Category: ワークショップ・展示

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@東京大学情報学環・福武ホール ラーニングスタジオ


CollableCAMP、ピッケ(グッド・グリーフ) の3団体協働での障害のある子もない子も一緒に学ぶ場作りのプロジェクト、第6回目を実施しました。

10月4日日曜日、晴れ。
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開始前のアクティビティは、おはなし絵カードで遊んでみました。
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カードを引いて、即興でお話を繋げていきます。到着して名札を書き終えた子が、次々と輪に加わってきます。
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全員が揃ったので、挨拶からスタート。
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「車椅子での参加あり」の事前情報に、スタッフで動線確保(通常は地下2階まで階段利用の会場なので)などして備えていました。「あれっ、知ったお顔」と思ったら、今夏の経産省こどもデーに参加してくれた7歳の女の子でした。嬉しいことに、ずっと「また行きたい」と言ってくれていたそうで、応援の妹さんも一緒にご家族で来てくださいました。

レオ・レオニさんの「あおくんときいろちゃん」を紹介して、絵本のお話を少し。
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この絵本は、作者がお孫さんのためにつくったお話で、絵本作家としてのデビュー作です。(ちなみに2作目が「スイミー」。教科書に掲載されているので子どもたちもよく知っています)

アプリの使い方を皆で練習したあと、おはなしづくりに入る助走的な活動として、3グループに分かれて、チームで一場面を作って発表してもらいました。ここで、あの試作していたマグネットを使いました。
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共通ルールは、ピッケ、がーこ、木は必ず使うこと。加えて、ひとり3つ好きなマグネットを選び、グループで相談してひとつの場面を作っていきます。
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このチームは「さかさまの世界」。
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こちらのチームは「あやうしピッケ」、できあがった場面について説明中。
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ここまではとても賑やかでしたが、それぞれ席につき絵本づくりに入った途端、まさに水を打ったように静まりかえりました。皆すごい集中力でつくっていきます。
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今日10月4日がお父さんの誕生日ということで、お父さんに贈るハッピーバースディ絵本を構想中。7歳。
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録音をして製本。
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「友」10歳女児作。祖父母に贈る絵本だそうです。
気に入っている場面を教えてもらいました。
「くりんはとっても喜びました。それを見ていたお月様は満月になりました。めでたしめでたし。私はこのように友だちと仲良くやっているよ。安心してね」
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続く裏表紙には「おじいちゃんとおばあちゃんも元気でね」とメッセージを録音していました。

いよいよ発表会。
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七夕の短冊に「絵本作家になりたい」と書いたという7歳女の子は、お話づくりも録音も、とても丁寧に一所懸命に取り組んでいました。
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大勢の中に入るのが苦手な8歳男の子。ずっと椅子(車輪付きなので乗ったまま移動できる)から離れることができずにいたのですが、さいごの発表の時は、椅子から離れて発表できました。
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さいごに、皆で写真を見ながら今日の活動のふりかえりをして、おしまい。
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発達障害がある等のお子さんに、毎回、3割程度の割合でご参加いただいています。
困りごとや個性の出方は、ひとりひとりそれぞれに違っています。スタッフ皆で注意深く見守り、何をしたいのか何に困っているのかを見ながら、必要な手助けをしようと心がけています。くれぐれも、手を出しすぎないよう気をつけつつ。自分の希望した通りにならずダダッコ状態になってしまったとき、理由を尋ね、しかし返答している内容が真の理由でないことも多いので、代替案も提示しながら、辛抱強く話し合います。この根気強さやぶれない態度は、CAMP、Collableどちらの皆さんも素晴らしくて、横で見ていて感心します。

ワークショップの終了後は、片づけの終わった会場で、毎回、じっくり時間をかけてスタッフ全員でのふりかえりミーティングをします。ひとりひとりの子どものエピソードを追うので、自分が見れていなかった部分も補えて全体像が見えてきます。上手くいっていなかった箇所があれば、改善のために次回どんなトライができるかを皆で考えたり、とても興味深い学びの時間です。

