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教育短大で講義



先週~今週、客員教授を務める神戸教育短期大学(学長:三木麻子先生)での講義でした。今年で6年目です。大半の学生さんが長期履修制度(3年制)を利用していて、担当するのはその2年生、保育士や幼稚園教諭をめざす学生さんたちが対象です。
北欧ではデジタル偏重の揺り戻しで紙とペンが見直されていること、オーストラリアや欧州で、子どものメンタルヘルス保護を最優先とし、スマホ・SNS利用の年齢制限や禁止の法規制が始まっていることを紹介。そんな時世だからこそ、最初の出会いが大切で、子どもたちには、ひなたのにおいのする「創る」でICTと出会ってほしい。経済力や文化資本の差といった家庭環境等によらず全ての子どもに等しく届けられるのは公教育であり、できれば、相対的評価付けをされない就学前に、子ども自らが取り組みたくなる遊び(=学び)として届けることが望ましい。その楽しい学びのデザインができる人になってね、と伝えました。
講話に加えひとり1台環境で実際につくります。録音の段になるとあちこちに輪が生まれ、セリフを複数人での掛け合いにしたり効果音を工夫したりとにぎやかでした。このあと、三木先生が全員分(!)の展開図を印刷してくださるので、ひとり一冊紙の絵本もつくります。

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