Category: ピッケTips・あそび方

ピッケで数と形 (Win「ピッケのつくるプレゼンテーション」)


「ピッケのつくるプレゼンテーション」の作例を、数回に渡ってご紹介します。

子どもが主体となる創造表現活動には、あらゆる学びがつまっています。ピッケが志向するのは、教科の枠を越えた創造表現を通した学びです。とはいうものの、現行カリキュラムに沿った授業教材にご利用いただきたく、教科を意識したサンプルを作成しました。初回の今日は算数。次回以降、国語、英語、図工、社会などを順次、サンプルデータとともにアップします。

■ かけ算の文章題

学校で習う知識と日常生活との間に乖離があります。身近な題材で自分で文章題を作ってみることは、日常との関連を実感できる概念理解に役立ちます。( 参考:明治大学 岸磨貴子先生の授業で「ピッケのつくるえほん」特別講義 >>ブログ記事
6枚目で、皿の上に果物をドラッグで並べながら考えます。
img_pkp_kakezan_sample1
7年前ですが、小学2年生が授業で「かけ算絵本」を作りました。>>ブログ記事

<操作の小技>
皿をいちばん後ろのレイヤーにしてロックをかけておくと、果物を並べるとき皿が動かず操作しやすいです。
img_pkp_kakezan_お皿をLock1
■ くらべてみよう

紙上で考える場合と違い、自由にドラッグできるので、数の「どちらが多い/少ない」の比較に向きます。
img_pkp_kuraberu_sample1
<操作の小技>
相対比較するだけでなく、正確に数えたいとき、グリッド機能を使うこともできます。V方向1、U方向10のグリッドをステージにドラッグし、ロックします。
img_pkp_kuraberu_grid利用1
この10ケの升目の中に並べることで、10単位で捉えるクセがつきます。
img_pkp_kuraberu_grid利用2

■ かたちであそぼう

デジタル積木を使った「かたち遊び」ができます。サンプルでは、丸、三角、四角の3種類の形のみとしていますが、適宜増やせます。
さいご7枚目で、丸、三角、四角をscale、rot、copy>paste して、思い思いのかたちを作ります。
img_pkp_katachi_sample1
アウトライン有りの積木を使えば、境界がはっきりわかるので難易度が下がります。
img_pkp_katachi_outline有無1
デジタル積木を、形も色も制限なく使えば、こんなハロウィン絵本も作れます。>>ブログ記事

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ソフト(ライセンス)をお持ちの方は、これらのサンプル作品データをダウンロードしてご利用いただけます。
・ かけ算の文章題 samp_kakezan1.pkp
・ 比べてみよう samp_kuraberu1.pkp
・ 形であそぼう samp_katachi1.pkp

作品データ(*.pkp)をダウンロードして任意の場所に保存(デスクトップなど)
トップページ右上の「インポート」ボタンを押して、保存した作品データ(*.pkp)を選択してください。

インポート方法1
※ サンプルは改変可です。学内での非営利のご利用については、ご自由にお使いください。
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「ピッケのつくるプレゼンテーション」について、前・後編で、詳細なインタビュー記事が掲載されました。取材は昨年11月だったのですが、インタビュー&執筆の大谷和利さんが米国など海外のIT教育事情にたいへん詳しく、最近急に耳にすることが増えた「STEM(STEAM)」についても教えてくださいました。

小学校の創造表現活動を子ども目線で支援する「ピッケのつくるプレゼンテーション」
【 前編 】
  【 後編 】
GMBA( Global Mobile Business )

「ピッケのつくるプレゼンテーション」は、学校向けWindowsソフトです。詳しくはこちら>>

ピッケのマグネットと伝言メモ


おはなしボード用のマグネットを、10月4日のワークショップで使うことにしたので、ピッケたちを3セット追加作成。(途中でハトメが足りなくなってしまった…)
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つい脱線して、小さなギフトも作りました。お母さんへの伝言を冷蔵庫に貼れるセット。伝言メモは吹き出し型にすると可愛いけれど、手抜きして直線断ちで済むA5矩形に。(写真では消していますが、お名前入りです)
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ピッケのおはなしボード


おはなしづくりは、タブレットを使わずにするときもあります。
これは、A3ボード+ピッケたちのセット。
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A3木製パネルにスチールシートを貼って、その上に好きな背景を描いた紙を貼りマスキングテープで周囲を留めています。このボード上に、マグネットシートで作ったピッケやアイテムをのせてお話づくり。

「森で演奏会」
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「3時、おやつタイム!」
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ピッケやアイテムの作り方は、ペパドルを、いつもの紙でなく透明フィルムに印刷してマグネットシート(白色)に貼れば、あとは同じ要領です。分厚いので、切るのはちょっと大変です。 ※ ペパドルはFlashなのでパソコン上でのみ動作

