Category: ワークショップ・展示

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


 11月6日土曜日、10か月ぶりに外国人集住地区へ出かけました。
 午前は市営西部住宅の集会所で。フィリピンルーツの常連姉弟が学校の友だちを誘って来てくれました。再開を心待ちにしていたという5歳の女の子も、お母さんに連れられやってきました。

 まずは、伊藤孝良元図書館長による絵本の読み聞かせ「もりのおふろ」から。「ごしごし しゅっしゅ ごしごし しゅっしゅ」「ざぶーん」。今は保育園の園長先生をなさっている伊藤さんの読みは抜群です。

 多言語の絵本を用意してくださるのは中央図書館さん。季節や日本の行事・遊びを意識した選書をしてくださいます。今回は、いもほりや七五三など。

 この日で参加スタンプが14ケとなった5年生女児は、弟の録音を手伝い、初参加の友に教えつつ、12見開きもの大作を仕上げました。

 午後は県営岩田住宅へ。自治会役員の舛木さんが解錠し設営を始めてくださっていました。仕事を終えたブルーノさんも駆けつけ手伝ってくれます。
 岩田住宅はブラジルルーツの方が多いのですが、はじめてインドネシアのご家族の参加がありました。レイナルくん(6歳)は「むかしむかしあるところに」から始まるお話を日本語でつくりました。

 ブラジルルーツの親子は、外のベンチで録音を楽しまれていました。

 ポルトガル語の調べが音楽のようです。お父さんに教わり「わたしは5さいです」は日本語で。

 岩田でも4家族がご参加くださり、親子で母語+日本語の絵本をつくる良い時間となりました。

 集住地区へ出かけての市民ボランティアによるワークショップを、月1回ペースで再開します(協力:中央図書館)。新型コロナの感染拡大状況によって変更はありえますが、次回は12月11日の予定です(仮)。ずいぶんと間も空いてしまいましたし、コロナ禍で余儀なく帰国なさったご家族もあり、再び手探りでとなりますが、続けていきたいです。
 12月18日には別途、今月末に開館する「まちなか図書館」でも開催されます。(主催:豊橋市、受託団体:NPO法人フロンティアとよはし)

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@神戸


 緊急事態宣言明けの土曜日10月2日、地元の区民センターでワークショップをしました。今回はアプリの動作確認目的も兼ねていたので、ご協力くださる友人知人限定の少人数で。

 仲良し姉妹はそれぞれが、ばあばへ贈る絵本。5歳妹作は「みんなであそぶとたのしいね!」。7歳姉作は裏表紙に「りすさんは歩いているとしっぽが汚れてしまいました。見ると、ちょっと黒くなっています。おうちに帰ってお風呂に入りましょうね。」
 他にも、よく暴れる大きな魚を友だちと一緒に釣ったお話、海と町の秘密を描いたお話、フルーツ電車のお話等が生まれました。

 お父さん作は、友だちと「かえっこ」したバナナが巡り巡って戻ってきたお話。しかも食べ頃に熟して。発表会では娘さんがストーリーを解説してくれました。

 神戸文化祭の時に参加してくれた兄弟が「楽しかったから」と来てくれて、3年ぶりに再会できました。お兄ちゃんが贈る先は、弟さんの通う幼稚園の皆。近く行く予定があるそうです。弟さんは、園の友だち(11人!)に加えて、おじいさんやおばあさんや家族のみーんないっぱい。
「きょうふのまあくんランド」そうたくん(10歳)作

「ともだちとつり」えいたくん(6歳)作

 贈る相手は迷わずばあばでした。
「ばあばがすきなところ」かえでちゃん(5歳)作

 6歳男の子は、よく一緒に遊んでいるHくんに贈る絵本。(何曜日に遊んでいるかまで教えてくれました)
「うみとまちのひみつ」けんたくん(6歳)作

「クマちゃんとうさぎちゃんとリすちゃんとあひるちゃんの1日」あおいちゃん(7歳)作

「みんなであそぶとたのしいね!」つむぎちゃん(5歳)作

 子どもたち対象のワークショップを対面で行うのは、実に9か月ぶり。生の声や表情に触れられるのが、久しぶりで新鮮でした。小さい妹さんは終盤でやや飽きてきたものの(無理もないです)、お姉ちゃんの録音絵本の素敵さに刺激されて再開!そんな感情の移り変わる様も愛おしくて。「会える」は、やっぱり良いですね。

