愛知淑徳大学 人間情報学部(佐藤朝美先生)でゲスト講義を担当しました。
まず3年生の授業から。リモートと対面半々と聞いていたのに、嬉しいことに全員が来てくれました。事前のオーダーは、「学生さんたちに社会へ眼を向けてほしい。子供向けの活動で心がけていることやその醍醐味を伝えてほしい」とのこと。それをうけて、活動の動機やねらいを、活動のデザインについては「物語世界に子どもたちが浸りきって遊べるよう全体をデザイン」した具体例として IDEA R LAB での3つのワークショップを紹介しました。
ピッケ おはなしのもり 絵本づくり
廃材リユース(妖精)×ピッケ
廃材リユース(楽器)×ピッケ
活動事例としては、社会課題に関わる2件 ー愛知県での外国籍の子どもたち対象事例と、病児訪問活動のコロナ禍での対応ー に絞って詳しく話しました。
4年生の授業では、目下追い込み中の卒業制作や卒論をプレゼン頂きコメント。例えば、こんな取り組みもありました。東郷町「いこまい館」(親子向け施設)の空間改善策のひとつとして、もっとも利用の多い年齢層である1歳児がハイハイでくぐって遊べるトンネルを段ボール箱でつくり利用してもらい観察。ところがコロナ禍で当初想定していた活用が見込めなくなったために、家庭での利用に転用した。着眼点、実践力とも素晴らしいです。
学生さんと話すのは新鮮で楽しく、私にとっても学び多い一日となりました。