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D-project公開研究会に参加しました


D-project(デジタル表現研究会)の公開研究会で、千葉県柏市の元図工の先生が、「ピッケのつくるえほん」を利用した絵本づくりの授業の提案をしてくださいました。
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  柏市の村田直江先生

D-project
の「D」は、「デジタル」と「デザイン」の2つの意味とのこと。
「メディア創造力」の育成をめざした授業を考え、実践、研究されています。
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絵本づくりに参加・見学してくださったのは、小・中・高校の先生や大学の研究者。

以前、「学校への導入には、学習指導要領のこの教科のこの単元に使えるという具体例が要る」と指摘されたことがあり、学習指導要領に則した提案をリストにして持参しました。
ところが、体験した先生から「このままで国語の授業に使える」と言っていただけたり、高校の先生には「高校生にも使える」と言っていただけたり。確かに 高校生という時期は思春期で表現が止まってしまう年齢なだけに、そこを伸ばしてあげるツールとして良いかもしれません。
うまい下手を気にしない幼い子どもは伸び伸び表現しますが、絵が描ける描けないという能力がさらけだされて自分に力がないことがわかってくると、表現することをやめてしまいがちなので。
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さすが学校の先生で、どなたも「あと何分」の制作時間をピタリとおさめ、発表もお見事。
自分では気づかない指摘もいただけて、実り多い1日となりました。