今年度は、あと1回(1/10)実施予定です。会場は、ピッケはじめての晴海のトリトンとなります。どうぞご参加ください。(参加希望者が多くて毎回抽選になっています。開催の数週間前にCAMPさんのWebサイトに募集告知が出ます)

写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。

CAMPさんのレポートページはこちら>>

おでかけピッケ@京大附属病院


9月9日水曜日、チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の於保さん、井上さんと一緒に、京都大学医学部附属病院へ出かけてきました。京大附属病院は「小児がん拠点病院」に指定されています。
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小児科病棟内には、院内学級の他に、ピアノや絵本、おもちゃなどがあるプレイルーム(遊戯室)があります。
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このプレイルームで、ボランティアグループ「にこにこトマト(愛称:にこトマ)」さんが、入院中の子どもたちとご家族に「楽しく豊かな時間」を届けようと活動されています。患児ご家族が個人で始められた活動が基となり20年前に誕生したそうで、今では80人ものメンバーで運営されています。

6月に打ち合わせに伺ってから、この日を楽しみにしていました。当日は、10人以上の子どもたちが参加してくれました。
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それぞれ、検査や診察やシャワーなど予定がある中で、いちど抜けてもまた戻ってきてくれて、親子で絵本づくりを楽しんでくれました。中には4作品も(4作目は1作目の改訂版)作った子もいて、そんなに頑張ってくたびれてしまわないかしらとこちらが心配になるほどでした。
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今回の企画・運営は、にこトマ新代表の高谷さんが中心となり進めてくださいました。子どもたちが楽しみにしている紙の絵本。印刷を別フロアの離れた場所にあるボランティア控室のパソコン+プリンタでするしかないため、データはメールで飛ばせるものの出力した展開図は取りに行かねばなりません。申し訳ないことに、高谷さん自ら、そしてヘルプの松岡さんにも何度も往復していただきました。

子どもたちが自分で作った紙の絵本を大事そうに開いている様子に、伺えてよかったなーと思いました。(にこトマさんのプログでも当日の様子が紹介されています)
入院中の子どもたちのところへ、チャイケモの方と一緒に絵本づくりに伺います。ご希望ありましたらどうぞご連絡ください。

※ 本活動に、広島の教材販売会社の社長さん(有限会社ワキタ 脇田秀夫様、有限会社ヒロキョー 箱田博司様、有限会社サラダ文教社 皿田弘美様)がチャイケモへ寄付してくださった3台のiPadも活用させていただいております。
チャイルド・ケモ・ハウス
2013 年4月神戸に開設された国内初の小児がん専門治療施設。患児家族らにより設立、運営されている。医師のいる診療所と患児が家族とともに暮らせる住居がひとつの建物内にあり、家族一緒に暮らしながら治療を受けることができる。

田辺の子どもたちの絵本作品と嬉しい後日談「はらぺこぶた。」


8月23日日曜日のワークショップで子どもたちがつくってくれた作品から、いくつか紹介しますね。

「みんなとどんぐり」ほのかちゃん(8歳)作

「どんぐりクッキー」そうたくん(6歳)作
「カメが海のところで産みました、卵を」で始まるお話です。楽しくなりますよ。

ほのかちゃんとそうたくんは姉弟です。そうたくんは当初、カメをもっと前面に出したお話をつくっていました。元々のお話の2見開き目では、パカッと2つに割れた卵(積木で作成)からコガメが産まれる場面が描かれていました。ところが保存ができていなくて、1見開き目だけを残してすっかり消えてしまったのです。すぐ気を取り直して再作成、このとき隣でお姉ちゃんが作っていたどんぐりモチーフが気に入ったようで、その要素も取り込みながら、でも全部をそのままマネるというのではない独自路線でぐんぐん作ったのが上の作品です。

また、言葉の調べのここちよい作品をつくる子が数人あって印象的でした。なにか田辺あるいは南紀の土地柄なのでしょうか。この5歳のともみちゃんの絵本なんて、まるで歌うようですよ。

