Monthly Archives: 9月 2017

Pyonkeeでピッケ1


9月22日発売の「小学生からはじめるわいわいタブレットプログラミング」(日経BP社)は、ScratchのiPad版ともいえるPyonkeeをイチから楽しめる本です。
著者は Scratch/Pyonkee の伝道師 阿部和広さん。Pyonkeeの開発者 梅澤真史さんによる特別解説もあります。

Pyonkeeには初めからピッケが入っていて、絵素材として使えます。
ピッケのブログ記事のURL
とともに紹介してくださいました。

さっそく解説を読みながらやってみました。初心者向けでわかりやすいです。

「ルーレット」 見守るピッケを置いてみました。

「ペイントソフト」 ピッケの基本色とクレヨンにして、クレヨンっぽく 線を太めにしました。

以上ふたつは、従来のパソコン上のScratchでも、同様に楽しめます。
ここからがPyonkeeならでは。iPadの各種センサー(音、加速度、地磁気)を使えるのが面白いです。

「手拍子でダンス」 手拍子など大きな音に反応して、ピッケたちのポーズが変わります。

「迷路を脱出」 iPadをゲームのコントローラのように傾けて、道からはみ出ないようにピッケを進めます。難しくて、作例より単純な道にしても(もはや迷路ではない…)、私にはクリアできず。

次は、機動性が高いタブレットならではのアイディア。ジャンケンの3つの手を互いに写真に撮ってスロットにして、皆で「じゃんけん、ぽん!」

このジャンケン、今年2月のイベント「デジタルで創ろう! in 豊橋」での阿部さんによるワークショップで、大盛り上がりになりました。
私は自分の手を写真に撮るのが難しくて、代わりに描きました。

複数台のタブレットで皆で一緒に楽しめるというのは、パソコンではできないタブレットならではの魅力で、実際に子どもたちとやってみると想像以上に面白いです。スロットは、ジャンケン以外にもアイディア次第で様々に応用できますよ。
豊橋での阿部さんによるPyonkeeワークショップ(ブログの後半)>>
このときの写真(撮影:藤本忍さん)を本の中で使っていただけたことも嬉しいです。

以上ご紹介した作例5つをサーバに置きました。

Pyonkee用作例5つのダウンロード はこちら>>

Pyonkeeが入ったiPad 持っている方、よろしければご利用ください。ダウンロードして解凍いただくと、*.sb データが5つあります。iCloudに置いて、Pyonkee起動、ファイル>iCloudからインポート… で読み込めます。「迷路を脱出」はイマイチです。間違えてるのかも。


Scratchでは、任意の場所に置いて、ファイル>手元のコンピューターからアップロード で読み込めます。(動作するのはセンサーを使っていない2例のみ)

センサーを使っていない最初の2例は、Scratch上でも「共有」にしました。(パソコンで、以下のURLをクリックすると見れます。Flash要)

PeKay Roulette
PeKay Paint App

どうもこれまで、いわゆる「ゲームづくり」だとやる気が起きなかったのですが、この本は面白くて、その上かんたんで、あっという間に1冊ひと通りやってみました。(さいごの「方位磁石」だけは未) お薦めです。

関連する投稿
Pyonkee(ピョンキー)やScratch(スクラッチ)でピッケを使う方法
Pyonkeeでピッケ2

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Pyonkee(ピョンキー):http://www.softumeya.com/pyonkee/ja/
Scratch(スクラッチ):http://scratch.mit.edu/
ピッケのつくるえほん for iPad:http://www.pekay.jp/pkla/ipad
最初のピッケ「ピッケのおうち」Webサイト:http://www.pekay.jp/house/ ※ 15年以上昔につくったもので、iPadやスマホ上では動作しません。マウス操作のパソコンでのみ遊べます。
ピッケに関するお知らせやレポート: Facebookページ「ピッケ」
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ピッケのブログ 10年。ありがとうございます!


