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おでかけピッケ@京大附属病院


チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の井上さん(保育士さん)、鈴木さん(保育士さん)、川井さん(自立支援員さん)と、京都大学医学部附属病院へ出かけてきました。プレイルームへは5回目の訪問です。

小児科病棟内に、ピアノや絵本、おもちゃなどがあるプレイルーム(遊戯室)があります。このプレイルームで、ボランティアグループ「にこにこトマト(愛称:にこトマ)」さんが、入院中の子どもたちとご家族に「楽しく豊かな時間」を届けようと活動されています。患児ご家族が個人で始められた活動が基となり25年前に誕生し、今では2代目の代表 高谷さんをはじめ80人ものメンバーで運営されています。4年前はじめて訪問したとき展開図の印刷のために何度も走ってくださった松岡さんも来てくださいました。当時は看護師を目指す学生さんでしたがいよいよ卒業、勤務もこの病院になるそうです。

プレイルームでは、未就学の子どもたちが親子で参加してくれます。付添いのお母さんが患児や家で待つきょうだい児のために作られることもあります。

1歳の男の子は、おにぎりとリンゴの絵カードを小さな手にしっかり握っていました。別の男の子は、とにかく「並べる」のが楽しくて、好きな物をたくさん並べて絵本をつくりました。3歳女の子作「おかおさん」は、顔がいっぱいの6見開きもある長編。お母さんと一緒に録音、製本までがんばりました。


終わり頃に来てくださった付添いのお母さんは、息子さんが好きな汽車で旅するお話「○○(息子さんのお名前)のおでかけ」をわずか15分程で仕上げ、大急ぎで息子さんの待つ病室へ戻って行かれました。

プレイルームにはパソコンもプリンタもないのですが(初期は別フロアの事務所まで出力に走っていました)、今回もにこトマのメンバーの方が私物を手配くださったおかげで、紙の絵本もつくってもらうことができました。

入院中の子どもたちのところへチャイケモの方と一緒に伺います。ご希望ありましたらどうぞご連絡ください。

※ 本活動に、広島の教材販売会社の社長さん(有限会社ワキタ 脇田秀夫様、有限会社ヒロキョー 箱田博司様、有限会社サラダ文教社 皿田弘美様)がチャイケモへ寄付してくださった3台のiPadも活用させていただいております。2019年度の「おでかけピッケ」は、公益財団法人ノエビアグリーン財団の助成を受けています。
チャイルド・ケモ・ハウス(チャイケモ)
2013 年4月神戸に開設された国内初の小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子どもと家族のための施設。患児家族らにより設立、運営されている。医師のいる診療所と患児が家族とともに暮らせる住居がひとつの建物内にあり、家族一緒に暮らしながら治療を受けることができる。

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使用アプリ:  ピッケのつくるえほん for iPad
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