チャイケモの井上さんと一緒に、京大病院のプレイルームを訪ねました。同じ京大病院の分教室(院内学級)の方は、コロナ禍もオンラインで続けていましたが、プレイルームでのピッケは、実に4年半ぶりとなりました。このプレイルームでの活動の運営を長年担ってこられた「にこにこトマト」さんも、コロナ禍のここ数年は病棟内に入ることができなかったのです。ようやく先月から、1か月に一度だけ病棟内での活動が再開となり、その貴重な2回目をピッケでとしてくださったのでした。
「にこにこトマト(愛称:にこトマ)」とは、患児ご家族が個人で始められた活動が基となり30年前に誕生した京大附属病院小児科のボランティアグループです。今では2代目の代表 高谷さんをはじめとするメンバーで運営されており、入院中の子どもたちとご家族に「楽しく豊かな時間」を届けようと活動されています。高谷さんは、すっかりピッケのベテランで、今日も皆さんのお世話をしながら、私も作りたくなってきたーとササッとご自身でも1冊完成なさいました。「ピッケアンバサダー」と名乗ってくださるのも嬉しく頼もしいです。
新しくなったプレイルームは、大きな窓があり明るく気持ちよいです。2歳さんも4歳さんも、アプリ上に並べたおにぎりやイチゴを食べっこしたり、車を次々坂道にププーッとすべらせたり、好きなものがいっぱいのお話をつくりました。かたやお母さん方も、1時間以上かけて大作を仕上げてくれました。おうちで待つお兄ちゃんの分もと2冊つくられる方もありました。
子どもたちにたくさん笑ってもらえて、お母さん方に「久しぶりにこんなに夢中になりました」と言っていただけて、伺えてほんとによかったです。
公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金:
重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。( NPO法人チャイルド・ケモ・ハウスは、発展的解散の手続きを経て、2022年9月より公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金に統合されました )
----------------
使用アプリ: ピッケのつくるえほん for iPad
ピッケに関するお知らせやレポート: Facebookページ「ピッケ」
----------------