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


1月9日土曜日は、先月に続き外国人集住地区へ出かけてのワークショップでした。(主催:市民ボランティア、協力:中央図書館)

開催するかどうか迷った末、もし来る子があればと、準備をしていつもの会場前で待機。
そろそろ開始時刻となる頃、走ってくる小さな男の子が見えます。その後ろに小学生の姿も。前回参加の姉弟でした。常連の姉弟もお母さんに手を引かれて来てくれて、計4名となりました。この日の会場は、いつもの集会所から急遽の変更で団地に隣接する青少年センターとなったため、まずは全員で移動。

広い部屋、珍しいオモチャもいっぱいで、走り回りたいし、ひと通りやってみたい。遊びから抜けるのはむずかしいかなと思いましたが、「始めるよ」と伊藤孝良元図書館長が大型絵本を読み始めると、4歳児も6歳児もちょこんと座り釘付けになりました。絵本は中央図書館の司書さんによる選書で「まめまきバス」。

豆まきしたことある?と尋ねると、日本の保育園へ通った子は園行事として経験があるけれど、そうでない子は、意味や何をするのかは知りません。コロナ禍でなければ、節分の豆まきも一緒にしたかったなぁ。

母国フィリピンの行事を教えてと声がけしたところ、伝統行事的なものはわからないからと、親戚一同が会しての年越しパーティーの様子を絵本にしてくれました。冬も温暖なので庭に大テーブルを出して会場をしつらえ、食べ放題の料理にゲーム、花火も上げて、皆でカウントダウンをして新年0時を迎えるのだそうです。

午後は県営岩田住宅の集会所へ。10か月ぶりであった前回は19名もの参加にてんてこ舞いとなりましたが、この日は誰も現れず。団地内にも子どもの姿なく静寂でした。

子どもたちが来なかった分、毎回手伝ってくださる自治会役員の舛木さんやブルーノさんとお話する時間ができました。
この岩田団地は、約560戸のうち半数以上を外国籍の入居者が占め、外国人住民の数が日本人住民の約3倍にものぼります。また、日本人住民は高齢の夫婦または単身者がほとんどということもあり、自治会役員や組長も2/3以上が外国人住民で、外国人住民が団地の自治の多くを担っています。ブルーノさんはもっとも若い役員で、環境美化を担当。ポルトガル語と日本語の両方ができるので、住民の皆さんの日々の暮らしを通訳でも手助けしています。おふたりともブラジル籍ですが、舛木さんは2世で永住権、4歳で来日したブルーノさんは最長5年ごとに更新の要る定住権です。審査の結果3年になる時期もあったそう。仕事もしながら地域でも活躍していて、税金も日本人と同じように払っています。でも日本人ではないので選挙権はないのですよね。(おふたりが、そこに言及なさったわけではない)義務は日本人と同じで、権利には大きな差がある。現実には、これだけ多くの外国人が社会を支える一員として暮らしているのに、日本には「移民」は居ないことになっています。国の制度が実態に追い付いていないのです。今の苦しい時世下、失職し帰国を余儀なくされるご家族もあり、なんともやるせない気持ちになりました。

ふと気付くと、話をする間も、ブルーノさんはイヤホンで何かを聴きながら黙々とつくっています。前回参加の子から「続きを楽しみにしていたのに行けない。(録音済みの)セリフを吹き出しで入れて仕上げておいて」と頼まれたのだそう。あとで届けてあげたいからと、印刷して製本もなさいました。ほんとに心優しい青年です。

