Category: 日々の暮らし・雑感

愛用品が廃番に


このところ、長年のお気に入りが使えなくなることが続きました。

いちばん困ったのはペン。
5年くらい前に探し歩いたとき、都内、神戸とも、伊東屋でもロフトでも東急ハンズでも、amazonでさえも扱っていなくて、唯一ナガサワ文具センターだけが頼りでした。
ストックが終わったのでナガサワへ買いにでかけると、いつもの売り場に無い…。店の人に尋ねると、なんとメーカー廃番とのこと。(週末だったので)週明けにメーカーへ問い合わせてくださることに。結果、製造中止は色シリーズだけで、黒色は継続しているとわかり、ほっ。。。取り寄せてもらい保険的まとめ買いしました。
写真_愛用のペン_s
続いて、マグカップ。大きく深い茶漉しと蓋がセットになっていて、茶葉をひとり分でもちゃんと蒸らして味わえるので、お気に入りでした。ところが、ふと見ると内側の茶色塗装がはがれ始めています。20年以上前にロンドンの紅茶専門店で買った品で、具合が良くて、ほぼ毎日使っていました。うっかり割ってしまうのが心配で、どこかで見かけたら購入しておきたいとこれまでも気を付けていたものの、今のところ出会えていません。ガラス製でなら同様の構造のがありますが、この陶器がよいのですよね。もしどこかで見かけたら教えてください。
写真_愛用のマグカップ_s
それから靴。ヒールが苦手、かつThe日本人の末広がりな足ゆえ、カンペールのこのタイプ(写真下側)を、かれこれ10年近くオールシーズン愛用していました。これで3足か4足目になります。マイナーチェンジはあるものの似たタイプが定番的に出ていて、いつでも買えると安心していました。底がダメになったので、春商品を待って買いに出かけたところ、すでに廃番、今は甲の浅いタイプ(写真上側)のみだそうです。本国のスペインや欧米では甲の深い型は好まれず、そもそもが日本向け商品だったそうで、もう作らないとのこと。日本人も若い人たちは細くて薄い足ですものね。無いものは仕方ない、妥協して買ってはきたものの、やはり快適とは言い難くて。
写真_愛用の靴_s
気に入った物を長く使う習性があるので、自分にとっての定番が廃番になったとき、さて困ったーとなります。乗り切る工夫や、次を探すことも楽しもう、と思う今日この頃でありました。

謹賀新年 2013年


本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Img_20130103_1
昨年12月、本社を移転しました。
12年親しんだ六甲アイランドのオフィスは、高層ビルの人工島めざし海を渡っていくのが気持ちよく、毎朝の通勤が好きでした。
今年からは、本社(神戸市中央区)とアトリエ(神戸市東灘区)の2か所体制になります。
制作も大事にしようと思っています。

2011年もあと少し


今年も残すところ、あと30分。
今年ほど、日々の暮らしが愛おしく思える年はありませんでしたね。
震災は、東北の方にとってまだまだ進行形であることでしょう。個人で、ピッケで、できたことはほんとにささやかなことだけ。でも16年前に感じたこれまでと同じではいられないという想いが、再びよみがえりました。

2011年のピッケのトピックは
1)学校版を出せたこと。
夏には東京ビッグサイトでの教育ITソリューションEXPO2011に出展させていただきました。続いてフューチャースクール実践セミナーにお供させていただき、東へ西へとキャラバンしました。
2)iPadアプリを出せたこと。
「ピッケのおうち」も「ピッケのつくるえほん」もFlash(AIR)でできているために、iOS、Androidどちらも敷居高く手を出せぬまま2年すぎ、ようやく今年8月末、iPadアプリを出すことができました。

他には
ワークショップは、自分で講師を務めたのが、広島(1月)、福岡(5月、8月)、尾道(8月)、CANVASの皆さんにお任せしてキッズクリエイティブ研究所in東大本郷でも2回開催されました。
2月の「ワークショップ知財研究会シンポジウム」では講師のひとりとしてお話させていただき、自分の活動を違う視点から振りかえることができました。
人生初の論文が、情報処理学会の論文誌「デジタルプラクティス」に掲載されたのも今年です。

1)2)ともピッケにとって大きなトピックで、他にもしたいことはできていて、とても幸せです。
あと問題は、知ってもらって使ってもらうこと。まずつくってしまってから「さてどうしよう」と後で考えてるのが、いつもながらいけませんね。
来年は、知ってもらい使ってもらえるよう考えます。

今年もたくさんの方に応援していただきました。
出会いに、人に、それだけは本当に恵まれています。ありがとうございます。

もうすぐ0時。新年スタートの合図は、遠くに聞こえる港の汽笛です。
どうぞ皆さま、良いお年をお迎えください。