ノックの音。誰かな?と思ったら、以前ときどき遊びに来ていた女の子2人組。もう6年生になったそう。
2人で並んでおはなしづくり。アイスクリームを落としてしまうお話です。
2日続けてやって来て、おそろいの2冊ができあがり。
裏表紙で、ちゃんと歯みがきしてから「おやすみなさい」しているのが
なんだか微笑ましいですね。
Category: ピッケのつくるえほん
D-project(デジタル表現研究会)の公開研究会で、千葉県柏市の元図工の先生が、「ピッケのつくるえほん」を利用した絵本づくりの授業の提案をしてくださいました。
柏市の村田直江先生
D-projectの「D」は、「デジタル」と「デザイン」の2つの意味とのこと。
「メディア創造力」の育成をめざした授業を考え、実践、研究されています。
絵本づくりに参加・見学してくださったのは、小・中・高校の先生や大学の研究者。
以前、「学校への導入には、学習指導要領のこの教科のこの単元に使えるという具体例が要る」と指摘されたことがあり、学習指導要領に則した提案をリストにして持参しました。
ところが、体験した先生から「このままで国語の授業に使える」と言っていただけたり、高校の先生には「高校生にも使える」と言っていただけたり。確かに 高校生という時期は思春期で表現が止まってしまう年齢なだけに、そこを伸ばしてあげるツールとして良いかもしれません。
うまい下手を気にしない幼い子どもは伸び伸び表現しますが、絵が描ける描けないという能力がさらけだされて自分に力がないことがわかってくると、表現することをやめてしまいがちなので。
さすが学校の先生で、どなたも「あと何分」の制作時間をピタリとおさめ、発表もお見事。
自分では気づかない指摘もいただけて、実り多い1日となりました。
あっという間に3月、桃の節句ですね。
鳩居堂さんの絵葉書
すっかり、ブログの更新を怠けていました。
今やっているのは、「ピッケのつくるえほん」の細かなバージョンアップ。
旭小学校で算数の授業を見学させてもらったとき
お皿にケーキを並べたあと、そのお皿ごとレイアウト変更しようとして苦労している子が結構いました。(「かけ算」の文章題作成だったので)
「高度なことより、シンプルわかりやすいを優先」が基本方針ではありますが、複数選択は欲しいですよね。
GUIの追加はせず、キーとの併用でできるよう仕様追加中。
次の機会に組み込める予定です。
(既にパーソナル版をお買い求めいただいている方には、もちろん無料でバージョンアップいただけるようにします)
今日のおやつは、和三宝糖の干菓子。
3時まで待てぬかも。
2/13土曜日、岐阜県大垣市の図書館で、PC2台だけの「ピッケのつくるえほん」1日体験コーナーが開設されました。(私は行っていなくて全ておまかせ)
机に装飾幕を付けてくださり、よくある長机が可愛く変身
フル回転の大盛況「もっと作りたい」の要望たくさんで、やむなく「近日中に、情報工房で体験して頂けるようにします」と言わざるえなくなったそう。嬉しいな!
具体的な日程が決まりましたら、あらためてお知らせしますね。
昨年夏の大垣市情報工房でのイベントの様子は こちら>>
デジタルつみきに、ハート型アイテムを追加しました。
ダウンロードストアからお買い求めいただいてご利用中の方には、アプリ起動時にアップデートをお知らせするダイアログが開きます。(アップデートは無料です)
Facebookの「ピッケのつくるえほん」(PeKay’s Little Author)では、お試し期間中の今なら、無料会員のままで2作まで作れます。
カードの代わりに小さなオリジナル絵本を作って、バレンタインに贈りませんか。恋人はもちろん、家族や友人など大切な人へ。
Facebook版「ピッケのつくるえほん」については こちら>>
先週末、都内某社のスタジオで、初の大人のみ対象、しかも男性ばかり10数人のワークショップをしました。内、何人かはパパさん。
ざっと説明した後、スタジオ内それぞれ好きな場所で陣取り、思い思いに作成。
正直どうなることか…と心配だったけれど、力作ぞろいで大盛り上がりに。続くライブ内での発表会(楽しすぎて写真撮るの忘れてましたっ)も、生ギターBGM付きで良い感じ、ひとりはお話を自らギター弾き語りナンバーにして熱唱。
なかなか「ごめんなさい」が言えないお年頃2歳のお子さんのための絵本。
「ピッケのつくるえほん」を試してくださっている千葉県の柏市立旭小学校の算数の授業を見学させていただきました。
パソコン教室に40台のPC。
小学校2年生の掛け算の教科書に「文章題を作る」という課題があります。 掛け算を数式を入り口に学ぶと、現実の事象との結びつきが弱く、ただなんとなく「A×B」と式をたてるだけのあいまいな理解に終わりがちです。
そこで文章題で学びます。まず、自分で考えたかけ算の問題をノートに書きます。
続いて、つくった文章題を「つくるえほん」で絵本にします。
箱に6ケづつ入ったドーナツ、池にあひるなど。
あいまいな理解のままでは、絵で表現することができません。そのため、つまづいている箇所が、子ども本人にも先生にも浮彫りになります。図や絵を思い浮かべながら視覚的に考えられるようになります。
楽しい「かけざんのえほん」が、いっぱいできました。
この2学期、立命館小学校のロボティクス科1年生の授業でピッケを活用いただいています。40分×13コマを「ピッケのおうち」を素材にカリキュラムを組み、実施なさっています。その中盤にあたる昨日、私も2コマを担当。京都まで出かけてきました。
校内にアクトシアターという立派なホールがあって、当初は、そのホールでの講演を希望されていました。でも、話を聴くだけの80分は長すぎるだろうと、お話+ミニワークショップとさせてもらいました。
2クラスずつ、2コマを2回。
場所は「博士の部屋」です。人数が多いので、椅子は撤去。
入りきれない10人ほどは、廊下で。
3人で共同制作。もう大騒ぎです。
仲良く交代しながら作っているチームもありますが、もめにもめて作っているチームもあり。
さいごの発表会は、廊下の階段に腰かけてもらい、階段正面の壁面にプロジェクタ投影して行いました。
代表して1チームが発表。
印刷は時間内には無理で、授業後、先生たちがしてくださいました。
子どもたちが製本して、明日の授業参観で展示、その後、図書室で展示されます。
60人の子どもたちに対面してというのは初めて。たくさんのエネルギーを受けると同時に、こちらもそれに負けぬエネルギーが要ります。
いつもは、親子での利用が多く、一緒におはなしを作る行為が、親子のコミュニケーションになっていました。
今回は、同い歳3人での共同制作。話しあったり 時に全力でぶつかり大モメにもめながら作る様子を見ながら、これも大事なコミュニケーションだなぁ と感じました。この後、作った絵本を通じて、どんなやりとりが生まれるかも楽しみです。
子どもたちの絵本作品は こちら>>