「おともだち」ともみちゃん(5歳)作

今回は参加形式を「親子で」としたので、指導型のご父兄が出てしまうことだけ心配していたのですが、田辺の皆さん抜群でした。どのご父兄も、録音など操作補助はよくしてくださる一方、おはなしづくりは子どもさんを主体として、ユニークなストーリー展開に驚いたり笑ったりしながら一緒に楽しんでくださいました。
お話の世界を子どもたちが楽しんで、そこに親も一緒に連れていってもらう、アウトプット=成果物の絵本(音付デジタル/紙)を持ち帰ることで、ふりかえりや共有ができる。そんな理想に近いかたちを、主催者やご父兄に恵まれて実現できました。

また、ご自宅にiPadをはじめICT環境は揃っているけれど、4歳と9歳のお子さんには触れさせてこなかったというお母さんが、この絵本づくりならばと、思い切っておふたりを参加させてくださったことも嬉しかったです。お姉さん9歳は午前の回だけでは足りず、午後回にも参加してくれました。

と、ここまでの記事のつもりだったのですが、昨晩おもいもかけず、ほのかちゃん(8歳)のお母さんから、嬉しいメッセージと写真が届きました。許諾いただけましたのでご紹介しますね。

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はじめは、うちのこどもたちにできるかなぁ…と思いましたが、なんとか出来上がり…。みんなに見せびらかしています。
実は今日、私が仕事終わりに迎えに行くと、絵本を作ってくれていました。
教えて頂いた、誰に?どんな気持ちを伝えたい?という事がしっかりアタマに残っていた様子で、渡してくれるときも気持ちを伝えてくれたのが、あまりにも嬉しくて、民枝さんにメッセージをおくってしまいました次第です。素敵な時間をありがとうございました。
※ちなみに絵本の内容は、ブタさんが食べた物の色に変身するというものでした。
 表紙と裏表紙を習った通りに作っていたのがたまらなくて…笑っちゃいました。

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ワークショップで伝えたことをひとことも漏らさずに聴きとって、そしてすぐ、さらに発展させて、こんな素敵な絵本を作り、気持ちと一緒にお母さんに贈るだなんて。ほのかちゃん、素敵すぎます。胸いっぱいです。

絵本づくりのテーマはそのときどき変えるのですが、毎回共通しているのは、最初に絵本を贈る相手を決めること。相手へどんな気持ちを届けたいかを考えつつお話をつくってもらっています。
あとは、すべて終わってからのふりかえりで、私が子どもたちにその時々の伝えたいことを話します。ほのかちゃんが参加してくれた午前の回では、「今日はアプリ(できあいの素材)を使ったけれど、コピー用紙でもなんでもいいので白い紙を綴じたら絵本。おうちでも自分で絵から描いてお話つくれるからね」と話しました。
メッセージの骨子を200%受取ってくれて、途中でちょこちょこ話した「物語の余韻である裏表紙も大切」等も伝わっているし、表紙の作者名の表記「下のなまえのみ(年齢)」まで(笑)。なんて素直なのでしょう。

パンチで穴を開けて(たぶん上と下の2か所開けて綴じたかったのでしょうね)リボンで結んだ豆絵本。愛おしくなります。スイカを食べたときは色だけでなく縞模様になっていますね。さいご裏表紙では、これは何を食べたのでしょうか、ピンク色に戻っているから、ループになったエンドレスな物語ともいえますね。

実は、この「食べた物の色に身体の色が変化する」アイディアは、ほのかちゃんがワークショップの時間中に思いついたものです。ピッケの身体の色を変えられるかと問われたので、できないと答えました。その見送ったアイディアを温めて、イチから自分で描く手作り絵本で実現したのですね。

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はらぺこぶた。の絵本は私の宝物になりました。
誰かに気持ちを届ける絵本つくり。こんな素敵なスパイスを子供達にパラパラっと頂けて、明らかに見える変化に驚きました。ありがとうございます。

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さてここで、読者の皆さんに念のためのご注意です。題名は「はらぺここぶた」ではなくて「はらぺこぶた。」です。お母さんもこの絵本をプレゼントされたとき「はらぺここぶた。ではない」と何回も注意をうけたそうです。私も最初まちがえました(笑)。いいですよね「はらぺこぶた。」、声に出して言ってみてください「は ら ぺ こ ぶ た 。」 ね?