紙に比べると発色が悪くなるのと(左が紙、右が透明シート+マグネットシート)
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厚みがあるのでスナップボタン留めは無理でハトメを使っています。裏から見るとこんなです。(左が紙、右が透明シート+マグネットシート)
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ペパドルの3セットの中に欲しいアイテムが無いときは、Winソフト「ピッケのつくるプレゼンテーション」を使えば、ベクターデータなので大きく印刷してもきれいゆえ、自由な大きさに印刷して作れます。好きな背景も作れば、オリジナルなおはなしセットになりますよ。
色部分が欠けてしまったりで耐久性が今ひとつなのが課題ですが(持ち歩いてるせいですけど)、冷蔵庫にも貼れるし可愛いですよ。

追記(9/4) マグネットは、上記の透明フィルムよりも、フィルムラベル(白色)の方が具合がよかったです。超耐水性フィルムラベルホワイト(PLUS)
あと、100均ショップで直に印刷できるマグネットシートがあるそうなので、それを使えば1ステップ簡単になります。(品質は確かめてないので不明)
追記 100均のマグネットシートを試しました。できなくはないですが、薄いので、何度も貼り直して遊びたい今回の目的には、少し頼りなかったです。

画面上で見る+紙に出力する


「ピッケのつくるえほん」「ピッケのつくるプレゼンテーション」どちらも、作品を画面上で見ることも紙に出力することもできます。

画面上で見るのは、こんな感じです。(大勢で共有したいときには、これを大画面に投影します)「ピッケのつくるえほん for iPad」は録音もできるので、音声付で再生されます。
ピッケのつくるえほんview
Windowsソフト「ピッケのつくるプレゼンテーション」は、スライドショー画面に書き込みできるので、頭を突き合わせてのグループディスカッション等に向きます。
ピッケのつくるプレゼンview

次に紙出力です。「ピッケのつくるえほん」では、展開図になって出力されます。
ピッケのつくるえほん展開図
これを製本すると、6.7cm角くらいの絵本ができあがります。ポケットに入る小さなサイズが「ぼくの/私の絵本」への愛着を増すようです。
ピッケのつくるえほん製本
一方「ピッケのつくるプレゼンテーション」は、こんな具合↓にA版横位置に出力されます。この写真はA4ですが、A3サイズで出力すると、マイクを使わず声が届く程度の距離と人数で行う紙芝居的用途に最適となります。大きなプリンタがあれば、壁新聞やポスターも作成できます。
ピッケのつくるプレゼンテーション出力

このように、タブレット画面上で見る、大画面で見る、紙に出力する。そのときどきの目的に合せた使い方でご利用ください。きのう作ったペパクラ「とけい」などピッケの紙工作のあれこれもぜひ一緒に使ってくださいね。
ピッケのつくるえほんプレゼン出力

「ピッケのつくるえほん for iPad」(600円) iTunes App Store はこちら>>
「ピッケのつくるプレゼンテーション」は、学校向けWindowsソフトです。詳しくはこちら>>

ピッケの「なんじかな?」~時計アイテム~(Win「ピッケのつくるプレゼンテーション」)


時計アイテムは、Windowsソフト「ピッケのつくるプレゼンテーション」にも入っています。
ピッケのプレゼン_時計の編集1
プレゼン_時計の編集2
こちらはピッケとがーこでつくってみました。
sampleプレゼン「なんじかな?」
ソフトをお持ちの方は、このサンプル作品のデータをダウンロードいただけます。
sample_clock1.pkp をダウンロードして任意の場所に保存(デスクトップなど)
トップページ右上の「インポート」ボタンを押して、保存した sample_clock1.pkp を選択してください。
プレゼンデータのインポート方法1

1日の行動予定を作るなど、楽しみながら時計を読む練習にもお使いいただけます。
 ちょうどの時間 → **時半、**時30分 → 15分、30分、45分 …
 時計を読むだけ → 自分で任意の時刻に針を合わせる
など、お子さんの発達段階に合わせて難易度を調整してみてください。

サンプルは改変自由です。場面数をもっと増やしたり、お子さんの名前や好きな遊び、習い事を入れるなどして、オリジナルな作品にすると楽しいですよ。

「ピッケのつくるプレゼンテーション」は、学校向けWindowsソフトです。詳しくはこちら>>

同じことを、iPadの「ピッケのつくるえほん」でするなら こちら>>

追記:
紙工作の「とけい」もつくりました。

ピッケの「なんじかな?」~時計アイテム増えました(iPad版 ver1.48)~


「ピッケのつくるえほん for iPad」をアップデート、時計アイテムを追加しました。
キャラクター同様、長押しで針を回せます。
ピッケのつくるえほん_時計の編集
まあくんの1日をダイジェストにしてみました。
sample絵本「なんじかな?」
iPadアプリをお持ちの方は、このサンプル絵本のデータをダウンロードいただけます。
ダウンロードキー: 1000000002clck  ←ゼロは8つです
トップページ左下の「アクション」ボタン >「メールで届いたえほんデータを読みこむ」に入力してください。
えほんデータの読みこみ1

