Monthly Archives: 6月 2024

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


6月8日土曜日は、外国にルーツのある子どもたちとの絵本づくりワークショップ。と言っても、国籍限定を外した図書館での回は、この日も全員が日本人でした。そうではあるけれど、5歳から小5までの子どもたちに加え大人も一緒の場で、そこで行う活動は年齢関係なく皆が対等、というのは良いなと感じています。

この日のテーマは、給食、食べ物、または自由。
お母さんたちの参加はさらに増えて、5人の方が真剣に創作を楽しんでいました。録音に子どもたちも参加していたり


息子さん作の「なぞなぞ」に、お母さんが絵をつけたり。しかも録音の声は息子さんとは別の小2くんなのでした。(クラスでなぞなぞが流行っているそうで、前回も見せてもらった専用ノートには、さらに新作が増えていました)

発表会の進行も、いつの間にやら子どもたちが主導。クイズ形式の作品では、一時停止をして「どーっちだ?」「ヒント(を出して)!」と言いあいながら楽しんでいます。
会場の片付けも、皆で手分けして手伝ってくれて、あっという間に終わりました。ありがとう。

午後は岩田校区市民館へ。常連のブラジル籍女児がお祖母さんに送ってもらい、にぎやかに登場です。いつものことながらアイディアとエネルギーにあふれていて、まずは用意してあった大型絵本に眼を通し、次にアプリ上の作品をあれこれ眺めています。「これはどうすること?」というので見ると、私が昔つくったクリスマス絵本のさいごの場面でした。「アプリ上でなら、上にある花や星をツリーの上に並べて飾って、紙の絵本だったら、クレヨンや色鉛筆で描くよ」と答えると「それ使ってもいい?」もちろんOKです。

当初作りかけていたのを消して、数字の練習をするお話に。ひと見開きつくるごとに隣室へダッシュ、ぐるっと1周走ってきては、次の見開きにかかります。つくる、走る、つくる、とハイスピードにすすめていき、6見開き目で「数字をなぞろう!」、7見開き目で「(声に出して)数えてみよう!」としました。なるほど、彼女の「使ってもいい?」は、ここでしたか。読み手の参加を促す仕掛けを自作のテーマに沿うかたちで取り入れたのですね。

約束していたというブラジル籍の友だちは現れずで、ひとりとなりましたが、録音も前回に続き大張りきりで、給湯室で水の音、隣室で走って足音、口マネでボールを投げる音やラッパ音を表現するなど工夫を凝らしました。上映は、お迎えにいらしたお祖母さんも一緒に観て頂けました。

次回は7月6日土曜日、午前10時~は豊橋市中央図書館3階集会室、午後14時~は岩田校区市民館2階集会室です(主催:市民ボランティア「ピッケの会とよはし」、協力:中央図書館)。図書館での開催回は、国籍にかかわらずどなたでもご参加いただけます。

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使用アプリ:  ピッケのつくるえほん for iPad
ピッケに関するお知らせやレポート:  Facebookページ「ピッケ」

市民ボランティア「ピッケの会とよはし」(PeKay Toyohashi)さんのFacebook:
https://www.facebook.com/100091953173119

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大学でゲスト講義


6月11日は桃山学院大学(大阪府和泉市)へ出かけ、国際教養学部と社会学部生対象の授業「メディアリテラシー論」(土屋祐子先生)でゲスト講義でした。
事前に頂いたお題「デジタル絵本ワークショップにみるメディアリテラシーの可能性~ITツール開発と社会実践」に沿って、ITツール開発と社会実践にウェイトを置いた内容としました。
ユニークなのは、今日のゲスト講義について<記事>にまとめるという課題が出ていること。対象と媒体を各自が想定して書くのだそうです。例えば、開発者向け情報雑誌であったり、子育て世代のためのコミュニティWeb、あるいは、不特定多数が読むニュースといった具合に。ふさわしい見出しや文体、デザインを考え組み立てて書く。さらに、互いの記事を読みあう予定とのこと。どんな受けとめをされたかシビアに示されるわけで、おそろしくもありますが、それも含めて楽しみです。
講義後、土屋先生の研究室で3時間超話し込んでしまいました。おかげでメディアリテラシー論界隈について、少しアップデートできました。(研究室の窓には暮れゆく空)

教育短大で講義



先週~今週は、客員教授を務める神戸教育短期大学(学長:三木麻子先生)へ出かけました。大半の学生さんが長期履修制度(3年制)を利用していて、担当したのはその2年生、保育士や幼稚園教諭をめざす学生さんたちが対象です。ICT を活用した楽しい「創る」学び、なかでも幼少期に育みたい言葉の「創る」である物語づくりのデザインができる保育者となってほしいと授業準備をしました。
講話に加えひとり1台環境で実際につくります。録音の段になるとあちこちに輪が生まれ、セリフを複数人での掛け合いにしたり効果音を工夫したりとにぎやかでした。
子どもたちに、従来の読んでもらう楽しみに加えて、自分でお話をつくり語る楽しみを届けてほしい。ICTを創造の支援に用いて、その楽しい学びのデザインができる人になってほしいと願っています。

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