たった2時間のワークショップで足早に伝えたことを、こんなにしっかり受けとめて素敵に膨らませてくれたことが、とてもとても嬉しいです。そして、お仕事から戻られて夕飯やお風呂やらであわただしいにちがいない中、写真に撮って伝えてくださるお母さんのお気持ちも嬉しいです。ありがとうございます。

あー、続けてきてよかったなぁ。心から幸せです。

追記:
ほのかちゃんお母さんへブログ公開のご報告と授かった幸福感のお礼をお伝えしたところ、返信のメッセージがまた嬉しくて。

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絵本効果は実は私にもずっと続いておりまして…姉弟がイザコザしてイラッとしちゃうのですが、この絵本が目に入るとスーッと引いてしまうのです笑
娘からコトバと共に貰った幸せなホッコリした気持ちと一生懸命書いて綴じた時間を想像すると愛おしさが勝るのです。
たみえさん。
この絵本をこどもから頂くということは、母親のイライラまで吹き飛ばし笑、穏やかな気持ちが勝るものですよー。これは母親の日常まで変えちゃう気がします。

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子どもからのギフトは周囲を幸せにしますね。

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ @和歌山県田辺市 と熊野の森


8月23日日曜日、一般社団法人グリーンエデュケーションのお招きで絵本づくりをしてきました。会場は和歌山県立情報交流センター「Big・U」。ICT系設備も充実の広々とした施設です。図書館(詳細は後述)や、時間が足りなくて見れなかったのですがプラネタリウムまであるそうです。
和歌山県立情報交流センターBig・U
床にも天井にも地元の紀州材がふんだんに使われています。
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会場の飾りつけを手伝ってくれた女の子。
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4歳~9歳の子どもたちが親子で参加してくれました。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さんお母さん、いとこ、友だち等に贈る絵本を作りました。
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お父さんといっしょに録音中。
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友だち同士で相談したり教えあったりしながら。
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デジタル絵本の次は紙の絵本をつくります。
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いよいよ発表会。身を乗り出して見入っています。
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仲良しの友だち&姉妹の4人組。開いた見開きは、それぞれがいちばん気にいっている場面です。
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「Big・U」館内に、和歌山県立紀南図書館があります。
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これが、血の通った、実に密度濃い素敵な図書館なのです。
昨年秋の未来の図書館を考えるワークショップで、子どもたちが絵本に描いてくれたのは「人が集いつながる図書館」でした。私自身も、本を借りるだけでなく、人が集いつながる図書館、想像し創造できる図書館が日本中にできる日を夢みています。この紀南図書館ではいち早く、紀南の人や文化を大切にしコラボレーションすることで、地域の人が集いつながる場を積極的につくろうとされています。

紀州材の高い天井からは地元作家さんの切り絵作品が下がり、ゆらりと揺れています。物語の一場面の平面作品の他に、立体作品の鯉もあって眼をひきました。低い書棚の上には地元の伝統工芸である紀州手毬が飾られていて、手毬の展示の下には関連書籍があります。中央部の天井が円錐形の天窓になっていて音が程よく響きます。それに気づいて、閉館後の時間に大人のための読み聞かせ会を開催されたそうです。また、植芝盛平氏と合気道関連本の特設コーナーもありました。合気道開祖の植芝氏は、地元田辺市の出身なのだそうです。近く紀南文化会館で合気道演武大会が開催されるので、それに向けての展示とのことでした。坪野賢一郎館長をはじめ職員の皆さんでアイディアを出し合ってさまざまな試みをされていて、嬉しくなる場でした。

