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博士の部屋


ピッケの授業をした立命館小学校「博士の部屋」には
「パソコンの父」と呼ばれるアランケイ博士のサインが飾られています。
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博士は、大型コンピュータしかなかった時代に「パーソナル・コンピュータ」の概念を提唱し、後のMacintoshやWindowsに多大な影響を与えました。また、子どもたちのコンピュータ教育のために、スクイーク(Squeak Etoys プログラミング言語)を開発し、最近では、途上国の子どもたちを支援する100ドルパソコンのプロジェクトにも取り組まれています。

そのアランケイ博士のスクイークをベースにMITメディアラボが開発した、スクラッチ(Scratch)という教育用プログラミング環境があります。
視覚的にプログラミングでき、アニメーションやゲームを作ることができます。
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ピッケを素材にゲームを作ってくれたm_yusukeくんは、なんと小学6年生!

ピッケの絵素材(スプライトと呼びます)は非公開ですが、スクイークのワークショップなどでご利用いただけます。お問い合わせください。

スクラッチのページは こちら>>
スクラッチの「PeKayプロジェクト」のページは こちら>>

ペパドルにスナップボタン


みんなのひろばに、投稿がありました。
ダジャレ王くん(4歳)作の、ピッケのペパドルです。
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4歳で、これだけ小さなパーツを切り抜くのは、さぞ根気がいったことでしょう。時計もカトラリーもマグカップも、ブルーで統一されて、すっきり。画用紙に貼るのもGoodアイディアですね。 完成してピース!
「ピッケに出会ってから、夢中です」
と嬉しいコメントもいただきました。

ペパドルは こちら>>
  画面上で着色。お名前入りのパーツシートになってプリントされます。
みんなのひろばは こちら>>

こちらは、立命館小学校の1年生が作ったペパドル。
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関節部分を見てください。
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スナップボタンです!
これ、アイディアですね。昨年10月キッズプラザ大阪でのワークショップとのき、キッズプラザ大阪のスタッフさんが思いつかれました。
足割リベットより手に入りやすく、値段も安いです。
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←168円。
目打ちや千枚通しなどで穴を開けて、普通にパチンと留めるだけ。
どうぞマネしてみてください。

立命館小学校でピッケの特別授業


この2学期、立命館小学校のロボティクス科1年生の授業でピッケを活用いただいています。40分×13コマを「ピッケのおうち」を素材にカリキュラムを組み、実施なさっています。その中盤にあたる昨日、私も2コマを担当。京都まで出かけてきました。
校内にアクトシアターという立派なホールがあって、当初は、そのホールでの講演を希望されていました。でも、話を聴くだけの80分は長すぎるだろうと、お話+ミニワークショップとさせてもらいました。
2クラスずつ、2コマを2回。
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場所は「博士の部屋」です。人数が多いので、椅子は撤去。
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入りきれない10人ほどは、廊下で。
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3人で共同制作。もう大騒ぎです。
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仲良く交代しながら作っているチームもありますが、もめにもめて作っているチームもあり。
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さいごの発表会は、廊下の階段に腰かけてもらい、階段正面の壁面にプロジェクタ投影して行いました。
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代表して1チームが発表。
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印刷は時間内には無理で、授業後、先生たちがしてくださいました。
子どもたちが製本して、明日の授業参観で展示、その後、図書室で展示されます。
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60人の子どもたちに対面してというのは初めて。たくさんのエネルギーを受けると同時に、こちらもそれに負けぬエネルギーが要ります。
いつもは、親子での利用が多く、一緒におはなしを作る行為が、親子のコミュニケーションになっていました。
今回は、同い歳3人での共同制作。話しあったり 時に全力でぶつかり大モメにもめながら作る様子を見ながら、これも大事なコミュニケーションだなぁ と感じました。この後、作った絵本を通じて、どんなやりとりが生まれるかも楽しみです。

