愛知県の2つの大学で、ゲスト講義をしました。
愛知淑徳大学 人間情報学部(佐藤朝美先生)では、アプリ開発をなさる3年生の学生さんを対象に、ピッケをデザインの視点から語りました。
事前のオーダーは「学生さんたちが開発する際、自己満足や自己実現の閉じたものにとどめずに、社会へ眼を向け、子どもを育む環境をつくる担い手となる意識をもてるように」とのこと。それを受けて、活動の動機やねらいに加え、次のように話しました。「ピッケのアプローチは、先にITありきではない。実現したいこと → そのための活動デザイン → ITが『創る』をエンパワーしてくれるので適所に取り入れる」。この順序が逆さになっている事例を時折みかけるもので、今さらとは思いつつ。あとは実践面。自身が開発したアプリを、頭を初期化して、使う人目線で試すことの大切さや、日頃の生活の中でもデザインの眼や心を鍛えることできますよ、といった話をしました。
4年生の授業では、卒業制作の中間発表プレゼンに対して、コメントさせていただきました。
豊橋創造大学短期大学部 幼児教育・保育科(佐野真一郎先生)では、将来、保育士や幼稚園教諭になる学生さんたちが学ばれています。企業でお勤めされてから、保育士になりたくて大学へ戻られたという方もありました。創造大では、Winソフト「ピッケのつくるプレゼンテーション」を導入してくださっているので、ひとり1台環境です。時間もたっぷり3時間頂けたので、講話だけでなく、おはなし絵カードで遊んでみたり、子どものアクションを引き出す物語づくりも、全員が発表するところまでできました。
授業後は、パワーポイントを駆使して作成した絵本作品を見せてもらったり、自分史をつくる課題が出ているらしく、持参の子ども時代の写真を示しつつ小学校での素敵な体験を話してくれたり(始業などの合図は、村の木で作ったという身長の何倍もある長ーいホルンを6年生が吹く、卒業証書は自分たちで紙漉きから等)、交流も楽しかったです。
創造大の佐野先生や学生さんは、昨年2月に開催した市制施行110周年記念事業市民提案イベントの時にも、準備~当日~撤収と大活躍してくれました。先輩たちの活躍を伝えながら、また何かのときは皆も手伝ってね、とちゃっかりお願いもしてきました。
大学でのゲスト講義が終わって、次は子どもたちとの絵本づくり。今夏も、東京を皮切りに、徳島、鳥取、長野、神奈川などへ出かけます! 一覧はコチラ>>
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ピッケのつくるえほん for iPad:http://www.pekay.jp/pkla/ipad
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