主催のグリーンエデュケーション代表の水野雅弘さんの経歴が実にユニークです。TVの放送作家や音楽関係の映像プロデューサからコンサルティング業界へ。お子さんの誕生を機に再びメディアの世界へ戻り、環境問題に関わる内に「外から見るだけではわからない、暮らしてみよう」と、10年以上住んだ横浜を離れ4年前に南紀熊野へ移住されたそうです。自宅も築20年の日本家屋をリフォーム、畑を耕し、ソーラー発電でのオフグリッド生活を目指されています。
ワークショップ前日に、熊野の森で実験中のオフグリッドタイニーハウスを見せてくださいました。屋根がソーラーパネルになっていて、照明、冷蔵庫、パソコンくらいの電力なら充分にまかなえます。窓を開けると風が通って涼しく、眺めも抜群で、泊まってみたくなりました。
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途中「霧の郷たかはら」という熊野古道にある宿でランチをごちそうになりました。水野さんの友人であるオーナーが、敷地内につくったアースバッグハウスを案内してくださいました。床面積が10m2以内であれば建築確認申請の手続きが不要とのこと、基礎工事は無しで earth bag=土のうを積み上げて、たった4か月で作ったそうです。
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1日6時間働いて滞在費フリーとしていて、長期滞在の外国人に大人気、かなり先まで予約が埋まっているとのこと。この日はフランスの方が宿泊中。快く中を見せてくださいました。内装も可愛いです。眼下の眺めも素晴らしく、天空の宿といった趣です。
霧の郷たかはら_眺め
他に熊野本宮大社、大斎原、真名井社へも案内していただきました。なかでも、もともとの社殿があった大斎原は、空気の澄んだ気持ちの良い場で、心身に風が通り抜けるようでした。
人も場もすべての出会いに感謝する2日間でした。ありがとうございました。南紀熊野、ゆっくり再訪したいです。

写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。
子どもたちの作品紹介と嬉しい後日談は、次のブログへ。

追記)主催のグリーンエデュケーションさんが、レポートをアップしてくださいました。記録映像付き!

「こどもSOZOプロジェクト」@神戸KIITO


神戸のまちから出た廃材でクリエーション。大月ヒロ子さん(IDEA R LAB)のワークショップをお手伝いして来ました。
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色ごとに分類された山ほどの素材にまるでダイブするように浸り、存分に作れます。
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「車の修理工場」4歳男の子作。緑色の糸に通したカラフルボタンは「洗濯物」。
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そのお姉さん(小学2年生)作「お部屋」。中央に置いた透明の丸いの(元はシャンデリアのパーツだそう)がテーブル。
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大勢で入れるダンボールの家や座れる椅子を作った子もいました。素材に触れ由来を知ることで、いつもと違う視点で自分の住む町を再発見できます。明日9日(日曜日)と、9月26日27日にもあります。今なら未だ少し残席あるそうです。
「こどもSOZOプロジェクト」詳細と申込方法はこちら
(モバイルから投稿)

ピッケ@経済産業省子どもデー2015


7月29日30日、今年もお招きいただき、経済産業省子どもデー「ミライーノひろば」で絵本づくりをしてきました。(開催案内YouTube movie内 冒頭で、昨年度の様子としてピッケも紹介されています)

会場は経済産業省本館。大人は通常通りの厳重セキュリティチェックを受けて入館します。パスポートを持っている子どもたちはスイスイ。うらやましい。
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今年もドラえもんがお出むかえ。
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事前申込み>抽選で選ばれた各日10名の小学1年生~中学2年生が参加してくれました。
はたこうしろうさんの「なつのいちにち」など夏の絵本を紹介、それぞれ贈る相手を決めてからお話づくりに入ります。いつもの「お母さん」に続いて、時節柄か「おじいちゃん、おばあちゃん、いとこ」も人気でした。
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兄弟で参加してくれた小学2年生と4年生。弟くんは海の話、お兄ちゃんは公園で野球をする話。巨人ファンなのかな?
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こちらはたまたま席が隣同士になった「はじめまして」の3年生と4年生。すっかり仲良くなって、互いの作品に声で出演していました。

