Category: 神戸・芦屋

教育短大で講義



先週~今週は、神戸教育短期大学(学長:三木麻子先生)での客員講義でした。
大半が長期履修制度(3年制)を選んでいて、担当したのはその2年生、保育士や幼稚園教諭をめざす学生さんたちが対象です。ICT を活用した楽しい「創る」学び、なかでも幼少期に育みたい言葉の「創る」である物語づくりのデザインができる保育者となってほしいと授業準備をしました。
体験では、ひとり1台環境で実際につくります。私都合で急きょオンラインに変更させて頂いた昨日は、録音をしました。このあと、三木先生が全員分の展開図を印刷してくださるので、ひとり一冊紙の絵本もつくります。学生さんたち、きっと嬉しいことでしょう。社会に出たとき、物語づくりの楽しみを子どもたちへ届けてくださいね。

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教育短大で講義


先週~今週は、客員教授を務める神戸教育短期大学(学長:三木麻子先生)へ出かけました。
大半が長期履修制度(3年制)を選んでいて、担当したのはその2年生、保育士や幼稚園教諭をめざす学生さんたちが対象です。ICT を活用した楽しい「創る」学び、なかでも幼少期に育みたい言葉の「創る」である物語づくりのデザインができる保育者となってほしいと授業準備をしました。
昨日は、学内の思い思いの場所で録音もしてデジタル絵本を完成。セリフを友人との掛け合いにしたり、ピアノを弾いている学生さんもいました。

今年度から、学長で日本文学がご専門の三木先生自らのご担当となりました。それでなくても超多忙でいらっしゃるのに、全員分の展開図の印刷を是非しましょうと言ってくださり、急遽予定を変更。来週の授業で、各自が展開図を製本して、ひとり一冊紙の絵本もつくることになりました。学生さんたち、きっと嬉しいことでしょう。
まずはご自身で「創る」楽しみを体験し、社会に出たとき、その楽しみを子どもたちへ届けてくださいね。

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「ピッケのつくるえほん」参観と研修@芦屋市精道こども園


芦屋市精道こども園へ年長さんクラスでの絵本づくりを参観に出かけてきました。2019年度の試用に始まり、芦屋市のこども園、保育園、保育所にピッケが正式導入されて3年目となります。

精道へは新しい園舎になってから初めての訪問。床や建具、子どもたちの机にも木材が使われていて、廊下も教室も広く開放感があります。ご案内いただきながら、展示物や掲示物等が素晴らしくてつい足をとめてしまいました。
例えば、運動会の玉入れ。「雨パワー」青色チーム 対「雷パワー」黄色チーム。

テラスの畑で育て収穫したお芋、教室の壁面には紙工作、その脇には関連絵本が置かれ、園庭では、お芋の蔓で汽車ごっこや縄跳びをしています。

秋は、運動会や芋掘りの他、バス遠足で昆虫館へ出かけ、ネッツトヨタを見学、中央公園で秋を見つけたりと楽しいことがいっぱいあったそう。
なかでも、市役所のビオトープのメダカを園で育てたのが、子どもたちにとって最も大きな体験で、メダカのことを知りたいと、ミナミメダカは絶滅危惧種であることや産卵時期などを自分たちで調べ先生に教えてくれたのだそうです。名前もいくつかの候補から総選挙で決定。「あしやのめだか」だから「あしゃめちゃん」。

その「あしゃめちゃん」のお話をピッケでつくってくれました。2人一組で相談しながらの制作。子どもたちの中で豊かな実体験とファンタジーが融合しています。
あしゃめちゃんが、思い思いの場所へ出かけます。プール(「水がいっぱい」を青い積木をびっしり並べて)でボールに当たって痛いあしゃめちゃん、鉄橋を渡るあしゃめちゃん。左下は、舞う草で強風を表現しています。

芦屋温泉で石鹸が眼に入って涙が出たり(右はウナギ)。

担任の先生は、子どもたちの気付きを待ち子どもたちに任せる進行をなさっていて(もちろん入念な準備をした上で)、おかげでそれぞれの子どもがリラックスしてファンタジー世界であそべる場になっていました。何組かのペアはすでに録音も始めていて、完成が楽しみです。

午後は、園内外の保育士の先生方への研修を行いました。でも、むしろ私が学ばせてもらうことばかりだなと回を重ねる度に思います。

昨年度の様子が、芦屋市広報番組「あしやトライあんぐる」の特集「21世紀型スキルの育成~精道こども園でのICT活用~」で紹介されています。

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教育短大で講義


先週から週3日×2週間、客員教授を務める神戸教育短期大学へ出かけていました。
学生の大半が長期履修制度(3年制)を選んでいて、担当したのはその2年生、将来、保育士や幼稚園教諭になる皆さんが対象の授業です。

