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ヘルシンキ旅行メモ4 社会の中の学びの場


図書館以外にも、そのつもりなく訪れた先で、子どものために用意された学びの場に出会いました。

ヘルシンキ市立博物館(Helsinki City Museum)。入館無料。

展示のメインはヘルシンキ市の歴史です。膨大なフィルムのストックを閲覧できる部屋もありました。

昨年リニューアルされた子どものための展示が抜群によかったです。

自由に休憩や工作ができる部屋。壁面には子どもの作品が飾られています。部屋の一角にお面をつくる材料が用意されていて、母娘が楽しんでいました。説明書きは、フィンランド語とスウェーデン語の2通りがあります。

昔の暮らしを楽しい展示で見せています。左は靴屋、右は食料品店で、お店屋さんごっこもできるようになっていました。

昔の教室を再現した部屋。パネル展示を見ると学校で編み物を習ったようです。

昔の暮らしを再現したなんとも愛らしい空間もありました。どれも入ってよい触ってよい展示です。

好みのコスチュームを着て舞台上で演じられる部屋もありました。パペットを使った劇もできます。

1階のロビーには、アアルトデザインのどんぐり型ライトがさがっています。

子どもたちのコート掛け。

トイレに男女の別はなくて、ドアを入ると、手洗いもそれぞれに備えた個室が並んでいる造りでした。
実は素敵すぎて2回訪ねました。最初は平日夕方遅くで空いていましたが、2度目の土曜は家族連れで賑わっていました。
入り口には、ベビーカー置き場のサインボードがありました。

国立美術館(Ateneumu)ではアアルト展が開催されていました。
会場内のハンズオンコーナーは、黒を基調にした展示で、建築、木材等マテリアル、構成デザインなどについて、大人も子どもも遊びながら学べます。

この女の子は、家をつくりそれを汽車に変えて、とかなり長い時間楽しんでいました。

二点透視図法と一点透視図法を試せる展示。(写真は二点透視図法)

積み木。写真下段は、木の種類による手触りの違いを確かめられる展示。

休館で入れなかったのですが、立派な児童館もありました。図書館でも様々な活動が行われている様子だったので、どう役割分担しているのでしょう。
他にも、まる一日のんびり過ごしたセウラサーリ野外博物館(Seurasaaren ulkomuseo)にも、昔の子ども部屋を体験できる場や、子どもを対象にしたワークショッププログラムが用意されていました。

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