できあがった4年生ももかちゃんの作品「ふたりはそっくり」はこちら。
りすの「りんりん」と「りんぼ」の声を分担して録音。2見開き目「わぁー、きみは誰?」2人の声がハモっていて素敵です。裏表紙ではイビキを熱演しています。

デジタル絵本が完成したら、次は紙の絵本をつくります。
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発表会では、高学年のつくりこんだ作品に感嘆の声が起きました。
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もう1作品、紹介しますね。
「うさぎのひまれちゃん」 まひろさん(小5)作
まもなく女の子の赤ちゃん(名前はひまれちゃん)が生まれるいとこへ贈る絵本。雨の中まい子になったひまれちゃんを迎えに来たのは、亀のまなとくん(作者の弟)「おうちに連れて行ってあげる」。

今年も、かつて未踏ソフトウェア創造事業でお世話になったIPA(情報処理推進機構)の皆さんに万全のサポートをしていただきました。ファシリテータも昨年と同じ山田リイコさん中井香里さんが入ってくださり、安定の布陣で臨めました。
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img_150729_中井香里さん

地下の講堂では、その未踏ソフトウェア創造事業の「スーパークリエータ講座」が開催されていて、初日は本多達也さん(振動と光で音知覚をサポートするデバイスONTENNAを開発)が、2日目は高校生の竹田聖さん(スマホでアプリを作れるApply.lyを開発)と濱中敬人さん(三味線歴10年。三味線を手軽に始められるアプリAibikiを開発)が登壇。デモをまじえての講義に小学生が熱心に聴き入っていました。
img_meti_竹田聖さん濱中敬人さん

その他、経産省では、ドローン操作、ソーラーカー工作、ロボット、プログラミングなどなど、体験型のイベントがいっぱいでした。夏休みの2日間、霞が関の官庁街を「子どもデー霞が関パスポート」を手にした子どもたちがジャックする、実に愉快なイベントです。

写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。

「ピッケのつくるえほん」海の日ワークショップ


7月20日(月)海の日、小児がんの子どもたちを応援する「Japan Heart すまいるスマイルプロジェクト」さんよりお声がけいただき、絵本づくりワークショップをしました。(告知ページ
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ジャパンハートは、医師看護師を中心とした国際医療ボランティア団体です。「すまいるスマイルプロジェクト」では、疾患のために移動に不安のある子どもやご家族を対象に旅行や思い出作りのサポートをなさっています。

日の出桟橋から、御座船安宅丸(両備ホールディングス株式会社)に乗り込んで、東京湾をクルーズ。広ーい船内を貸切です。
御座船安宅丸
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ヤンセンファーマの社員さんたちによるバルーンアートやスライムなどのイベントも大人気でした。
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クルーズの興奮さめやらぬまま、皆でバスに乗って増上寺(浄土宗ともいき財団)へ移動。
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続いて、おはなしづくりをしました。絵本もあれこれ用意していったのですが、子どもたちはもうすぐにも作りたくて。
海や船の絵本
絵本を贈る相手を決めたあとは、自由につくってもらいました。
家族4人でご飯を食べている場面。
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ご家族ごとに録音もして、さいごは発表会もしました。
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3歳~12歳の子どもたち、あまりに熱中していて疲れてしまわないかしらと心配になるほどでした。お医者さん看護師さんがずっと一緒で、水分や塩分の補給、子どもたちの体調を見守りながらなので、私は安心して絵本づくりに専念できました。

治療をがんばっている子どもたちやご家族に、楽しいひとときを過ごしてほしいと願っています。小児がんで闘病中の子どもたちを対象とした絵本づくりを、病院への訪問についてはチャイルド・ケモ・ハウスさんと、旅行をともなう場合はジャパンハートさんとの協働で続けていきますので、どうぞご相談ください。

ご参考:院内学級でピッケ出張授業(2015年2月 大阪大学附属病院の分教室にて)

