新しい年、2009年がスタートしました。
ピッケにとっても私にとっても、とても楽しみな1年の始まりです。
皆さまにとっても、どうぞ良い年となりますように!
「ピッケ」にまつわるあれこれ
新しい年、2009年がスタートしました。
ピッケにとっても私にとっても、とても楽しみな1年の始まりです。
皆さまにとっても、どうぞ良い年となりますように!
2008年も、残すところ1日。
今年もいろいろありました。
・4/25 タッチパネル版「ピッケのおうち」@ファミリオ デビュー
・6/19 「ピッケのおうち」英語版スタート
・6/27 グッド・グリーフ!英語版もスタート
・7月 「ピッケのおうち」が第2回キッズデザイン賞を受賞
・8月 P&G日本本社で「ピッケのおうち」イラスト展
・9月 『第45回せかいの絵本展』@丸善丸の内本店 で
「ピッケのおうち」タッチディスプレイ版を展示
「ピッケのつくるえほん」で初のワークショップ
・10月 「ピッケのおうち」がグッドデザイン賞を受賞
(子ども向けWebサイトとして初の受賞!)
・10月 慶應義塾大学で「ピッケのつくるえほん」ワークショップ
・10月 キッズプラザ大阪3階が、ピッケ一色に
・11月 「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@シスメックス株式会社
特に夏あたりから、これまでにない忙しさで、
「秋」をスキップして、一足飛びに年末が来てしまった気分です。
あらためて、年の初めに掲げた目標を見返してみると…。
・ 英語版は完成→公開できました。
・ おはなしづくりソフト。つくり始めたのは、去年の11月頃。
ほぼ1年を要し、ソフト自体は、ワークショップができるレベルにまで
完成しました。
さて、おはなしづくりソフト「ピッケのつくるえほん」について
今の状況をお知らせしますね。
来年3/1に、リリース予定です。
ただし、このご報告がたいへん心苦しいのですが…
まずは英語版でのスタートとなり、日本語版は、その後になります。
お待たせしてしまい申し訳ないです…。
11/4にご報告しましたように、運用方法が一番の悩みどころでしたが
とても幸いなことに、その後、良いビジネスパートナーと出会えました。
小さなチームで、まずは小さく始めます。
無償/有償については、
無償でもある程度使えますが、少額課金の有償公開になる予定です。
英語にしなければならないし、これまでとインターフェースも
内部的データの持ち方も変わります。
やってもやっても、次々したいことがある という状態です。
今何よりほしいのが、時間と体力。
待っていてくださるのは、国内の方なのに、ほんとにごめんなさい。
英語版が軌道にのれば、日本語版もできるので、どうぞ今しばらくお待ちください。
このチームでキックオフして、まだ1ヶ月にもなりません。
でも快適です。
忙しいことが苦にならず、作ることが、とても楽しい毎日です。
最初が英語版であることが申し訳ないのですが、
良いものになると確信しています。
3/1を、どうぞ楽しみにしていてください。
また、経過をお知らせしますね。
今年も、これまでに増して、たくさんの方たちに助けていただきました。
あれこれ動いた分、新しい出会いもあって、とても幸せな年でした。
ありがとうございました。
どうぞ皆さま、良いお年をお迎えください。
朝倉民枝
あっと言う間に年の瀬ですね。
暮れの静かな街並みを駅に向かうと、町内イベントなのか餅つきの音。
その音に、祖父母宅の裏庭での遠い日の情景が立ちのぼってきました。
せいろで蒸しあがったばかりの熱々を、叔母が両手でホッホと臼まで運び、祖父、父、叔父が代わる代わるついてゆきます。
餅を返す手際の良さは、やはり祖母がいちばんで、かっぽう着の曲った腰のまま、指先まで赤くなった手ですばやく返します。子どもの私は、そのリズミカルで絶妙な間合いの掛け合いを、まばたきもせず見つめていました。年に1度のはずなのに、祖父母や父たちが、どうしてこうも巧みに杵を扱い毎年同じようにできるのか、不思議でもあり大人はすごいと尊敬もしました。
つきあがった餅を、離れで女性陣が丸めてあんころ餅にします。「手を洗ってらっしゃい」の言葉に、この日ばかりは素直に従った10人ほどの小さな頭が並び、懸命に丸めます。あんこを多めに包もうとして破れたり。小さい子たちも、どうにか丸くはして、盆の上にそっと置きます。自分の餅には名前貼りたいくらいの気持ちです。「これ私のだからね」って。
冷たい冬の空気、湯気、杵の音、大人や子どものいそいそ華やいだ様子、手のひらで丸めた感触まで。まるで昨日のことのようにまざまざとよみがえり、しばし、祖父母や取り壊された屋敷に想いを馳せました。
冬の静けさは、心を澄ませてくれるようで気持ちのよいものですね。
肝心なコトを忘れるところでした。
ワークショップのお知らせをしようと、久しぶりにブログを書き始めたのでした。(前回の更新から、こんなに日が経っていたとは… スミマセン。)
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■「ピッケのつくるえほん」ワークショップ ■
会場: 東京大学情報学環・福武ホール地下2階
「福武ラーニングスタジオ」
日時: 2009年1月25日(日)
・幼児クラスA 10:00~11:30
・幼児クラスB 13:00~14:30
・小学生クラス 15:00~17:00
*小学生クラスのみ所要時間が2時間となります。
定員: 各クラス10名
参加費:各回3,000円(税込み)
講師: 朝倉民枝
主催: NPO法人CANVAS
*参加お申込みは、CANVASの詳細サイトエントリーフォームから。
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来年2009年、最初のワークショップです。
10×3=30。30の新しいお話が生まれる場に、また立ち会えます。
とっても楽しみです。
「みんなのひろば」に久しぶりに投稿がありました。
はるるちゃん 6歳。 ピッケのペパドルです。
おそらく 色塗りもハサミで切るのも、自分でやりきったのでしょう。
大人でも45分かかるのに、とてもがんばって作ってくれたのですね。
子どもたちからのお手紙や作品を
ピッケも私もとても楽しみにしています。
どうぞ気軽にお送りください。
ニフティへ引っ越して、投稿先はニフティ窓口に変更になりましたが
朝倉へちゃんと転送されてきます。
(お名前、メールアドレスなど個人情報を省いた状態で)
ピッケのコメントや、私からのお返事も、ニフティ窓口を介しますが
昔の通りです。
「みんなのひろば」への投稿を、お待ちしています!
