Category: 公教育

オンラインでゲスト講義


愛知淑徳大学 人間情報学部(佐藤朝美先生)でゲスト講義を担当しました。お招き頂くのは5回目。昨年度に続きオンラインでの授業となりました。

これまでの授業でスクラッチもしていて、来年の卒業時には論文だけでなくアプリやWeb制作を手がける場合もあるとのことで、アプリ開発話をふくめた講話をメインにしました。言葉の大切さとデザインについて。アプリをデザインするには、まず先に実現したい情景があって、そこへ向かう工程の適所にICTを配すること。アプリ側が過剰にやり過ぎないこと。活動をデザインする際に心がける留意点としては、「廃材工作×お話づくり」を例に、「お話を聴く→廃材でつくる→お話をつくる」一連の流れをシームレスに、子どもの中で膨らんでいく物語世界を損なわぬように、丁寧に「場」を用意し見守ると話しました。アプリのデザイン、活動のデザインどちらにおいても考え方の基本にあるのは、子どもの生来の力を信じ、それを伸ばすための支援をするという姿勢です。また、世界を見渡せば、自然災害、パンデミック、侵略戦争など喫緊の課題が山積していて、私たちはその渦中に生きています。皆さんが将来どんな道へ進み何を創り生み出すとしても、社会課題と無関係ではいられないと伝えました。私も今まさに痛感しており、自身の課題でもあります。

お話づくり体験はUIデザインを試してもらう程度のごく短時間であったのに、全8チームが仕上げていて驚きました。それだけに見て回れないのがなんとももどかしくて。来年は対面で行けますように!


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教育短大で講義


先週から週3日×2週間、客員教授を務める神戸教育短期大学へ出かけていました。
学生の大半が長期履修制度(3年制)を選んでいて、担当したのはその2年生、将来、保育士や幼稚園教諭になる皆さんが対象の授業です。

講義のねらいは「子どもたちが言葉の楽しみに浸れる楽しい『創る』活動をデザインできる」としました。子どもたちに、従来の読んでもらう楽しみに加えて、自分でお話をつくり語る楽しみを届けてほしいのです。体験では、ひとり1台環境で実際につくり、録音もしてデジタル絵本を完成させました。

落ち着く場所をみつけ、ひとりで、あるいは仲間と役を割り振って録音。

例えば同じ花火の場面でも、サッと検索してぴったりなフリー音源を探してくる学生さんがいる一方、「ひゅるるるる~」「ドカーン」と複数人によるオノマトペで効果音とするグループもあって、それぞれの工夫が楽しいです。壮大な楽曲を即興演奏して録音する強者もいて、学生さんたちのアイディアと瞬発力につくづく感心しました。

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オンライン授業@京都市立総合支援学校


 京都市立総合支援学校の教室と繋げて、午前午後それぞれ2時間ずつ2クラスに分けて、オンライン授業をしました。チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)井上さん(保育士さん)も一緒です。

 午前のクラスは子どもたちの「休憩なくて大丈夫」の声にそのまま続けました。終わってみるとさすがに少し疲れた様子で、反省。午後は10分休憩を入れることに。子どもたちの集中力すばらしくて、制作中はとても静かです。文字入れも録音も済ませて大作を完成した子もありました。途中になった子どもたちも、今週いっぱいそのまま自由制作できます。ひとり何冊つくってもOK。
 来週こちらでデータ整理し、卒業式、終業式に間に合うよう送ります。どんな作品ができあがるか楽しみです。

 午前と午後で、背景のピッケ額を替えてみました。(誰も気づかないだろうと思いつつ)

※ 2019年度2020年度の「おでかけピッケ」「おへやでピッケ」は、公益財団法人ノエビアグリーン財団の助成を受けています。
NPO法人 チャイルド・ケモ・ハウス
重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。

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芦屋市広報番組で絵本づくり活動が紹介


 芦屋市広報番組「あしやトライあんぐる」の特集「21世紀型スキルの育成~精道こども園でのICT活用~」で、「ピッケのつくるえほん」を使った活動が紹介されました。秋の森へ出かけどんぐりで遊んだあとに「秋の森」絵本づくりを楽しんだり、2人組で友だちと一緒に取り組むなど、園ならではの遊び方を工夫なさっています。

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@羽田保育園(豊橋)