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ @札幌市中央図書館


6月28日日曜日、札幌市中央図書館にお招きいただき、絵本づくりワークショップをしました。来秋以降 (仮称)絵本図書館を開設するにあたっての、デジタル導入を検討するための実証実験とのこと。重責を感じながら札幌入りしました。
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図書館の皆さんはお気持ちもフットワークも抜群で、直前1時間のざっくりとしたレクチャーで操作方法も進行手順も把握してくださいました。おかげで子どもたちを迎える頃には私の緊張も解け、親子8組の皆さんと一緒に私自身も楽しみながら絵本づくりができました。

導入に絵本の話をして、ふだんは借りたり買ったりしている絵本を今日は自分でつくること「みんなが絵本作家です」と伝えます。
5~8歳の子どもたち、操作方法を聴くときは真剣そのものです。
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贈る相手を決めて、それぞれに作ってゆきます。未就学の子どもたちはお話を声に出しながらなので、実ににぎやかです。
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パパへプレゼントする絵本をつくる1年生。水のない場所で遊んでみたかったあひるさんが、友達に誘われはじめて公園で遊んだお話です。
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おじいちゃんへプレゼントする絵本。8歳。海へ出かけたうっきー達にいったい何が起こったのでしょう!?
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思い思いの場所で録音。お父さんやお母さんに声で出演してもらう親子もありました。
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上映会。8作品それぞれに個性豊かな作品となりました。子どもたちの想像力と創造力は、いつも私たち大人の予想を上回ります。
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終了後、いちばん気に入っているシーンを開いた絵本を手に、皆で記念撮影をしました。
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さっそく翌日の北海道新聞にも、ワークショップの様子が掲載されたそうです。

昨年9月の未来の図書館を考えるワークショップで、子どもたちのつくった絵本を思い出しました。そこには、多様な人々があつまり、ともに過ごし(たいていカフェがあります)人のつながりが生まれる未来図が描かれていました。
人が集いつながる図書館、本を借りるだけでなく想像し創造できる図書館。
そんな図書館が日本中にできる日を夢みています。その先駆けとならんとする札幌の皆さんにお招きいただけて、とても嬉しく光栄でした。

こちらから子どもたちの作品をmovieでご覧いただけます。
※ 8作品が順番に自動再生されます。

うまく連続再生されない場合は、直接YouTubeの再生リストから個々の作品をご覧ください。

みらいドットDNPさん公式レポートも公開されました。
「絵本の楽しみ方が変わってきた!?「札幌市中央図書館 デジタルえほん実証実験」」

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ @TERACOYARD(RYOZAN PARK)


6月18日、RYOZAN PARK 大塚(豊島区)こそだてビレッジで、TERACOYARDのオープニングイベントとして絵本づくりワークショップをしました。
私の都合で17時~18時半という夕飯にかかる時間帯になってしまい、ちょっと心配。案の定、到着するなり「おなか空いたぁ」が続出しました。でも大丈夫。和室と大きなキッチンがあって、食べ物の持ち込み自由、自分たちで作って食べることもできます。
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腹ごしらえがすんだ子は、開始時間までキッズスペースで自由に遊んで、というか走り回っていました。あとで聞くと主催の直美さんは、この大騒ぎモードから制作モードに切り替えられだろうか…と内心不安に感じていたそうです。それほどエネルギー炸裂していました(笑)。
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そんな男の子たちも絵本づくりが始まると、とたんに夢中になります。
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参加は3歳~小学校低学年の子どもたち、黙々とつくっていきます。小さい子は操作の難しいところはお母さんに手伝ってもらいました。
録音にうってつけな授乳・お昼寝スペースが3ブースあって、お話ができた子から利用できます。
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先着順にいそいそブース奥のソファにもぐりこむと、カーテンをピタリと閉じます。小さいスペースって大人でもわくわくしますものね。1つのブースに仲良し2人でこもって、それぞれの声が相手の作品に入ってしまうという、録音ブースとしては「?」な利用になっている子もいました(笑)、まぁ楽しければ良しです。

