
11/8(土),9(日)日本子ども学会学術集会(大会テーマ「学校・地域社会における子どもの体験 ―風土に根付いた教育」)に参加し、石川由美子さん(宇都宮大学)井上知香さん(静岡大学)と共にラウンドテーブル「子どもがことばを生み出す場と時間」を担当しました。私からは豊橋での事例を紹介。幼児からシニアまでの広い年齢層、国籍や文化が異なったり、発達に個性のある子も集っての創作が、期せずして、場に多様性と多元性をもたらしている。相対的優劣が生まれにくく、序列や成績といった外からの評価がない中で存分に試すことができる。場は土壌であり、そこへ種を撒き、それぞれのお陽さまの方へと伸びていくのは、子どもたち自身。大切に尊重される場で、子どもはことばを育み本領を発揮する。よく来たね、来てくれてありがとう、と子どもたちを歓迎したいという話をしました。
天気予報に加えてクマダスをチェック。学会中にも「東門付近で目撃されました」と緊急放送あったり、校舎の自動ドアは手動に切替わっていました。夜はタクシー移動したものの、せっかくの紅葉を味わいたくて、朝は何人かで集まり熊鈴を付けて大学まで歩きました。千秋公園が閉鎖されていたのは残念でしたが、昼休憩には竿燈の実演、懇親会ではナマハゲ太鼓も披露いただき、秋田での学会を満喫しました。