Category: ワークショップ・展示

ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


11月16日土曜日は、外国にルーツのある子どもたちとの絵本づくりワークショップでした。
インドネシアルーツの女児は来春から小学生。録音は日本語と母語で行い、来日して2年となるお父さんが通訳をしてくださいました。


父子とも図書館に来たのはこの日が初めてとのこと。豊橋市中央図書館には外国語の蔵書が多くあります。ワークショップ終了後に、図書館職員の村上まゆさんが、書庫を案内し貸出カード作成のお手伝い等をしてくださいました。

初参加の年長6歳さんは、ずっと参加したいと思いながら、土曜午前は野球の練習があり来れずにいたそう。とうとう野球をお休みして来てくれたのでした。1歳の弟くんも声で参加。とんとんとん♪


あいにく近隣小学校の発表会(文化祭的な行事)と重なってしまい参加者少なめでしたが、そのぶん子どもたちひとりひとりとゆっくり接することができました。

校区市民館での午後回も、発表会があった岩田小の子は少し遅れての参加となりました。
常連の小3さんが、しかけ絵本『おやさいどうぞ』(きのした けい 作、阿部 真由美 絵、コクヨ)を「アレンジして読む!」と、アンパンマンのキャラクタを主語に置きながら読んでくれて、5歳さんに大受けでした。

ブラジル籍の女子さんたちは、会うなり、それぞれの推しキャラについて大盛り上がり。学校区は別々なので、久しぶりに会えて母語で存分に話せるのが嬉しいのでしょう。その気持ちわかります。おしゃべりしながら制作に入ると「見ちゃダメ」「撮っちゃダメ」。かつて、トイレに行くのでさえ「付いて来て」「そこで待ってて」、「(チラシに)私の写真のせて」だった4歳さんが、そんなお年頃になったのですね。もちろん手も猛スピードで動いているのですが、残念ながら完成には至らず。ふたりとも、凝った作品をつくるので時間が足りなくなってしまうのです。お迎えのご家族もいらして、続きは持ち越しとなりました。

かたや5歳さんは全集中。わき目もふらず12見開きの大作をつくりました。録音時に、月曜から日曜へのお話になっていたのだと知りました。

次回は12月14日土曜日、午前10時~は豊橋市中央図書館3階会議室、午後14時~は岩田校区市民館です(主催:市民ボランティア「ピッケの会とよはし」、協力:中央図書館)。図書館での開催回は、国籍にかかわらずどなたでもご参加いただけます。

これまでの作品は、こちらのYouTubeページでご覧いただけます。(全部ではなく一部)
https://www.youtube.com/@TamieAsakura/videos

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使用アプリ:  ピッケのつくるえほん for iPad
ピッケに関するお知らせやレポート:  Facebookページ「ピッケ」
instagram:  https://www.instagram.com/tamie.asakura/

市民ボランティア「ピッケの会とよはし」(PeKay Toyohashi)さんのFacebook:
https://www.facebook.com/100091953173119

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@楽(大阪旭区)


ご実家の内科医院をリノベし開設なさった私設公民館『楽』(代表:田中かおりさん、大阪旭区)での絵本づくりは、子ども〜大人、国籍も混じって大賑わいでした。ネパールの子どもたちの内ひとりは来日まだ2ヶ月。消防自動車はドモコル、火はアゴと教えてくれて、バイリンガル絵本をつくりました。(主催:桃山学院大学土屋祐子研究室)
『楽』:https://manabi-space-raku.hp.peraichi.com/

今日のワークショップの紹介も含め、11/23 メディフェス 2024 in 関西(於:立命館大学OIC)「多文化理解と表現の広場―みんなでつくる!デジタル絵本、DST、共生の居場所」枠で話します。会場はおおさか茨木キャンパス。参加費無料。9月のINSTeMに行きそびれたよという方もぜひお越しください。会場で語らいましょう。
詳細と事前登録はコチラ→ https://medifes2024.peatix.com/

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


10月12日土曜日は、外国にルーツのある子どもたちとの絵本づくりワークショップでした。
シナモン推し小3さんのこの日の持参品は、揺りかごに入ったシナモン。かたや、クロミ推し小5さんがリュックから取り出したのは、クロミのぬいぐるみ。フェルトの布団は小3さん手作りのプレゼントだそう。

いつものように絵本を読んでくれたあと、ふたりとも、それぞれの推しの絵本をつくりました。細部まで凝っています。


作品的に「不要」とのことで録音はせず、発表はライブで。各シーンに隠れている文字を見つけるという趣向ゆえ、確かに不要でした。ふたりが繰り出すクイズに、5歳さんが一所懸命に答えていました。みごと全問正解。
付き添いの妹さんもあと1年くらいしたら一緒につくれるでしょうか。