子どもたちの絵本作品は こちら>>

ダウンロードストアをオープンしました


「ピッケのつくるえほん」を、Facebookを介さずダウンロードストアからご購入いただけるようになりました。
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3月のリリース以来、国内の方から「使いたいけれど、Facebookへの登録に抵抗がある」という声をいただいていて、ずっとなんとかしたいと思っていました。
オンラインで利用いただけるよう構築することは壮大すぎて難しく、ダウンロード販売のみ、お支払いはクレジットカード一括払いのみです。
コンビニ払いやゆうびん振込を入れることできなくて、すみません。
価格は2980円(税込)。おひとりの個人が無期限にご利用いただけます。

新しくなった pekay.jp は こちら>>
ダウンロードストアは こちら>>

「絵本」にまつわる話


実は、先の「教科書に載った小説」の「絵本」で、祖母のことを思い出しました。(「絵本」という以外に共通点はありません)
私事ですが、書き留めておきます。

昨年の夏の終わり、祖母が暮らす両親の家で1泊を過ごしました。
昼下がり、8歳の姪がピッケの絵本を作るというので、父のPCで1作つくり、3冊製本しました。1冊は自分、1冊は3歳の妹、1冊はひいおばあちゃん(祖母)にあげるのだと言って。
絵本ができあがり、祖母が寝たり起きたりで過ごしていた1階の座敷へ、3冊を携え駆け下ります。3歳も、とことこついてきます。
3人で祖母が座る座椅子を囲むと、姪は少し得意げな様子で、絵本のページをめくりながら大きな声で読み上げました。ピッケの絵を見て「たみちゃん(=私)の?」と問う祖母に、「ちがう、私が作ったの」と表紙の作者名のところを指し示します。
日頃「お年寄」に会うことがなく、腰が90度以上に曲がった祖母を時に恐がり泣くことさえあった3歳の姪も、この日はリラックスした様子で、祖母にもたれ顔を寄せ絵本をのぞきこんでいます。
祖母は、補聴器をつけてはいるものの、ほとんど聴こえていません。おそらく訳はわからず、でも、とにかくも、こうやって曾孫2人と孫(私)とが、自分のためにと絵本を読んでくれるのですから、嬉しそうな様子で聴いていました。
「おしまい」となり、閉じた裏表紙に持ち主のなまえとして自分の名前が入っているのを見て、眼を丸くします。(初期の仕様では、裏表紙に持ち主の名前を入れる欄があったのです)
姪が同じ絵本を3冊並べ、裏表紙の持ち主名を示しながら、「これは私、これは妹。これはひいおばあちゃんにあげるの。どうぞ」と手渡すと、なんとなくはわかったようで「ありがとう」と嬉しそうに受け取りました。
その3週間後、祖母は息を引き取りました。92歳の大往生でした。
もらった絵本を、ずっと大事に、繰り返し繰り返し読んでいたそうです。葬儀の日、他の遺品とともに絵本を棺に入れました。
初孫だった私は、幼少の頃から特に可愛がってもらいました。
大好きな祖母とのさいごの風景が、姪っ子たちと一緒にピッケの絵本を読んだおだやかな時間であることは、とても幸せです。
先月、その祖母の一年祭でした。
今でも、守られている気がします。

「教科書に載った小説」


すっかり秋ですね。
教科書に載った小説」佐藤雅彦編 を読みました。
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国語の教科書に掲載された小説12篇が収められています。
これが面白いのです。
ひょっとしたら私の使った教科書に載っていた作品もあるのかもしれませんが、「読まされ」て面白さに気づかず過ぎたのでしょう。それぞれの教科書を作った選者によって選ばれ、時を経て、この本の編者によって選ばれ、2つのフィルターを通って届いたということですね。
なかに「絵本」と題された、胸にせまる作品があります。
ある日小包で「ももたろう」の絵本が届く。中には12年前に亡くなった畏敬の友からの一通の手紙が入っていた。死を間近に控え、友の未だ見ぬ未来の子どもへ、1冊の絵本を贈ろうと計画し託した絵本。
作者、松下竜一のおそらく実話なのではないかと感じました。
他にも、とんかつ、絵本、少年の夏、父の列車、雛…など、珠玉のつまった1冊です。
編者佐藤雅彦さんHPの紹介文は こちら>>