大きなスクリーンで発表会。子どもも大人も大満足でした。
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「TERACOYARD」は、近藤直美さんが同世代の子育てママたちと始めた「作って伝える」新しい学びの場です。直美さんとは2年前、彼女がまだ小学校の先生だった頃に知りあいました。ピッケの考え方がつくりたいと思っている寺子屋の考え方とピッタリだからピッケをしたいと話してくれて、私も想いに共感。そのときがきたら応援させてねと約束していました。
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TERACOYARD の当面の活動日時は、火曜と木曜 PM 4:30~6:30。5歳~小学3年生対象。2時間の柱は「作る」と「伝える」( ← ピッケと似てるのです)絵本、紙芝居、工作、レゴ、実験など。9月までトライアル2000円/1回実施中!週末には、親子参加できるイベントも企画予定だそうです。
TERACOYARD の Facebookページは こちら>>

「TERACOYARD」が拠点を置く「RYOZAN PARK 大塚」もまた、思想も空間も素晴らしいです。
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これまで働きたいママに強いられてきた二択:子どもを預けて働く/育児期間中は一時的に仕事をあきらめる、のどちらかではなく、子育てと仕事どちらもあきらめない、子どもを自分の側において子育ても仕事も楽しもう!をめざしてつくられた場です。その思想がちゃんと空間としてデザインされていて、今回ワークショップをした7階は、プロの保育士がすぐ眼の前で子どもを見てくれている安心な環境で仕事ができます。お昼は皆で作って食べます。お乳も子どもがほしがるときに与えられます。ここでなら、我が子のはじめて歩いた、はじめて話したを見逃すこともないでしょう。将来は、子どもの成長や自分の働き方に合わせて、こそだてビレッジ(7階)→シェアオフィス(6階)→固定オフィス(5階)と利用するフロアも移れます。7階こそだてビレッジは2000円でお試し利用ができるので、ぜひ快適スペースを親子で体験してみてください。出入りしている人も愉快な人が多いですよ。
RYOZAN PARK 大塚 こそだてビレッジ の Webサイトは こちら>>

RYOZAN PARKオーナーの竹沢一家(二世代)とも、初対面な気がまったくしなくてたくさん話せました。そして、いつもなのですが、ワークショップを見学に来てくれた人たちをおかまいする余裕がなくて、放りっぱなし。でも勝手にお互いに話して仲良くなってくれます。で、皆いっしょにご飯を食べに行きました。(大塚には美味しい食堂がありますね)
領域を渡って動いている人たちが好きです。TERACOYARD、RYOZAN PARK 界隈の皆さんとこれからもご一緒できること楽しみです。

子どもたちの作品をいくつかご紹介しますね。雨降りだったせいか楽しい雨の日絵本が何冊か生まれました。
「くものあめ」そうとくん(5歳)作

「らっきーなあめのひ」しゅうとくん(6歳)作
※再生注意 やや音割れしています

「たのしいかおがすき」ひすいくん(4歳)作

写真を、Facebookページ「ピッケ」でご覧いただけます。(ひとまず私がiPadで撮った少しだけ、後日写真が届いたら追加します)

ピッケの今後の活動予定については、このブログ、Facebookページ「ピッケ」、公式WebのNEWSをご覧ください。

海の日に船に乗ろう!ピッケの絵本もつくります。


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【申込受付はじまりました】
7月20日 海の日に船に乗ろう!ピッケの絵本もつくります。
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日時:2015年7月20日(月)海の日 12:00~16:00
概要:東京駅「丸の内鍛冶橋駐車場」に集合
   40分の東京湾クルーズを楽しんだあと、増上寺へ移動して絵本づくり
対象:3~15歳の小児がん治療中もしくは経験したお子さま8組前後
参加費:無料
主催:ジャパンハートすまいるスマイルプロジェクト
協賛:両備ホールディングス株式会社浄土宗ともいき財団、ピッケ
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小児がん治療中もしくは治療後の子どもさんと同伴ご家族が対象です。お医者さんや看護師さんも終日同行します。東京駅や会場間の移動は専用バス、船も参加者のみの貸切です。安心してご参加ください。兄弟姉妹もどうぞご一緒に。ご家族で楽しい一日を過ごしましょう。

詳細とお申込みは こちら>>