 羽田八幡宮へと向かう緑豊かな参道沿いにある保育園で絵本づくりをしました。
外国人集住地区でのワークショップでいつも市民ボランティアとして奔走くださっている伊藤孝良さん(元中央図書館長)が、園長先生をなさっているご縁です。当初は昨年度の計画であったのがコロナ禍で延び延びとなり、ようやく実現の運びとなりました。
 年長さん2クラスを午前と午後それぞれ1時間半ずつ、全3日間の予定です。初日は、導入と練習、お話づくりを途中まで。園生活でどんなことがあったかを教えてもらう中で、運動会のリレーの話になりました。アプリ操作の説明も兼ね、走るポーズのピッケたちにバトンを持たせると「違う~!」と大ブーイング。バトンは棒状ではなくリング状なのだそうです。積木の中で近いカタチを子どもたちから指示を受けつつ選び、色も教えてもらって赤、黄、青の三色としたところ、ようやく納得してもらえました。
 そして今日は2日目、早い子たちは録音まで進みました。人数が多いので、録音操作を手伝える大人の人数が足りないと心配しましたが、説明を聞いただけで自分たちでできていて頼もしいです。自分の声を録って聞くのがずいぶん楽しかったようで、ボルテージは上がりっぱなしに。終了間際「皆に観てもらいたい人」と園長先生が呼びかけると「ハイ、ハイ、ハイ!!」とすごい勢いでたくさんの手が挙がりました。
 しあさって月曜を最終日とし仕上げます。せっかくの録音、できればノイズを少なくしてあげたいので、グループに分けて時間をずらすなど考えたいです。
 対面で一度に20人近くの大人数は久しぶりで、子どもたちの創るを楽しむ熱量、十人十色の取り組み姿勢、アイディアの伝播の早さ等など、自分の中で「あー、こうだった」と感覚が蘇るようでした。

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オンライン授業@京都府立医科大学附属病院


 京都府立医科大学附属病院の分教室(院内学級)と繋げて、先週は小学部の子どもたちと、今週は中学部の生徒さんたちとオンライン授業をしました。今回も、チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)井上さん(保育士さん)も一緒です。

 治療や投薬があるので看護師さんの出入りもありながら、子どもたちそれぞれの病状やその日の体調に合わせて無理なく進めます。
 小学部は低学年が多いこともあって賑やかな時間となりました。完成した絵本を贈る相手は、お姉ちゃん、ねえねとママ、なかには「恐竜!」の声もありました。一方、中学部はじっくり考えながらの制作。このあと1週間ほどそのまま貸し出すので、自分のペースでつくってもらえます。どんな作品に仕上がるか楽しみです。

 ナラティブは、がんばっている子どもたちの気持ちをひととき軽くし楽しみをもたらします。コロナ禍でオンラインに形を変えながらもこうして継続できているのは、受け入れてくださる先生方やチャイケモの皆さんのおかげです。

 食堂をピッケ仕様に変貌させるのが、ずいぶん手早くなりました。

※ 2019年度2020年度の「おでかけピッケ」「おへやでピッケ」は、公益財団法人ノエビアグリーン財団の助成を受けています。
NPO法人 チャイルド・ケモ・ハウス
重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。

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オンライン授業@京都市立病院院内学級



 京都市立病院の分教室(院内学級)と繋げてオンライン授業をしました。今回も、チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)井上さん(保育士さん)のサポートが心強いです。
 治療の都合や当日の体調で、途中の出入り自由、ビデオのON/OFFも自由にと、無理ないようご参加頂いています。今日の参加者は中学生だったので、文字入力の方法も詳しく説明。相部屋だと録音しにくいといった事情もあるもので。
 制作の途中経過を見せてくれたNくんが、授業の終わりがけ、自らビデオをオンにしたなと思ったら、拍手する手をアップで映して見送ってくれました。

※ 2019年度2020年度の「おでかけピッケ」「おへやでピッケ」は、公益財団法人ノエビアグリーン財団の助成を受けています。
NPO法人 チャイルド・ケモ・ハウス
重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。

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「ピッケのつくるえほん」研修@芦屋市立大東保育所


 先月の岩園保育所に続いて大東保育所でも研修を担当しました。
 研修会では先生方へ、ICTを「創る」に、なかでも幼少期には言葉の「創る」に使いましょうと伝えています。急速に押し寄せる教育ICT化の波に、戸惑いや不安を感じる方もあることでしょう。お話づくりの楽しさをまずはご自身で体験し安心してほしい。その上で子どもたちへ楽しい活動を届けてもらいたいのです。