国籍限定を外した図書館での回は、今回も全員が日本人でした。『へんしんトイレ』(あきやま ただし 作・絵、金の星社)を読み、変身、または自由をテーマに絵本をつくりました。選書は図書館司書さんです。

インコを飼い始めた小3さんがつくったのは「へんしんインコ」

初参加の4歳さんは、よそのお母さんにすっかり懐いて、一緒にテラスで録音していました。
4歳さんも声で参加して完成。

ご自身のお子さんはもとより、どの子どものことも尊重なさり柔らかに接していらして、見習いたいなといつも思います。

今回は参加者少なめでした。来週末は豊橋祭り、その次の週末は校区市民館祭りなので、この土日は園の運動会や行事が多く、加えて、各地区の氏神様のお祭も多いのだそう。来てくれた子どもたちも、午後からは地元のお祭へ行く、神輿のお役目あるので早抜けする等、それを教えてくれる声まで弾んでいます。秋晴れの運動会日和、それぞれ楽しい一日となったことでしょう。

次回は11月16日土曜日、午前10時~は豊橋市中央図書館3階会議室、午後14時~は岩田校区市民館です(主催:市民ボランティア「ピッケの会とよはし」、協力:中央図書館)。図書館での開催回は、国籍にかかわらずどなたでもご参加いただけます。

これまでの作品は、こちらのYouTubeページでご覧いただけます。(全部ではなく一部)
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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋



9月7日土曜日は、外国にルーツのある子どもたちとの絵本づくりワークショップでした。
前回シナモンのぬいぐるみを抱えて全身シナモンの装いでやってきたブラジル籍の常連さん、この日はマスケラーナ(浜名湖パルパルのキャラクタ)と一緒に登場。入ってくるなり「今日は野菜の話にする!」たまたま、図書館司書さん選書の読み聞かせ絵本も『おやおや、おやさい』(石津 ちひろ 文、山村 浩二 絵、福音館書店)で、ご機嫌で読んでくれました。この絵本の見返しにあしらわれているのが本文のテキストであることにも、すぐに気付きました。
絵本づくりのテーマは、語呂あわせ・ダジャレ・韻を踏む、または自由。「見ちゃダメ!」と制作途中は一切見せてくれないものの、手は動いていて、話し、歌い続け、ときどき踊って、完成。ページごとに配した食べ物が、それぞれの得意な曲を歌うというつくりになっていて、録音時は、10ページ分の全10曲を歌い、さらに裏表紙では『おやおや、おやさい』の本文を早口に読み上げました。題名を「歌(うた)が上手(うま)い食べ物」としたことから、テーマも意識しているとわかります。

参加3回目の小5さんは、「クロミを知らないと言っていたから」とぬいぐるみを持って来て見せてくれました。これまでの2回は「録音はしない(したくない)」だったのが、初めて、ふたりで一緒に録音もしました。お迎えにいらしたご家族にも観てもらい発表会。上映の間も歌に合わせて踊っていました。

国籍限定を外した図書館での回は、今回も全員が日本人でした。

最近飼い始めたというインコのお話をつくってくれたのは小3さん。「いい子のインコ」とテーマも押さえられています。ママがベッドの中で「おはよー」と言っている裏表紙は、「おかあさんおきて。」2年前のこのエピソードを知っている参加者にとっては、思わず ふふふ… となるのでした。

お母さんたちの作品にも いつも舌を巻きます。

ワークショップ終了後、小2さんが持ってきてくれた夏休みの工作で遊びました。ワニをハンマーでたたくゲームは去年の作品、新作は「たこやきゲーム」。どちらも見た目のデザインも機構も優れていて、しかも子どもたちの激しい使い方にも耐えるしっかりした造りです。

図書館での回はすっかり日本人ばかりになってはいますが、様々な個性、異年齢の子たちが混じり、つくることにおいて大人も子どもも対等の良い場になっていると感じます。思いもよらぬ一大事が発生するご家庭もあります。そんなとき、特に古参の方たちは、立ち入り過ぎない程よい距離感で、互いを気にかけていて、ご事情で来れずにいた家族が久しぶりに参加予定と知ると、自身のお子さんは来れない日であっても会いに来てくれる。そんなお母さんたちのおかげで、この場が成り立っています。中心にある活動が「お話」であることも、場を性格付けているのかもしれません。お話を読んでもらう、自分のお話をつくり語る、熱心に聴いてくれる人たちがいて、温かな反応が返ってくる。「お話」を介し言葉が行き交う場であることが、安心できる緩やかな人の繋がりを育くむ気がしています。

次回は10月12日土曜日、午前10時~は豊橋市中央図書館3階会議室、午後14時~は岩田校区市民館の2階です(主催:市民ボランティア「ピッケの会とよはし」、協力:中央図書館)。図書館での開催回は、国籍にかかわらずどなたでもご参加いただけます。