デジタルガジェット


夏前に買った2つのデジタルガジェット。iPhoneとPoken。

携帯電話は、渋々持つという感じでたいして興味もなかったのですが、iPhoneはどうしても欲しくなり買ってしまいました。
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電話もできて(ということを忘れるくらい)、実験的オモチャで、モバイルPCです。 楽しいアプリがたくさんあります。 ピッケのmovieを作ってくださった(撮影、編集、音楽も)Conitの中島敦さんがつくられた Melody Bellも、大好きなiPhoneアプリのひとつです。
そして最近いちばん驚いたのは、セカイカメラ
iPhone を街や物にかざすと、エアタグが浮かび上がります。近未来の世界をのぞき見ているようです。
とはいえ、ゲームを元々あまりしないので、基本は、ユーティリティ系アプリを使っています。
8月に福岡へ行ったときは、天神で迷子になってしまい、iPhoneのGPS機能のおかげでホテルまで戻れました。
もう少し使いこなして、iPhoneとPCのデータを極力クラウド化して同期したいなと思っています。そうできると、重いPCを持ち歩くことが少なくてすみそうです。
iPhoneは携帯電話とは在り方がまるで違います。 新しい試みが、iPhoneをプラットフォームに登場するので、そこが何より楽しいです。

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電子名刺のPOKEN
6月に買って以来、私の生活圏にユーザーいなくて、実はまったく使っていませんでした。先日Twitter関連の集まりに出たので、はじめて利用。
紙の名刺から、テキストを拾って打たなくていいので、ぐんと楽です。

かなりのデジタル音痴のハード音痴なので、面白そう!と買ってはみたものの、いざ使うとなると、初歩的なところで毎度つまずいています。 リアルやTwitter上で教えてもらいながら、えっちらほっちら遊んでいます。

ぬりえ「くいしんぼうまあくん」


秋なので、まあくんに登場してもらいました。
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ピッケが朝のトーストに塗っているハチミツは、まあくんからの贈り物なのですよ。
パソコンであそぼう」から、ぬりえだけ単独でもできますが
ピッケのおうち」の中へ入って、ピッケと一緒にすると、なお楽しいです。

きのう、久しぶりに元町を歩いて、街ゆく人の装いが秋になっていて、あせりました。
もう10月なのだからあたり前ですね。月もきれい。
そんなことに気付かぬいたあわただしい日々を少し反省しました。

東横線にみどりさんとミラクル


以前このブログ上で、「お仕事しました」報告をした
鎌倉女子大学のキャラクター、みどりさんとミラクルが
車中の吊広告に登場しているそう。
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友人が早朝通勤の東横線で撮ってくれました。アリガトウ!

沿線にお住まいの方、見かけたら、ぜひチェックしてみてくださいね。

みどりさんとミラクルが登場するWebサイトは こちら>>

コンピュータおばあちゃんの会


小学4年生作の絵本作品が「コンピュータおばあちゃんの会」の皆さんに贈られました。15年前の設立時から異世代交流に取り組んでこられたとのこと。 素敵な会に出会えて、ピッケにとっても 「シニアと子どもが一緒にいる場をつくりたい」の、うれしい最初の1歩となりました。
架け橋となってくださったのは、昨年まで教壇に立たれていた元図工の先生です。さらに交流を続けていかれるとのこと。 私もとても楽しみにしています。
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「コンピュータおばあちゃんの会」ホームページは こちら>>
今年80歳になられる会の代表、大川加世子さんが作られています。
※注意 音がします