1日の行動予定を作るなど、楽しみながら時計を読む練習にもお使いいただけます。
 ちょうどの時間 → **時半、**時30分 → 15分、30分、45分 …
 時計を読むだけ → 自分で任意の時刻に針を合わせる
など、お子さんの発達段階に合わせて難易度を調整してみてください。

サンプルは改変自由です。場面数をもっと増やしたり、お子さんの名前や好きな遊び、習い事を入れるなどして、オリジナルな作品にすると楽しいですよ。

「ピッケのつくるえほん for iPad」(600円) iTunes App Store はこちら>>

学校向けWindowsソフト「ピッケのつくるプレゼンテーション」でするなら こちら>>

追記:
紙工作の「とけい」もつくりました。

「ピッケのつくるえほん for iPad」えほんデータをメールでやりとりする方法


iPad版の「ピッケのつくるえほん」では、アプリを持っている人同士であれば、できあがった絵本のデータを互いにやりとりできます。
どうもわかりにくいようですので、スクリーンショットを撮ってみました。

まず、AさんからBさんへ、えほんデータをメールで送る方法です。
えほんデータをメールで送る

次に、Aさんからメールで届いたえほんデータを、Bさんが読みこむ方法です。
えほんデータを読み込む

グループで絵と文章と音声を分担して作ったり、1見開きごとにやりとりしてリレー式に1つの作品に仕上げるなど、ひとりで作るのとはまた違った楽しみがありますよ。

「ピッケのつくるえほん for iPad」については こちら>>
iTunes App Store で見るなら こちら>>

お子さんと一緒に絵本をつくろう!


Thum_papa03_org

ぼちぼちと書いている「パパのための絵本づくり講座」
第1回お子さんにプレゼントする絵本、第2回クリスマス絵本、ときて第3回は「お子さんと一緒に絵本をつくろう!」です。
冬休みの帰省で久しぶりに会うおじいちゃん、おばあちゃん、いとこたちにプレゼントする絵本をつくってみませんか。
きっと喜んでもらえますよ。

「パパのための絵本づくり講座」第3回は こちら>>

クリスマス絵本をつくろう!


街はすっかりクリスマスですね。
「ピッケのつくるえほん」で、クリスマス絵本をつくってみました。
リスのくりんを主役にした「森のクリスマスツリー屋さん」のお話です。
Img111212_01

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できあがりを、こちらからお読みいただけます。
パソコン版で作成した「くりんのクリスマス」は こちら>>
iPadアプリで作成した「くりんのクリスマス」は こちら>>
 ※ どちらも同じ内容です。iPadアプリの方は音声付きです。
   パソコン(Safariブラウザのみ)、iPad、iPhone上では、音声も再生されます。
この作り方の解説を「パパのための絵本づくり講座」2回目に書きました。
アプリをお持ちでない方も、上記のプレビュー画面からサンプル絵本の展開図を印刷できます。
(パソコン版の方が画質が良いです。プレビュー画面右下にある印刷ボタンを押すと、展開図を印刷できます。「つくり方」も、同じページに pdfへのリンクがあります)
切って折って綴じて。小さなクリスマス絵本、ぜひ作ってみてください。

「ピッケのつくるえほん for iPad」でハロウィン絵本(紙の絵本編)


前回のブログでは、音声つきで読むことができるオンライン絵本を紹介しました。
 >>  「うっきーのハロウィン」 (Chrome と Safari 上では、音も再生されます)
今回は、同じお話を、紙の絵本にする方法について書きますね。

アプリを持っていない方でも、オンライン絵本のプレビュー画面にある「印刷用 えほんの展開図」のpdfから作れます。
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アプリ(iPadアプリでもパソコン版でも)を持っている方は、自分のつくったおはなしで絵本を作れます。

普通のプリンターで普通のA4用紙に印刷します。12見開きの絵本だと出力は3枚になります。
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3枚目のさいごに、簡単な作り方説明を書いておきましたので、ここも参考に。
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黒色の実線を切ると、テープ状のパーツになります。
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赤色線は谷折り、それ以外(=黒色点線)は山折りに折ります。
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本文のパーツは、ジャバラ(=アルファベットのMの形)に折ります。
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表紙と裏表紙のパーツだけ、違う折り方です。全部山折りにするので、このようになります。
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表紙と裏表紙のパーツで、本文のパーツすべてをはさみこんで、ホチキスで留めます。
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ホチキスの針が気になるときは、背の部分に、保護紙を貼ってカバーします。
(のりは、テープのり コクヨ DOTLINER が具合良くて気にいっています。)
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できあがり!
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この小ささが、可愛いですよ。

「ピッケのつくるえほん for iPad」について詳しくは こちら>>
「ピッケのつくるえほん パーソナル」(パソコン版)について詳しくは こちら>>

パソコン版の販売は終了しました。2018年2月