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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


7月6日土曜日は、外国にルーツのある子どもたちとの絵本づくりワークショップでした。
国籍限定を外した図書館での回は、今回も全員が日本人。『しろくまのパンツ』(tupera tupera 作、ブロンズ新社)を読み、テーマを、探す・見つける、または自由としました。選書は図書館司書さんによります。

飛んで行ってしまった文字を探しに行きます 小1さん作。

メガネがどこかへいっちゃった、海に落としたのかな、雪の森にも無い、出会った友だちに尋ねると… 小3さん。

星をみつけて七夕飾りに。録音では歌も歌いました 年長さん。

6歳さんの「ピッケのスペシャルスター」は今作でシリーズ5話目。テーマの「探す・見つける」を「スペシャルスター」と掛け合わせていて、筋運びも見事です。

発想がユニーク、物語展開が秀逸、落ち着いた語りや声色でキャラクタ描写ができる、絵づくりや画面構成、配色のセンスが抜群。子どもたちひとりひとりに色んな得意や魅力があり、発表会で互いの作品を見合って影響しあえるのは良いなと思います。立ちあう私は子どもたちの柔らかさに、ただただ感嘆するばかりです。

この日は35度の猛暑。会場の集会室にエアコンが無くて心配しましたが、水分を摂ってもらいながら、なんとか無事に終えました。(次回8月はエアコンありの会議室です)

午後の岩田校区市民館に、放課後子ども教室で参加してくれたフィリピン籍の3姉妹が来てくれました。他にもブラジル籍の初参加さんがひとり。
開始時間まで、おはなし絵カードで遊びました。

読み聞かせは、常連の小3さんにお任せ。

3姉妹は日本生まれではあるものの、家庭では母語で育ち、就学を機に日本語を使い始めたそうです。録音は、小1の双子さんで一緒にしてみました。「いっしょに~しよう!」の短文で。

ブラジル籍のふたりは、黒色を基調としたホラーをつくりました。
初参加の小5さん作から一部を抜粋(音声はなし)。

次回は8月10日土曜日、午前10時~は豊橋市中央図書館3階会議室、午後14時~は岩田校区市民館2階集会室です(主催:市民ボランティア「ピッケの会とよはし」、協力:中央図書館)。図書館での開催回は、国籍にかかわらずどなたでもご参加いただけます。

これまでの作品は、こちらのYouTubeページでご覧いただけます。(全部ではなく一部)
https://www.youtube.com/@TamieAsakura/videos

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使用アプリ:  ピッケのつくるえほん for iPad
ピッケに関するお知らせやレポート:  Facebookページ「ピッケ」

市民ボランティア「ピッケの会とよはし」(PeKay Toyohashi)さんのFacebook:
https://www.facebook.com/100091953173119

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放課後子ども教室でピッケ@豊橋市立岩田小学校



ピッケの会とよはし 伊藤孝良さんと一緒に、放課後子ども教室へ出かけました。コロナ禍後はじめてなので、かなり久しぶりです。宿題を済ませた子からピッケ。短い時間なので印刷まではいかず、プロジェクタで教室の前面へ上映するところまで。お母さんがお迎えにみえると、投影した作品の前に立って写真を撮ってもらっていました。
豊橋市では外国籍児童が多い3つの小学校で、外国籍児童を対象にした放課後子ども教室が平日毎日開設されています。母語話者を含む4人の指導員の先生が、勉強もみながら、生活の基本ルール、例えば 挨拶する、人を指差さない、他の人と話しているときは待つ、なども気づいたその場で伝えています。てんてこ舞いの忙しさの中で、本当に熱心に、ひとりひとりの子どもたちに向き合っていらっしゃいました。