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昔のピッケ1


今年 こどもの日 5/5 にリニューアルした「ピッケのおうち」、
それ以前は、私の仕事サイトgoodgrief.jp の下にありました。

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見た目は同じなのですが、
実は 動かしている技術がまったく違います。
今のピッケはFlash、以前のピッケはMicrosoftAgent です。
「MicrosoftAgent」はなじみのないコトバかもしれませんね。
ひと昔前、WordやEXCELでヘルプとともに出てきたイルカや、
最近なら、「検索」すると登場する犬のロッキーが、
このMicrosoftAgentです。

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出てきてほしくないとき出てこられるとうるさいですが、
使い方次第では、とても面白いんじゃないかと、考えました。
MicrosoftAgentは、作り方が公開されていて、
オリジナルキャラクタで作ることができます。
(ピッケの前、ネズミのシナモンも、MicrosoftAgentにしてみました。
 シナモンは、今も、goodgrief.jp のサイトを、案内してくれますよ。→ 終了しました)

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ピッケを作り始めたのは2001年。当時、Flashも使われ始めていて
どっちでいくか迷った末、MicrosoftAgent を選びました。
Macユーザをあきらめることになるけれど、メリットの方が大きいと
判断したのです。

メリットと考えたのは、主に次の点です。
1)プレインストールされているので、初心者にとって敷居が低い。
2)Flashだとブラウザの枠から出られないが、MicrosoftAgent は
  ブラウザの枠を超えて、例えばサイトツアーのようなこともできるし、
  デスクトップに常駐もできる。
  5年後、10年後には、子どもたちもネットを利用するだろう。
  そのとき、安心なサイトばかりではないだろうから、
  子ども用ポータルを作って、子ども向けサイトをツアーして回りたい。
3)MicrosoftAgent は、音声入力対応になっている。
  5年後、10年後には、音声入力がもっと一般化しているはず。
  キーボードやマウス操作でなく、Agent に話しかけて
  っていう使い方ができる。これって子どもに最適。

3)は、はずれました。まだ一般的ではないですね。
2)は、子どものネット利用は急速に進み、予想は当たったのですが、
同時にセキュリティの縛りも大きくなってしまい、
サイトツアーも、機能としては可能でも、セキュリティの壁に阻まれ
どちみちできなくなりました。
そして、Windows XP sp2 になった時、とうとう「信頼サイトへの設定」
という、私だったら絶対やらない めんどくさいことをしないと
見れないように なってしまいました。
この時点で、ピッケもこれまでか… と観念しかけたのですが、
あきらめきれずに、一念発起!
全部Flashで作り直して、今日に至ります。

MicrosoftAgentによる旧版の「ピッケのおうち」、来訪者も
ほとんど無くなってきたので、そろそろ閉鎖しようと思っています。
技術的な興味がある方、もしよろしければ、今のうちにご覧になってくださいね。
ただし、Windows かつ ブラウザはIE、信頼サイトへの設定が必須、
最新のShockwaveプレイヤーのインストール(無料)が必要、
と とっても面倒くさいです。
MicrosoftAgent+Shockwave+JAVAscript で動作しています。

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旧版の「ピッケのおうち」(MicrosoftAgent)はこちらです。
http://www.goodgrief.jp/picke/(旧版の「ピッケのおうち」は終了しました。12/13)

あたらしい「ピッケのおうち」(Flash):http://pekay.jp/house/