先週オンライン授業をした京都大学医学部附属病院からiPadが戻ってきたので、チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)へ出かけてきました。データを取り出してみると、丁寧につくりこまれた作品がいっぱい。子どもたちの大切なお話を、チャイケモの井上さんと一緒に製本しました。
この日はちょうど「よりみち」の開催日でした。病気のある子どもたちや、きょうだいじさん、ご家族を対象に、ハウスの一部が解放されます(「一部」と言っても、かくれんぼできるくらい広ーいです)。事前申込不要、開催時間内はいつ来てもいつ帰っても自由、参加無料です。クラフト、楽器、折り紙、ボードゲームといった遊びの他、各種お茶の用意もあるので、おしゃべりしたりお昼寝したり、居心地よいハウス内でのんびり過ごせます。
私も、ハウス滞在中の女の子考案の即興遊び「なコンテスト」に加えてもらいました。まず手書きの参加券が配られ、指名されると、自分の「名前(な)」の一文字を選び自慢できる点を話します。それを、主催、進行、かつ審査員の女の子がジャッジするという趣向です。遊びを思いつく→皆でやってみる→次の遊びを思いつく… 外は凍てつく寒さでしたが、ハウスの中は春みたいでした。
もし外出が難しかったり、直接会うのは恥ずかしいけれどおしゃべりしたり遊びたいという場合には「オンラインよりみち」もあります。次回は2月13日(木)。毎月の開催日や詳細はチャイケモのWebにあるので、覗いてみてくださいね。
公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金:
重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。( NPO法人チャイルド・ケモ・ハウスは、発展的解散の手続きを経て、2022年9月より公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金に統合されました )
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