新型コロナの感染拡大状況を見ながらですが、今のところ次回は2月13日土曜日、午前は市営西部住宅、午後は県営岩田住宅、それぞれの集会所で開催の予定です。
→ 2月13日は中止となりました。

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


12月12日土曜日、外国人集住地区へ出かけてのワークショップでした。
午前回はNPO法人フロンティアとよはしさん主催で、市営西部住宅の集会所にて。先月参加してくれた姉弟と常連姉弟、計4人が参加してくれました。換気、検温、手指消毒を徹底して。私も事前の2週間、人混みを避け毎日検温して備えました。
午後回は市民ボランティア主催で、県営岩田住宅の集会所にて。岩田住宅での開催は10か月ぶりです。自治会役員でもあるブラジルルーツの青年ブルーノさんが、解錠して待っていてくれました。
このコロナ禍で保護者の雇用状況など気になっていました。初回からずっと参加してくれていたブラジルルーツの兄妹は6月末に帰国したとのこと。お母さんの仕事がなくなり学校も休校となる中で、お父さんを残しての帰国を決めたのだそうです。ブルーノさんによると他にも帰国した家族が何組かあるそう。設営しつつブルーノさんご自身の状況などもお聞きしている内に定刻。伊藤孝良元図書館長の絵本による読み聞かせから始めました。
前日の金曜日は、岩田小学校の放課後子ども教室へも出かけたので、その続きをしたい子たちも来てくれたりで、途中どんどん増えて総勢19名。司書の田中さん(休務日)も応援に来てくださり大助かりでした。それでも手が足らずてんてこ舞いになりました。

5年生作クリスマス絵本

2年生作クリスマス絵本

新型コロナの感染状況により変更はありえますが、伊藤さんを核とした市民ボランティアによる活動として月1回のペースで開催予定です。次回は1月9日土曜日、午前は市営西部住宅、午後は県営岩田住宅、それぞれの集会所で開催します。

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9か月ぶり「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


11月14日土曜日、快晴。9か月ぶりに外国ルーツのご家族が多く暮らす地区へ出かけてきました。この日はNPO法人フロンティアとよはしさんの主催です。

前回からずいぶん長くあいてしまい、新型コロナも第3波到来と言われる中で、はたして参加者あるだろうかと心配でした。案の定、開始時刻になっても誰も来ません…。公園で遊んでいる子などに声をかけたところ4人が参加してくれました。(団地内で見かける子どものほとんどは外国ルーツです)
会場は窓を開けて、私たちスタッフも子どもたちも検温と手指消毒。
4人とも初参加で、学校のお友達にあげる絵本をつくったり、中央図書館の司書さんに絵本を読んでもらったり、それぞれ楽しんでいました。

今のところ、市民ボランティアによる活動を月1回のペースで再開する予定です。
新型コロナの感染状況により変更はありえますが、次回は12月12日土曜日、午前は市営西部住宅、午後は県営岩田住宅、それぞれの集会所で開催します。

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科学館の絵本づくり@多摩六都科学館(西東京)



10月18日(日曜)は、多摩六都科学館で外国にルーツをもつ小学生対象「科学館の絵本をつくろう!」ワークショップでした。展示に着想を得たフィクションや「しくみの部屋」のからくりの面白さを精密に描くノンフィクションなど思い思いの絵本が完成しました。

写真付詳細は、多摩六都科学館のFBページでご覧いただけます。

チャイケモでピッケとコーヒー


チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)で、滞在中の患児さんご家族やご自宅からオンライン参加のご家族を対象にしたイベント「ふらりカフェ」がありました。
美味しいコーヒーを飲みながら( by 日本コーヒーフェスティバル実行委員会)、おしゃべりをしたり絵本をつくったり。お子さんたちが眠ってからほっとできる時間がもてるようにと、今回は夜23時までのオープンです。私はひと足先に抜けさせてもらいましたが、夜が更けるほど保護者の方が多くお見えになったようです。