これまでの作品は、こちらのYouTubeページでご覧いただけます。(全部ではなく一部)
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放課後子ども教室でピッケ@豊橋市立岩田小学校


ピッケの会とよはし 伊藤孝良さんと一緒に、放課後子ども教室へ出かけました。宿題を済ませた子からピッケ。短い時間ですが、何人かは製本までできました。母語話者を含む4人の指導員の先生が、勉強も見ながら、子どもたちを愛情深く見守っていらっしゃいます。途中、市外へ転校した子がふいに遊びに来て、子どもたちは互いに名前を呼び抱き合って大喜び。絵本も作っていきました。

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


8月10日土曜日は、外国にルーツのある子どもたちとの絵本づくりワークショップでした。
シナモンのぬいぐるみを抱え、バッグ、サンダル、髪留にいたるまでシナモン尽くしでやってきたブラジル籍の常連さん。到着するなり、シナモンの歌を歌い、シナモンにまつわるクイズを始めました。
この調子だと絵本は読まないかしらと思いましたが、そこは自分の役割と思っているようで、しっかり読んでくれました。絵本は『めっきらもっきらどおんどん』(長谷川 摂子 作、ふりや なな 絵、福音館書店)図書館司書さんの選書です。ともない、テーマを、妖怪・おばけ、または自由としました。
読み終えると、再びいい調子で歌い続けます。アンパンマンの替歌、安全確認の歌など。歌う間も手は動いていて、できあがったお話はもちろん「シナモン」。

一方、参加2回目のブラジル籍さんの推しは、クロミちゃんとのこと。つくったのは前回に続いてホラー、12見開きの大作でした。前回つくった絵本も大切に持っていて、「毎週土曜日がこのワークショップだったらいいのに」と。
ふたりとも凝ったつくりゆえ、終わり時間を過ぎお迎えの保護者さんがいらしても終わらずで、あとちょっと、あとちょっとと延長。なんとか完成し、製本はご自宅でとなりました。

国籍限定を外した図書館での回は、今回も全員が日本人でした。

妹の「のんたん」が登場する「のんたんおばけ」は5歳さん作。のんたんはお母さんに抱っこされてお姉さんを応援していました。

初参加の未就学児さんが多く、録音操作はお母さんに手伝ってもらいながら。

頭がふたつあるヘビと縄跳びをしたり、雲、お月様と星、公園や家中のモノ全部がオバケになったり、ろくろ首や人魂まで。それぞれ思い思いのおばけや妖怪を生み出しました。

次回は9月7日土曜日、午前10時~は豊橋市中央図書館3階集会室、午後14時~は岩田校区市民館の2階児童室です(主催:市民ボランティア「ピッケの会とよはし」、協力:中央図書館)。図書館での開催回は、国籍にかかわらずどなたでもご参加いただけます。

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「よりみち」ピッケの日でチャイケモへ



チャイルド・ケモ・ハウス利用中の子どもたちや家族、こども病院へ通う方、在宅闘病中の子どもたちや家族を対象にした「よりみち」。今日はピッケの日、きょうだい児さんや保護者さんも一緒に絵本づくりをしました。さいごはハウス内でかくれんぼ。丸いちにち、私もたっぷり遊びました。

公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金
重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。( NPO法人チャイルド・ケモ・ハウスは、発展的解散の手続きを経て、2022年9月より公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金に統合されました )

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


7月6日土曜日は、外国にルーツのある子どもたちとの絵本づくりワークショップでした。
国籍限定を外した図書館での回は、今回も全員が日本人。『しろくまのパンツ』(tupera tupera 作、ブロンズ新社)を読み、テーマを、探す・見つける、または自由としました。選書は図書館司書さんによります。

飛んで行ってしまった文字を探しに行きます 小1さん作。

メガネがどこかへいっちゃった、海に落としたのかな、雪の森にも無い、出会った友だちに尋ねると… 小3さん。

星をみつけて七夕飾りに。録音では歌も歌いました 年長さん。

6歳さんの「ピッケのスペシャルスター」は今作でシリーズ5話目。テーマの「探す・見つける」を「スペシャルスター」と掛け合わせていて、筋運びも見事です。

発想がユニーク、物語展開が秀逸、落ち着いた語りや声色でキャラクタ描写ができる、絵づくりや画面構成、配色のセンスが抜群。子どもたちひとりひとりに色んな得意や魅力があり、発表会で互いの作品を見合って影響しあえるのは良いなと思います。立ちあう私は子どもたちの柔らかさに、ただただ感嘆するばかりです。

この日は35度の猛暑。会場の集会室にエアコンが無くて心配しましたが、水分を摂ってもらいながら、なんとか無事に終えました。(次回8月はエアコンありの会議室です)

