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おでかけピッケ@阪大病院院内学級


チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の井上さん(保育士さん)、久野さん(看護師さん)と一緒に、大阪大学医学部附属病院の分教室へ出かけて、2コマ90分で絵本づくりをしました。

小学部に在籍中の児童の内、教室へ来ることができる6人が参加してくれました。
どちらもオバケが登場しますが、まったく違うお話です。(写真は、いずれも抜粋)
家族には、お父さん、お母さん、お姉ちゃんがいて、今日、赤ちゃんが生まれました。

題名「なかがよくないかえるのこ」 さいごは仲良くバイバイしています。

「おとうとぶたをさがそう!」お兄ちゃんぶたが泣いている理由を尋ね、一緒に探すお話。オニギリが転がっていく場面での「?」や「!」が効いています。

録音と製本もしました。「クマさんの1日」 弟さんへのプレゼントです。

どの見開きにも大好きな車がいっぱい登場します。贈る相手は「母(はは)」と答えてくれました。

お母さんへ贈る「楽しいクリスマス」 教室に大きなモニタがあり、発表会もできました。

皆それぞれ、夢中でつくり、お話づくりを楽しんでいました。私たちは、ついがんばりすぎる子どもたちが疲れてしまわないよう、休憩を入れる、様子をよく見るなど気をつけます。

子どもたちにとって、お話を作ること自体が楽しいのはもちろん、絵や言葉でお話をつくることで、長い入院生活でがんばっている様々な気持ちを解放することができます。ご父兄にとっても、作品から子どもさんの心の内を垣間見ることができます。
入院中の子どもたちのところへチャイケモの方と一緒に伺います。ご希望ありましたらどうぞご連絡ください。

※ 本活動に、広島の教材販売会社の社長さん(有限会社ワキタ 脇田秀夫様、有限会社ヒロキョー 箱田博司様、有限会社サラダ文教社 皿田弘美様)がチャイケモへ寄付してくださった3台のiPadも活用させていただいております。
チャイルド・ケモ・ハウス(チャイケモ)
2013 年4月神戸に開設された国内初の小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子どもと家族のための施設。患児家族らにより設立、運営されている。医師のいる診療所と患児が家族とともに暮らせる住居がひとつの建物内にあり、家族一緒に暮らしながら治療を受けることができる。