合間に翌週から新潟で始まる「おへやでピッケ」の発送準備もしました。

公開OKの絵本は、チャイケモでの展示用に1冊余分に製本。消防車の表紙は3人の息子さんへ贈るパパ作です。この可愛い絵本箱は於保さんが作ってくれました。

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オンラインでピッケ


2月をさいごに、入院中の子どもたちを訪問できずにいます。感染の心配から、院内学級も閉鎖、外からの来訪者はもちろんのこと家族の付き添いさえ人数や時間を制限され、子どもたちは辛くさびしい思いをしストレスもたまっています。こんな時こそお話づくりの出番なのに・・・と、もどかしくて仕方ありませんでした。代替策を考えようとZoomの環境整備等も進めつつ、病院の状況や医療者に負担かけない導入方法など知りたく、媒介してくれる「人」も渇望していました。

そんな中、認定NPO法人シャイン・オン・キッズさんからタイムリーなご連絡があったのは、4月下旬のこと。シャイン・オン・キッズは、小児がんや重い病気を患っている子どもたちと家族の支援を続けるNPOです。主な活動は、1)病院で「常勤」する「ファシリティドッグ」とそのハンドラーの育成と派遣、2)治療をひとつ乗り越えるたび医療従事者から子どもにビーズが手渡される「ビーズ・オブ・カレッジ」、3)AYA世代対象「キャンプカレッジ」の3本柱。既に首都圏をはじめとする20余の病院と繋がりがあり、導入病院へのヒアリング調査を踏まえ、オンラインで実施するワークショップを急ぎ計画中とのこと。そのひとつとしてピッケも実施したいという嬉しいお問い合わせでした。

翌5月にはオンライン研修もしました。オンラインワークショップでファシリテータを務める予定の大学生さんたちが対象です。

そして昨日。病院内のプレイルームと繋いでオンラインワークショップをすることとなり、初回はまず私が担当しました。ただし今回は子どもたち側にはiPadはなく、私の手元の1台でひとつのお話として仕上げます。身体を動かすアクティビティを冒頭に入れてほしいとのリクエストもありました。時間は30分。さてどうしようかと考えます。

ピッケの顔表情やポーズをまねる導入のあと「皆でお話をつくるよ」と宣言。おはなし絵カードも使いながら「どこへ行きたい? 」と問うと

いちばん人気は海でした。暑いからって(笑)。わかります。

「何で行く?(乗物)」「何しよう?」「誰に会う?」画面越しに聞き取りながら、即興で作画していきます。ウミガメに出会うお話になりました。
題名も皆で考えました。口々に色んなアイディアが出て、統合して「ピッケのうみのぼうけん」に。でも「作者名は?」にはみんな詰まってしまいました。私もスッと思い浮かばず。するとシャイン・オン・キッズのきょうこさんから「***のなかまたち」と助け船。その時はファシリティドッグの愛称かしらと思っていたら、子どもたちが過ごす病棟の略号で子どもたちも馴染んでいる名前だそう。

次は録音。子どもたちの音声をネット経由で録ったとしても音量低く音質も悪くなってしまうし、残り時間もわずかだったので、私がして、完成作品を皆で観ました。
今日の作品は後日、音声入り動画と子どもたち人数分の紙のミニ絵本となり、シャイン・オン・キッズさんから病院へ送られます。

子どもたち楽しかったようで「つくりたい!」と言ってくれて、ほっ・・・次回は、自身もサバイバーの大学生ゆりあさんがファシリテータとなって、子どもたちそれぞれがつくる予定です。

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@せんりひじり幼稚園


3月25日気持ちよい春の日、せんりひじり幼稚園(大阪府豊中市)へ絵本づくりに出かけてきました。

iPadは病院訪問時と同じようにアルコール消毒して持参、手も園の入口で念入り消毒。部屋に入ると、副園長の安達かえで先生が、自ら換気と丁寧な掃除をしてくださっていました。全員がそろうのを待つ間、おはなし絵カードで遊びます。カードを引いて即興でお話づくり。最初は3枚で、次に4枚で。お兄ちゃんが6枚に挑戦すると、弟くんもがんばります。

