうですが、決まりましたら、Facebookページ「PeKay」等でお知らせしますね。
特に、サポートが必要だったり多動気味だったり、逆にちょっとゆっくりさんで、こうしたワークショップへの参加をためらいがちだった子どもたち、歓迎です。一緒にお話づくりを楽しみましょう。

嬉しいメッセージ、もらいました。けんごくん、みどりちゃん、ありがとう!
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写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。
CAMPによるレポートページでは、ワークショップの詳細と子どもたちの作品をmovieでご覧いただけます。

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@高津アンジェ


造形ワークショップユニット「つむり」主催での初コラボ。
午前は子ども向け、午後は大人向けに絵本づくりをしてきました。
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会場は、郊外の住宅地にある「まちの駅」アンジェ。
地域の交流のために採算度外視で運営されていて、この場所を提供し管理されている方(田中さん)も、建物のしつらえもとてもアットホームな雰囲気。靴を脱いであがるロフトが、子どもに(大人にも)わくわく感あり、赤ちゃん連れでご参加くださった方もくつろげて、良い感じです。
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お渡ししたデータから、つむりで作ってくれた装飾等の数々、アイディアに感心します。
使い回しできるように、貼りつけるのではなくてヒモに通して両端を結びつければいいようになっていて、なるほど~。
プラスチックのカラーリングの使い方も上手いし(この写真では裏に回ってしまってて見えてないですね)、立てても置いても使えるようスタンド付きで、省スペース。
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4歳女の子。たまごのお話を作成中。これは裏表紙。
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発表会は、中2階のロフトスペースで。
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実は、2時間半の予定だったのが、延びて延びて、3時間半にもなってしまいました。終わったのは13時半、おなかもぺこぺこだったはず。なのに皆、さいごまで集中とぎれることなく、楽しんでくれました。

大人の回。
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ママ作 手あそび歌の絵本。7か月男の子は音声録音に協力(?)。右手前は、それを見守る(間もなく)1歳になる女の子。
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ありがとうございました!