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タッチパネル版ピッケを作成中3


タッチパネルでは、当然なのですが、マウス操作でいう
・ マウスオーバー(クリックボタンを押さない) VS クリック(押す)
・ ホバリング(クリックボタンを押さない) VS ドラッグ(押す)
を、区別できません。
(PC用語としての「ホバリング」を、私は
 タッチパネルではじめて知りました。クリックボタンを押さずに
 マウスを動かす操作。 浮いている っていうことなのですね。)

Img080404_2
今のピッケで言うと、葉っぱの色を変えることはホバリングでしていて
空の雲を動かすことはドラッグでしています。
この2つが、タッチ操作では並び立たないのです。

クリックのモード設定は、複数から選べるようになっています。
「ドラッグ(デフォルト)」とか、「マウスモード」とか。

Img080404_1 

「マウスモード」にすると、通常の はい/いいえを選ぶボタン操作や、
リズム植物や水の生物のクリックは、違和感なくできます。
葉っぱの色変えもスムーズです。
が、雲のドラッグは、当然ながらダメ。

去年の夏頃、eITさんのタッチパネル製品を知って
ピッケをタッチパネルでできたら面白そうだなぁー
と興味をもちました。
当時も、PCにアタッチできるタッチパネルを貸してくださり
試してみることができました。それで、この問題に気づいたのです。
普通にビジネスプレゼンでの利用なら「マウスモード」でいいし、
お絵描きソフトの利用なら「ドラッグ(デフォルト)」で、
おそらく なんら問題ないのです。
ピッケは、複数の操作方法が同居してるので、ややこしいのですね。

ダメモトで(お客でもないただの一個人です)
 「マウスモード」時の2本指での操作をドラッグとみなす
 っていうことができると、雲のドラッグもできるようになるのですが
と、ご相談したところ、
なんと専用のプラグインを作ってくださいました。
今回も このプラグインでいこうと思っていたのですが、
そうすると、「くもをひっぱってくるには、2本指でね」
っていう説明パネルを近くに貼るか、ピッケのセリフで言わせるか
何かしないといけない。「チョキのゆび」って言えば意味はわかるかも
しれないけれど、その指先2点がきちんと画面に触れたままで動かす
なんていうコツの要ることを、小さな子どもにのぞむのは、現実的でなかった… ということで、頭を悩ましています。
他にも、考えることがいっぱい。 でも、面白いです!