最初に絵本を贈る相手を決めてもらったところ、卒園でサヨナラになる友だちや春休みに会ういとこへ贈る絵本、仕事で海外に居て帰国できないお父さんに「大好き」を伝える絵本などができました。

子どもたちのお話には「ありがとう」や「大好き」があふれています。

お母さんたちもお互いに仲良しで、終始和気あいあい。活発なPTAの皆さんのための専用の部屋までありました。

ワークショップを終えて、かえで先生とのランチも楽しみです。子どもたちが青空に色とりどりの風船を放つ卒園式の写真があまりに素敵で、どうやって実現なさったのかも含め休園中の様子をあれこれお聴きしました。
保育園は細心の注意を払い対策しながら開く一方で、幼稚園は休園しなくてはなりません。様々な制約ある中で、とにかく子どもたちが日常に近い生活を送れるように、少しでも楽しくと工夫なさっています。まず、1クラスずつ登園し園庭で1時間だけ少人数での保育を行う「青空教室」を行ったそうです。さらに、先生方による歌や手遊び、紙芝居やおもちゃ作り、縄跳びや昆虫太極拳などの動画をkidslyで毎日(!)配信。情報を収集し、状況下でのベストを判断、創意工夫、実行…の日々繰り返し。園庭での卒園式は、想い出映像や挨拶は別途動画配信するなどして内容を縮小し時間を大きく短縮。感染状況の変化に伴い変更を重ね、直前まで話し合い、連絡と準備に奔走、前日に職員皆でブルーシートを敷き当日を迎えたそうです。(卒園式の前日に配信された「副園長の子育て応援通信」3月号「未来を生き抜く力」

来るたびに感じるのは、園の雰囲気がとても「健やか」なこと。かえで先生が、子どもに対しても職員さんに対しても「いいね!やってみて!」で接し、子どもたちも職員さんたちも応援してもらえるとわかっていて、それに応える。信頼と安心があるのだろうと推察します。これだけの大所帯(幼稚園だけでも450人近い園児数)を預かる重圧やいかばかりかと思うのに、いつも笑顔で人間力にも敬服します。本気の遊びの中に学びがある。子どもの主体性を大切にするせんりひじり幼稚園、訪問が毎回たのしみです。

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ご近所やチャイケモでピッケ。星とコーヒー


なんとなく不安な日々が続きますね。ピッケも事前に決まっていた今月の予定は軒並みキャンセルになり、おかげでほぼ地元で過ごしています。今週は、日頃ご一緒している地元コミュニティへ出かけることが続きました。

昨日は近所のいつもお世話になっている皆さんと( 広ーい道場に少人数、念入りな換気と消毒 )。4歳女の子作の裏表紙はサクランボ。録音操作を手伝いながら聴かせてもらったお話のなんて愛らしいこと(役得)。

今日はチャイケモで、闘病中の子どもたちやきょうだい児さん、ご家族とご一緒に、ゆるゆる過ごしてきました(患児さんは居室などエリアはそれぞれ区切って)。寝転がって「星つむぎの村」高橋さん跡部さんによるプラネタリウムのライブ配信を楽しんだあと、絵本づくり。

いつも何か仕掛けてくれる於保さんが、名札を用意してくれていました。

折紙で作ったカブト虫はコマ撮りアニメでmovieに。

カフェにはコーヒーの香り(ふらりカフェ by 日本コーヒーフェスティバル実行委員会)。焙煎から淹れるまでを8歳男児がやりきった一杯の美味しかったこと。

今回はハウス利用者のみに閉じていましたが、感染症が落ち着けば、イベントの日であれば、カフェエリアは外部からも入って頂けます。今日もあれこれ次へのアイディアが飛び交っていました。ピッケもぼちぼちお手伝いします。

生活圏内に、好きな人たちいっぱいの信頼できるコミュニティが在る幸せを、あらためて感じます。家族や血縁とはまた違った距離感、安心、気持ち良さ。おかげで心休まる一日でした。絵本づくりを名目に出かけてますが、与えてもらってるのは私のほうです。

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