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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ @「とりアート2018」(鳥取)


9月22、23日、第16回鳥取県総合芸術文化祭 「とりアート2018」(西部地区)よりお招きいただき、鳥取県米子市で絵本づくりワークショップをしました。
両日とも午前/午後で計4回、会場は7月のプレワークショップと同じ米子市児童文化センターです。週間予報が傘マークで心配していたお天気も大丈夫でした。

早く来てくれた子たちとおはなし絵カードで遊びました。ひいた4枚で即興でお話をつくっているところ。

お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、いとこ、弟や妹、友だち。思い思いの相手へ贈る絵本をつくります。お母さんの妹の1月に産まれる赤ちゃんへプレゼントするという子もありました。

なかにはタブレットを使うのがはじめてという子もいましたが、皆すぐに慣れ、夢中でつくっています。

録音をして

製本。

子どもたちががんばる様子を見ると、つい「あと少し」「もう少しだけ」と全員の録音が終わるまで待ってしまうものだから、時間がおしてきます。そのため発表会はかなりの駆け足になってしまいましたが、保護者の方も一緒に皆で上映を楽しむことができました。

完成した絵本を、最初に決めた相手にプレゼントすることを約束しておしまい。
周りの皆が帰り始める中で、6歳の女の子が「忘れてしまわないうちに」と、一心にお話を手書きしていました。贈る相手はお人形だそうです。

海が出てくるお話や、山に関わるお話(登る、スキーで滑るなど)が多かったのは、土地柄かもしれませんね。これは4歳男の子作の1場面です。「ハート大山(だいせん)」とのこと。

初日夜は、大人向けの講習会をしました。昼間保護者として参加くださった方が家事を済ませ戻ってきてくださったり、初期のパソコン版の時代からピッケを使ってくださっている小学校の先生がはるばる駆けつけてくださったり。明日もある忙しい委員の方までもご参加くださり、ありがたいことでした。

会場内には他にも気になるワークショップがいっぱい。なかでも22日の体験型アート「森まもりの森の中」、23日の「くらやみわらべうた in プラネタリウム」は、チラとセットだけでも拝見したかったのですが、そのゆとりなく2日間が過ぎてしまいました。

とりアート西部地区の委員の皆さんにはプレから本番、何から何までお世話になりました。皆さん本業ある中でのボランティアで、地域の子どもたちのためにと、この活動を支えていらっしゃいます。加えて当日のスタッフとして付いてくださった鳥取大学医学部の女子学生さんたち(アミティー、アッキー、みかちゃん、りーちゃん)が、大活躍でした。次どうすべきか察してスッと動いてくれるし、何より子どもへの寄り沿いが素晴らしかった。彼女たちが将来医療者になるのだと思うと、嬉しく頼もしいです。

子どもたちの作品をいくつか紹介します。

ちょっとシャイな鳥取の子どもたちとの絵本づくり、2日間楽しかった!
ご参加くださった皆さん、お世話になった鳥取西部地区の皆さん、ありがとうございました。

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使用アプリ:  ピッケのつくるえほん for iPad
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