3月31日、西宮北口にあるアップ教育企画「こども館」で、春期保育プログラムとして絵本づくりをしてきました。昨年12月にイベントとして実施したのがキャンセル待ちの好評であったとのことで、再び呼んでいただきました。今回は、未就学児対象と小学生対象の2つのクラスで行いました。
6歳のお兄ちゃんゆうせいくんが作った妹のゆりかちゃんへ贈る絵本を紹介しますね。
「おなかいっぱいしあわせ」ゆうせいくん(6歳)作
主人公のカメが妹さんです。
ゆりかが ねています。 「あわわわわ、わっ!」
「やったー。 おいしそうな バナナとケーキ」
「こんなにいっぱい しあわせー」
お皿の上に並んでいるのは、ゆりかちゃんの好きな食べ物。
「これは食べられる」「これはまだ食べられない」と、1歳のゆりかちゃんが食べられるものを選んで並べていました。
ケーキのろうそくは1歳なので1本です。
「らん、らっららん。 あ、にいに。 いっしょにたべよう」
4見開き目で登場するカエルがゆうせいくんです。
ぎっこん ばったん。 「みんな じょうずじょうず」
続いて登場する見守るウサギがお母さん。シーソーに乗ったら、妹さんの方が重たくて、びっくりなのだそう。いっぱい食べたからなのでしょうか。
「ゆりか ここまでおいでー」「まって まって」
ジャングルジムのてっぺんにいるゆうせいくんのところまで、ゆりかちゃんが登ろうとしています。普段も一所懸命、ゆうせいくんを追いかけてくるのだそうです。
さいごに登場したクマがお父さんです。最初はサルを出してみて、ちょっとイメージとちがうなと検討しクマを選び直していました。
「にいに だいすき」
裏表紙では、仲良く風船につかまって空をお散歩。
妹さんのことが大好きで、大事に大事にこだわって作っていました。お母様も、ゆうせいくんのアイディアを尊重し、楽しみながら横で見守っていらっしゃいました。
小学生クラスでは、さっきまで大騒ぎで走り回っていた子どもたちが、シーンと静まり集中して作っている様子に、スタッフの皆さんが驚かれていました。
アップ教育企画さんとは、今後もご一緒させていただきます。
募集が始まりましたら、またFaceBookページ「PeKay」でもご案内させていただきますね。