午後の岩田校区市民館に、放課後子ども教室で参加してくれたフィリピン籍の3姉妹が来てくれました。他にもブラジル籍の初参加さんがひとり。
開始時間まで、おはなし絵カードで遊びました。

読み聞かせは、常連の小3さんにお任せ。

3姉妹は日本生まれではあるものの、家庭では母語で育ち、就学を機に日本語を使い始めたそうです。録音は、小1の双子さんで一緒にしてみました。「いっしょに~しよう!」の短文で。

ブラジル籍のふたりは、黒色を基調としたホラーをつくりました。
初参加の小5さん作から一部を抜粋(音声はなし)。

次回は8月10日土曜日、午前10時~は豊橋市中央図書館3階会議室、午後14時~は岩田校区市民館2階集会室です(主催:市民ボランティア「ピッケの会とよはし」、協力:中央図書館)。図書館での開催回は、国籍にかかわらずどなたでもご参加いただけます。

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放課後子ども教室でピッケ@豊橋市立岩田小学校



ピッケの会とよはし 伊藤孝良さんと一緒に、放課後子ども教室へ出かけました。コロナ禍後はじめてなので、かなり久しぶりです。宿題を済ませた子からピッケ。短い時間なので印刷まではいかず、プロジェクタで教室の前面へ上映するところまで。お母さんがお迎えにみえると、投影した作品の前に立って写真を撮ってもらっていました。
豊橋市では外国籍児童が多い3つの小学校で、外国籍児童を対象にした放課後子ども教室が平日毎日開設されています。母語話者を含む4人の指導員の先生が、勉強もみながら、生活の基本ルール、例えば 挨拶する、人を指差さない、他の人と話しているときは待つ、なども気づいたその場で伝えています。てんてこ舞いの忙しさの中で、本当に熱心に、ひとりひとりの子どもたちに向き合っていらっしゃいました。

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


6月8日土曜日は、外国にルーツのある子どもたちとの絵本づくりワークショップ。と言っても、国籍限定を外した図書館での回は、この日も全員が日本人でした。そうではあるけれど、5歳から小5までの子どもたちに加え大人も一緒の場で、そこで行う活動は年齢関係なく皆が対等、というのは良いなと感じています。

この日のテーマは、給食、食べ物、または自由。
お母さんたちの参加はさらに増えて、5人の方が真剣に創作を楽しんでいました。録音に子どもたちも参加していたり


息子さん作の「なぞなぞ」に、お母さんが絵をつけたり。しかも録音の声は息子さんとは別の小2くんなのでした。(クラスでなぞなぞが流行っているそうで、前回も見せてもらった専用ノートには、さらに新作が増えていました)

発表会の進行も、いつの間にやら子どもたちが主導。クイズ形式の作品では、一時停止をして「どーっちだ?」「ヒント(を出して)!」と言いあいながら楽しんでいます。
会場の片付けも、皆で手分けして手伝ってくれて、あっという間に終わりました。ありがとう。

午後は岩田校区市民館へ。常連のブラジル籍女児がお祖母さんに送ってもらい、にぎやかに登場です。いつものことながらアイディアとエネルギーにあふれていて、まずは用意してあった大型絵本に眼を通し、次にアプリ上の作品をあれこれ眺めています。「これはどうすること?」というので見ると、私が昔つくったクリスマス絵本のさいごの場面でした。「アプリ上でなら、上にある花や星をツリーの上に並べて飾って、紙の絵本だったら、クレヨンや色鉛筆で描くよ」と答えると「それ使ってもいい?」もちろんOKです。

当初作りかけていたのを消して、数字の練習をするお話に。ひと見開きつくるごとに隣室へダッシュ、ぐるっと1周走ってきては、次の見開きにかかります。つくる、走る、つくる、とハイスピードにすすめていき、6見開き目で「数字をなぞろう!」、7見開き目で「(声に出して)数えてみよう!」としました。なるほど、彼女の「使ってもいい?」は、ここでしたか。読み手の参加を促す仕掛けを自作のテーマに沿うかたちで取り入れたのですね。

約束していたというブラジル籍の友だちは現れずで、ひとりとなりましたが、録音も前回に続き大張りきりで、給湯室で水の音、隣室で走って足音、口マネでボールを投げる音やラッパ音を表現するなど工夫を凝らしました。上映は、お迎えにいらしたお祖母さんも一緒に観て頂けました。

次回は7月6日土曜日、午前10時~は豊橋市中央図書館3階集会室、午後14時~は岩田校区市民館2階集会室です(主催:市民ボランティア「ピッケの会とよはし」、協力:中央図書館)。図書館での開催回は、国籍にかかわらずどなたでもご参加いただけます。

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