講義のねらいは「子どもたちが言葉の楽しみに浸れる楽しい『創る』活動をデザインできる」としました。子どもたちに、従来の読んでもらう楽しみに加えて、自分でお話をつくり語る楽しみを届けてほしいのです。体験では、ひとり1台環境で実際につくり、録音もしてデジタル絵本を完成させました。

落ち着く場所をみつけ、ひとりで、あるいは仲間と役を割り振って録音。

例えば同じ花火の場面でも、サッと検索してぴったりなフリー音源を探してくる学生さんがいる一方、「ひゅるるるる~」「ドカーン」と複数人によるオノマトペで効果音とするグループもあって、それぞれの工夫が楽しいです。壮大な楽曲を即興演奏して録音する強者もいて、学生さんたちのアイディアと瞬発力につくづく感心しました。

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芦屋市広報番組で絵本づくり活動が紹介


 芦屋市広報番組「あしやトライあんぐる」の特集「21世紀型スキルの育成~精道こども園でのICT活用~」で、「ピッケのつくるえほん」を使った活動が紹介されました。秋の森へ出かけどんぐりで遊んだあとに「秋の森」絵本づくりを楽しんだり、2人組で友だちと一緒に取り組むなど、園ならではの遊び方を工夫なさっています。

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「ピッケのつくるえほん」研修@芦屋市立大東保育所


 先月の岩園保育所に続いて大東保育所でも研修を担当しました。
 研修会では先生方へ、ICTを「創る」に、なかでも幼少期には言葉の「創る」に使いましょうと伝えています。急速に押し寄せる教育ICT化の波に、戸惑いや不安を感じる方もあることでしょう。お話づくりの楽しさをまずはご自身で体験し安心してほしい。その上で子どもたちへ楽しい活動を届けてもらいたいのです。

 今回は、いつものテーマに加えて、なぜ公教育しかも幼児教育にまでICTを導入するのかについてもお話ししました。デジタルネイティブと呼ばれ機器の操作にも長けている子どもたちですが、消費者としての受け身な接し方にとどまっている事例を少なからず目にします。また、子どもの家庭環境も様々です。小学校から始まるプログラミング教育に備え高い月謝を払って教室へ通わせる家庭もある一方、経済的にも恵まれず教育への関心も低いご家庭もあります。最初の出会いは大事です。自ら取り組む楽しい「創る」でICTと出会ってほしい。どんな家庭に生まれた子どもにも等しく幸せな出会いを届けたい。それをできるのが公教育なのです。

 大東保育所の皆さんはとても朗らかで、興味津々で絵本づくりを楽しんでくださり、講話にも真剣に耳を傾けてくださいました。研修会が終わるやいなや「(つくった絵本作品を)子どもたちに見てもらおう!」と所長先生から声があがり、先生方も「いいね」と即応なさっていました。実に良いチームです。きっと子どもたち主体の楽しい活動に育てて下さることでしょう。

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@神戸


 緊急事態宣言明けの土曜日10月2日、地元の区民センターでワークショップをしました。今回はアプリの動作確認目的も兼ねていたので、ご協力くださる友人知人限定の少人数で。

 仲良し姉妹はそれぞれが、ばあばへ贈る絵本。5歳妹作は「みんなであそぶとたのしいね!」。7歳姉作は裏表紙に「りすさんは歩いているとしっぽが汚れてしまいました。見ると、ちょっと黒くなっています。おうちに帰ってお風呂に入りましょうね。」
 他にも、よく暴れる大きな魚を友だちと一緒に釣ったお話、海と町の秘密を描いたお話、フルーツ電車のお話等が生まれました。

 お父さん作は、友だちと「かえっこ」したバナナが巡り巡って戻ってきたお話。しかも食べ頃に熟して。発表会では娘さんがストーリーを解説してくれました。

 神戸文化祭の時に参加してくれた兄弟が「楽しかったから」と来てくれて、3年ぶりに再会できました。お兄ちゃんが贈る先は、弟さんの通う幼稚園の皆。近く行く予定があるそうです。弟さんは、園の友だち(11人!)に加えて、おじいさんやおばあさんや家族のみーんないっぱい。
「きょうふのまあくんランド」そうたくん(10歳)作