このブログを始めたのは、10年前の今日でした。
2007年9月21日「はじめまして!ピッケです。」

2001年にMicrosoftAgentでつくり始めたピッケを翌年から公開、2007年5月5日子どもの日に、Flash版「ピッケのおうち」としてリニューアルOPENして、ちょっと落ち着いた頃に始めたブログです。当時はまだ「ピッケのつくるえほん」も「ピッケのつくるプレゼンテーション」もなくて、Webサイト「ピッケのおうち」だけでした。

先日のワークショップに、「はじめて好きになったキャラクタがピッケ」という5年生の男の子が参加してくれました。幼稚園入園前、雨で外遊びできない日に、お母さんと一緒に遊んでくれていたそうです。Twitter上で大学生から「子どものときピッケ好きだった」と声をかけられて、びっくりしたこともありました。公開して15年以上経つのだから、成人した子どもたちがいるのも当然なのですよね。理屈ではわかってもビックリです。
たくさんの人に応援いただき続けることができ、続けているとたくさんの嬉しいことに出会えます。ありがとうございます。

ピッケ17年、ブログ10年、どちらもマイペースで続けます。これからもどうぞよろしく!

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ @豊橋こども未来館ここにこ


9月9日(土)、愛知県豊橋市のこども未来館(愛称:ここにこ)でワークショップをしました。今回で6回目です。2月に「デジタルで創ろう!」を開催した同じ会場です。

お父さんと参加してくれた4歳の男の子は、連れてきた小さなぬいぐるみと一緒に、お母さんへ贈る絵本をつくりました。できあがった紙の絵本を、早速ぬいぐるみに見せていました。

今回、兄弟姉妹での参加が多くありました。4歳の双子ちゃんも。
4年生のお姉さんと2年生の弟くんは、どちらもいとこたちへ贈る絵本です。


別の姉弟の4年生お姉さんは、おじいちゃんへ贈る絵本をつくっていました。

あと3作品ほど紹介しますね。
「そらのたび」みそのちゃん(6歳)

「たのしいつみきあそび」ゆいちゃん(8歳)

「楽しい川遊び」いくとくん(11歳)

「ピッケ大好き!」兄妹が参加してくれました。5年生のお兄ちゃんは、はじめて好きになったキャラクターがピッケだそうです。嬉しいなー。幼稚園入園前から、雨で外遊びできない日に、お母さんと一緒に「ピッケのおうち」で遊んだとのこと。大きくなるにつれピッケに会いに行く回数が減っていたのけれど、昨年「久しぶりにピッケやりたいな」となったのをきっかけに、3つ年下の妹さんにも火が付いたのだそうです。
その妹さんが、お手製のピッケ専用モバイルパソコンを持ってきてくれました。

本体は靴箱のリユースで、マスキングテープで丁寧に装飾してあります。モニタ部分は「ピッケのおうち」「リズムのもり」のステージ他オリジナル背景を差し替えられるようになっていて、ピッケたちもマグネットで留まります。針金は「ケーブル」で、山の背景に斜めに貼ると良い感じでした。白紙片2枚が貼られた赤い球体は2つボタンのマウスです。背景画はシワにならないようフタに挿し込んでしまえるようになっていて、他一式はキーボードの下に格納できます。まさにモバイル。素敵なアイディアがつまっていました。

時期は未定ですが、また ここにこでピッケしますね。ここにこ通信やここにこのホームページをチェックしてください。
それまで待てない人は、創造大の今井ゼミ主催「CoderDojo豊橋」に参加すると、ピッケの絵本づくりができます。学生さんたちメンターにヒントをもらいながら、参加者各自がしたいことを自分のペースで進める講座です。大半がScratch等のプログラミング希望のPC利用者ですので、iPadでピッケの絵本づくりをしたい旨を伝えてください。原則、毎週火曜木曜 16:30~18:00、Webで事前申し込みが必要です。

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使用アプリ:  ピッケのつくるえほん for iPad
最初のピッケ:「ピッケのおうち」15年以上昔につくったもので、iPadやスマホ上では動作しません。マウス操作のパソコンでのみピッケと遊べます。
ピッケに関するお知らせやレポート:  Facebookページ「ピッケ」
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