Monthly Archives: 8月 2014

「ピッケのつくるえほん」in English @デジタルえほんミュージアム


ピッケ初!英語えほんのワークショップをしました。
会場は、ピッケのワークショップ4回目となるデジタルえほんミュージアム

"What do you want to be?" をテーマに、自分の声で録音してデジタル絵本をつくってもらいました。英語の講師は、ハビック真由香さん(株式会社 MH International education 代表)です。

身体を動かして、一緒に歌って、流れるように英語で話します。
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ハビックさんによると、英語は流れが大事。発音練習は、一語一語区切ってよりも、一息に話すほうが良いそうです。確かに、英語がはじめてで先入観なく歌のメロディのように話す子どもたちは、たった2時間で驚きの上達ぶりでした。
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英語の感覚がつかめたら、次はおはなしの絵。ひと場面を自分で作ります。
学校の先生、お花屋さん、トラックの運転手、女優さん、デザイナー、お医者さん… 将来の夢は実にさまざまです。

5歳の男の子が目指すのは、すし職人"sushi master"。英語でどう言うのかはハビック先生に教わります。 デジタルつみきで握りずしを表現、背景を海にしたのは良いアイディアですね。
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5歳の男の子は、ルンバの研究者になるのが夢だそう。カラフルな実験室の光景を描いてくれました。
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英語の小説家をめざしている女の子は、ペンネームの由来などをハビックさんと英語で楽しく語りあっていました。絵本の表紙には、ニューベリー賞のメダルが輝いています。
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絵ができたら自分の声で録音。
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なんども聞いて確かめて。納得いくまで繰り返します。
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発表会のあと、みんなで Good Bye!~ の歌を歌って、おしまい。

初の PeKay in English どうなるかしら? と思いましたが、子どもたちの意欲、吸収力、発想の柔らかさで、皆の夢がそれぞれ素敵な英語デジタル絵本になりました。
ピッケ×英語、まだまだ色々できそうな予感です。
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写真(by 私のiPhone)を、 Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。
DNPさんで撮ってくださった写真(by プロのカメラマンさん)は、こちら
主催のDNPさんによるレポートは こちら

ピッケ@経済産業省子どもデー


8月6日7日は、経済産業省子どもデー「ミライーノひろば」で「ピッケのつくるえほん」ワークショップでした。
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会場は経済産業省本館。
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厳重セキュリティチェックを通った先の講堂で、ドラエモンがお迎え。
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事前申込み>抽選で選ばれた午前午後各回12名の子どもたちと絵本づくりをしました。
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1時間50分と決められた枠の中、紙の絵本とデジタル絵本のどちらもあきらめられず両方。
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発表会までする時間は無いかもと思っていましたが、初日は数作だけになったものの、段取りに慣れてきた2日目はなんとか全員の作品を上映できました。
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大半の子がiPadやiPhoneの操作にすでに慣れているのは、東京っ子だからかもしれませんね。それにしても飲み込みの早いこと。操作練習はそこそこで済ませ、どんどんつくってもらいました。
参加してくれたのは、5歳~中学生まで幅広い年齢の子どもたち。中学生は、同じテーブルになった年少の子たちの製本や録音のサポートをしてくれました。
時節柄、お盆休みに会うおじいちゃんおばあちゃん、いとこに贈るとした子どもたちが多く、ここ霞が関でつくられた絵本が、山梨や埼玉、愛媛へまで大事に運ばれていき、それぞれの行く先でどんな会話が生まれるのかなと思うと楽しみです。

かつて未踏ソフトウェア創造事業でお世話になったIPA(情報処理推進機構)の皆さんが、機材設定はじめ事前準備、当日運営まで万全にしてくださり、安心して講師に専念できました。各日、中井香里さん、山田リイコさんという場を明るくする2人に応援に入っていただけたのも心強いことでした。

自分のワークショップで精一杯で、他は同じ建物内のイベントをさっと見学しただけですが、霞が関の多くの省庁がなんらかのかたちで参加していたようです。
夏の2日間、霞が関を子どもたちがジャックした!と俯瞰で思い浮かべると、なんとも愉快な気分になります。

写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。