私への私信は、このプログページの右上
「プロフィール」の「メール送信」からお送りください。
ジブリ美術館~井の頭公園。
とっても日曜日な1日。快晴。
神宮前の銀杏並木を散歩しました。
黄色いとんがり帽が、てっぺんをまっすぐ天に向けて
視界の先まで並んでいます。
いっぱいの日差しが胸に降り注いだ週末でした。
自宅と事務所の往復(ときどき接骨院経由)
の開発漬けの日々の中、この土日だけは休日!
年に一度、これだけは何があっても、の貴重な時間。
松居直先生や吉田新一先生のお話を伺える
小さな集いに参加しました。
日本の絵本が変革期にきている。
・ 日本語の伝承が危うくなっている。
日本語を生き生きさせる「調べ」が失われている。
・ 絵を見せようとする絵本が多すぎる。
物語を絵で語るということを忘れている。
日本の子どもの絵本を豊かなものに育て上げてくださった先生方が
今の日本の状況を憂いていらっしゃる。
途絶えさせてしまったのは私たちの世代なのだと、胸が痛む。
私が今やろうとしていることを、このまま進めてよいのかと自問する。
小田原あたりの空(車窓より)
上野の空
※いずれも接写モードのまま撮ってしまいボケボケ…。
庭そうじを怠けていて、ベストを逃してしまうところでした。
柊>沈丁花>金木犀。
我が家の小さな庭での香りランキング。一等賞は11月の柊。
冷たい空気の中、気品高く香っています。
昨日、シスメックスさん「テクノパークフェスタ」で行った
ワークショップの絵本作品のうち、Web公開可としていただいた
20作品を、公開しました。
今回は男の子が半数以上。中でも「ひろきくん」が多いのは、
どうやら8歳で2人、3歳にも1人「ひろきくん」がいたようです。
(ひろきくん、ゆうきくん、みずきくんのトリオ)
そのうち8歳のひろきくんは、いちど作った後、とても楽しかったそうで、
戻ってきて、もう1冊つくってくれました。
1作目は「いただきます」。ケーキを食べて戻ってきてからの2作目は
「さんにんのぼうけん」です。
11歳けんたろうくん作。豪快です。
4人で終始なごやかにお話づくりを楽しんでいたご家族。
翌日(=今日11/10)がお兄ちゃんの誕生日ということで
作った絵本は、「5さいのプレゼント」。
裏表紙には、お母さんのメッセージが。
ピッケからもひとことあるそうですよ。
つくるえほんワークショップ@シスメックスの レポートは こちら>>
つくるえほんワークショップ@シスメックスの 子どもたちの作品は こちら>>
神戸に本社のあるシスメックス株式会社さん。
血液検査などの医療器具や試薬、関連ソフトウェアなどの研究開発~製造・販売を手がける臨床検査の総合メーカーです。
野口みずき選手の所属する会社としても有名です。
そのシスメックスさんの研究開発拠点「テクノパーク」が
神戸市西区に完成。
近隣の方へのお披露目イベントが、今日9日日曜にありました。
その中のキッズ向けコーナーの運営協力ということで、
ピッケのワークショップをさせていただきました。
とにかく、何もかもが広ーーーいです。
日本庭園や茶室、池、噴水まであり、花やハーブであふれています。
4月には、社員向け託児所を設置したキッズパークも
オープン予定だそう。
ガラス貼りの明るいカフェが、キッズコーナーとなりました。
男の子3人で共同制作。
あしたが5歳のお兄ちゃん。
操作を受けもつお父さんに、兄&弟で次々と注文を出します。
横で見守るお母さんとともに、家族みんなで絵本づくり。
できた絵本のタイトルはコレ↓。
タッチディスプレイ版のほうも、赤ちゃんや小さな子どもたちに人気。
機材協力は、またしてもイーアイティーさん。
直前のお願いだったのに、なんとか探してくださいました。
シスメックスの社員の皆さんが、スタッフとして入ってくださり、
事前のネットワークの設定から、当日の対応、搬出まで
何から何までしていただいて、とても恐縮でした。
ありがとうございました。
20作品ほどを、近日中にWebで公開できる予定です。
Web公開しましたら、このブログでもお知らせしますね。