 今回は、いつものテーマに加えて、なぜ公教育しかも幼児教育にまでICTを導入するのかについてもお話ししました。デジタルネイティブと呼ばれ機器の操作にも長けている子どもたちですが、消費者としての受け身な接し方にとどまっている事例を少なからず目にします。また、子どもの家庭環境も様々です。小学校から始まるプログラミング教育に備え高い月謝を払って教室へ通わせる家庭もある一方、経済的にも恵まれず教育への関心も低いご家庭もあります。最初の出会いは大事です。自ら取り組む楽しい「創る」でICTと出会ってほしい。どんな家庭に生まれた子どもにも等しく幸せな出会いを届けたい。それをできるのが公教育なのです。

 大東保育所の皆さんはとても朗らかで、興味津々で絵本づくりを楽しんでくださり、講話にも真剣に耳を傾けてくださいました。研修会が終わるやいなや「(つくった絵本作品を)子どもたちに見てもらおう!」と所長先生から声があがり、先生方も「いいね」と即応なさっていました。実に良いチームです。きっと子どもたち主体の楽しい活動に育てて下さることでしょう。

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オンライン授業@京大附属病院院内学級



 京大附属病院の分教室(院内学級)と繋げてオンライン授業をしました。子どもたちはそれぞれベッドサイドからの参加です。手元は見えないものの、表情から夢中になっている様子が伝わってきます。教室の先生方もつくってくださっている様子が画面越しに見えました。
 京大病院でのピッケは、感染拡大直前の昨年2月「おでかけピッケ」(訪問授業)以来となります。分教室の先生から「まだまだ先の見えない状況だけれど、今年度のどこかでなんとか実施できないだろうか」とご連絡頂いたのは7月。そこから、どうすれば、いつなら安心な状況で楽しめるか、何度も打合せをして迎えた当日でした。チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の井上さん(保育士さん)も、子どもたちへの朗らかな声がけで場を和ませてくれました。
 授業後そのまま1週間貸出をして、引き続き自由につくってもらいます。どんな作品ができあがるか楽しみです。
※ 2019年度2020年度の「おでかけピッケ」「おへやでピッケ」は、公益財団法人ノエビアグリーン財団の助成を受けています。
NPO法人 チャイルド・ケモ・ハウス
重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。

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「ピッケのつくるえほん」研修@芦屋市立岩園保育所


保育士の先生方を対象とした研修を担当しました。
急速にGIGAスクール構想が進み、ともない幼児教育、保育の場にもデジタル化の波が押し寄せてきていますね。「やらねばならぬこと」として向き合うのは、それが何であっても気乗りはしにくく、きっと不安に感じていらっしゃる先生もあることでしょう。まずはご自身が楽しいと感じ安心してほしい。私も楽しみながら準備をして当日を迎えました。

途中、体験時間も設けました。市役所での12月の研修時にも感じましたが、日々子どもたちと一緒に過ごしているからか、どなたも発想が柔らかく、お話は生活に根ざしています。泣いたり怒ったりするリアルな子どもの姿を捉えていて、かくれんぼなどの遊びも子ども視点から描かれているので、すっとその中に入っていけます。

「貸して」と言われたら「どうぞ」と応じましょうという教えが幼い頃から疑問で「ちょっと待って」だってあるよと感じていた私としては、このお話も好きです。

加えて皆さん録音にも迷いがなく、声に情感もあって素敵です。(さいご4見開き目で、つい後ろから勝手に参加してしまいました。せっかくの名調子をこわしてますね、ごめんなさい)

かれこれ20年ひたすら同じことを言い続けていますが、今回も「幼少期に言葉の楽しみにたっぷり浸らせてあげましょう。子どもたちをICTと『創る』で出会わせてあげましょう」とお話ししました。

対面での研修や講義は半年以上ぶり。やはり画面を通してよりも得られる有形無形のものが多くて、いいなぁと感じました。何より、所長先生をはじめ、ベテラン先生からも若手の先生からも熱意が伝わってきて、この皆さんであれば、子どもたちに楽しい場を設けてくださるに違いないと、嬉しく頼もしくなりました。

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