Category: 絵本・本
お知らせです。
「キッズライブラリーフードコート プレイ!」の
公式WEBサイトが、今度こそ正式オープンしました!
のぞいてみてくださいね。
↑ トップページ
↑ ピッケの紹介ページ
北欧ママが選んだ絵本コーナーのページもあります。
このページを下にスクロールすると、何冊か紹介されています。
実際の北欧絵本コーナーには100冊もあって目移りしてしまうので、
このページで読みたい最初の1冊を定めておいてから出かけるのも
いいかもしれませんね。
いちばん下、赤い表紙の「シルケリーネ」が気になります。
「おてんばだけど親切な、マッチ箱サイズの少女」って…。
次 行ったとき、読んでこようっと!
「キッズライブラリーフードコート プレイ!」のHPは こちら>>
上野で時間が空いたので、国際子ども図書館で開催中の
「チェコへの扉 -子どもの本の世界-」へ行ってきました。
いつもながら、ここでの展覧会は、とても丹念で行き届いた展示です。
第一共和国時代~第二次大戦後まで、時代ごとに区切り、
時代背景+代表的な児童文学や絵本と、わかりやすく楽しめます。
ミレルの「クルテル」(もぐらくん)
固有名詞なのだと思っていたのですが、「クルテル」が
チェコ語で「もぐら」なのですね、知りませんでした。
人形劇が盛んな国だけあって、しかけ絵本も
劇の舞台装置のように凝っていて、素敵でした。
この図書館は、建物も魅力です。
明治に建てられた旧帝国図書館を、安藤忠雄氏により保全、再生したもの。入り口反対壁面は、元の建物を、ガラスの箱で包むかのようになっていて、大胆な発想がすてきな空間を生んでいます。
ルネサンス様式の内装も、ドア、窓、柱、階段、シャンデリア・・・
どのディテールをとっても美しいです。
9月7日まで。建物と合わせてお薦めです。
本日4/25、タッチパネル版ピッケの初日、なんとか終了。
大盛況でした! と書きたかったのですが、さにあらず…。
B1階入り口です。開店前とはいえ、空いてますねぇ。
左は、B1階入り口はいってすぐの1台。右は絵本コーナー横の2台。
ハーバーランドの公式ページでは、26日オープンと発表されていたり
あまり宣伝されていなかったようで、いささか拍子抜けではありました。
でも ピッケと遊んでくださった方たちとは、その分ゆっくり話せたし、
その点では良かったです。
後ろに並んでいる子がいないので、長い子は1時間も遊んでくれていました。ママに説得されて、しぶしぶ去るときも、ピッケに盛大にバイバイしてくれていました。
ママが、ふき出しのセリフをとてもうまく語りにして、親子で楽しんでくださっていました。後ろからでわかりにくいですが、女の子満面の笑みの瞬間です。私も幸せ。
小学校!のときの恩師である石中康彦先生(担任をもっていただいたわけではないのに、大好きな先生)が、奥さんのまゆちゃんといらしてくださいました。ほんとに嬉しかったです。
楽しみにしていた絵本コーナー。見事な質と量です!
写真右は、北欧4カ国のママさんが選んだ絵本。
フードコートとしてより、私としては、この絵本コーナーが魅力です。
可愛いユニフォームのフロアスタッフの皆さんに、
あそび方をザッとレクチャーしました。
ふと見ると、ママと離れてひとりでピッケと遊んでいる女の子に
笑顔で使い方を教えてくれています。
すっと膝をついて子どもの眼の高さで話しかけている様子に
感心しました。
フロアスタッフの皆さんは、元気で飲み込みのいい方たちばかりで、
心強いです。 ピッケをどうぞよろしくお願いしますね!
明日こそは、大忙しになること祈ってます!
貯まっていた1週間分の新聞に眼を通していて、
今頃、訃報を知りました。
100歳のお祝いの記事を嬉しく読んだのが、
ほんの1年前のことなのに。
子どもの頃発見した、
図書館の本棚からはずれなく面白い本を選ぶ法則。
いしいももこ(石井桃子)、あるいは せたていじ(瀬田貞二)
と書いてある本を選ぶこと。
ももこ というお名前も、ピンクの桃が連想されて、おいしそうだし、
コレは面白い本だぞ のおしるしに、ぴったりでした。
石井さんの本で、どれほどわくわくさせてもらったことでしょう。
私にとって、ブルーナさんのうさこちゃんが、
決して「ミッフィー」ではなく、「うさこちゃん」なのは、
石井桃子さんの訳文が染みついているからです。
大人になって、
本づくりの他にも、ご自宅で文庫を開かれたり、
児童文学界に多大な貢献をなさったのだと知りました。
大切にしている3冊。
左)
石井桃子さん、いぬいとみこさん、瀬田貞二さん、渡辺茂男さん、
松居直先生などの共著。
児童文学の恩人ともいえる方々の真摯な取り組みに
頭の下がる思いです。
右)
かつら文庫の立ち上げからの7年の記録。後半の「ちびくろさんぼ」の
分析など、子ども時代 夢中になった絵本の面白さの紐解きもあって、
なるほどー と思うことばかり。
子ども時代の自伝。
吉井爽子さんの挿絵とともに、
豊かな情景、豊かな日本語があふれています。
生活に結びついた生きた言葉にあふれた幼少期が、
石井さんの言葉を育てたのだなとわかります。
克明な記憶力にも驚かされました。
どうぞ安らかに。深い感謝をこめて…。