「ともだちとつり」えいたくん(6歳)作

 贈る相手は迷わずばあばでした。
「ばあばがすきなところ」かえでちゃん(5歳)作

 6歳男の子は、よく一緒に遊んでいるHくんに贈る絵本。(何曜日に遊んでいるかまで教えてくれました)
「うみとまちのひみつ」けんたくん(6歳)作

「クマちゃんとうさぎちゃんとリすちゃんとあひるちゃんの1日」あおいちゃん(7歳)作

「みんなであそぶとたのしいね!」つむぎちゃん(5歳)作

 子どもたち対象のワークショップを対面で行うのは、実に9か月ぶり。生の声や表情に触れられるのが、久しぶりで新鮮でした。小さい妹さんは終盤でやや飽きてきたものの(無理もないです)、お姉ちゃんの録音絵本の素敵さに刺激されて再開!そんな感情の移り変わる様も愛おしくて。「会える」は、やっぱり良いですね。

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「ピッケのつくるえほん」研修@芦屋市立岩園保育所


保育士の先生方を対象とした研修を担当しました。
急速にGIGAスクール構想が進み、ともない幼児教育、保育の場にもデジタル化の波が押し寄せてきていますね。「やらねばならぬこと」として向き合うのは、それが何であっても気乗りはしにくく、きっと不安に感じていらっしゃる先生もあることでしょう。まずはご自身が楽しいと感じ安心してほしい。私も楽しみながら準備をして当日を迎えました。

途中、体験時間も設けました。市役所での12月の研修時にも感じましたが、日々子どもたちと一緒に過ごしているからか、どなたも発想が柔らかく、お話は生活に根ざしています。泣いたり怒ったりするリアルな子どもの姿を捉えていて、かくれんぼなどの遊びも子ども視点から描かれているので、すっとその中に入っていけます。

「貸して」と言われたら「どうぞ」と応じましょうという教えが幼い頃から疑問で「ちょっと待って」だってあるよと感じていた私としては、このお話も好きです。

加えて皆さん録音にも迷いがなく、声に情感もあって素敵です。(さいご4見開き目で、つい後ろから勝手に参加してしまいました。せっかくの名調子をこわしてますね、ごめんなさい)

かれこれ20年ひたすら同じことを言い続けていますが、今回も「幼少期に言葉の楽しみにたっぷり浸らせてあげましょう。子どもたちをICTと『創る』で出会わせてあげましょう」とお話ししました。

対面での研修や講義は半年以上ぶり。やはり画面を通してよりも得られる有形無形のものが多くて、いいなぁと感じました。何より、所長先生をはじめ、ベテラン先生からも若手の先生からも熱意が伝わってきて、この皆さんであれば、子どもたちに楽しい場を設けてくださるに違いないと、嬉しく頼もしくなりました。

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「ピッケのつくるえほん」研修2回目@芦屋市役所


クリスマスイブの夕刻は、芦屋市での2回目の研修会。コロナ禍で平素に増してお忙しい中、こども園保育園の保育士の先生方がご参加くださいました。
子どもたちを、ICTと「創る」で出会わせてあげましょう、幼児期に言葉の楽しみにたっぷり浸してあげましょう、というお話をしました。

2時間の内半分を講話としたので、制作時間はわずか40分ほど。
ドングリを色とりどりに塗ってクリスマスオーナメントに。砂場でつくった大きな砂山をツリーに見立てて皆で飾り付け。など、日々子どもたちと接している先生たちならではの流石な視点がいっぱいでした。忘れ物を取りに夜の保育所へ出かけるとそこに居たのは…。ストーリーも見事です。日頃から絵本に親しんでいる皆さんゆえ表現も巧みで、例えば「一緒に遊びたいな」の気持ちを、泣き顔のアップ+雨 で表したり。

子育て支援課の方が、昨年度の精道こども園の子どもたち作の絵本を見せてくださいました。職員の皆さんで製本なさったそうです。

終了後、おひとりの先生から「5年前、大学の授業でピッケしましたよ」と伺ったのも、嬉しい驚きでした。

ご参加くださった先生方が「伝道者」となり、それぞれの園の先生方や子どもたちへお話づくりの楽しみを届けてくださることでしょう。私も後方支援しますね。

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「ピッケのつくるえほん」研修@芦屋市役所



来年度から芦屋市のこども園保育園でピッケが正式導入されることとなり、市役所で保育士の先生方を対象に研修をしました。子どもたちを楽しみで満たすお話づくりが各園で行われますように。

昨年度、精道こども園での先行お試し時の様子:
https://blog.pekay.jp/?p=7466
年長組担任の先生がそれぞれのクラスで実践。完成絵本は卒園式で保護者に手渡されました。題して「秘密の大作戦」。子どもたちからは何度も「内緒だよ」と念を押されたのでした。

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