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おでかけピッケ@京大附属病院


9月9日、チャイケモの井上さんと一緒に、京大病院のプレイルームを訪ねました。京大病院ボランティアグループの「にこにこトマト(愛称:にこトマ)」さんにお迎え頂き、入院中の子どもたちと親御さんに絵本作りを楽しんで頂けました。

最初に来てくれたのは、赤ちゃんを抱っこしたお母さん。赤ちゃんのお顔に見覚えあるなと思ったら、前回5月にもお父さんと参加してくれていました。その後も入院生活が続いていたのですね。生まれてからずっと、1年4か月入院なさっているそうです。5月にお父さんがつくられたのは、退院の日の絵本。病室から出てはじめて見る外の世界。たくさんの車に驚き、森や海を冒険しながら家へと向かうお話で、森の合奏シーンではピアノも演奏して録音なさいました。今回のお母さん作では、退院してからの楽しみが描かれました。お兄ちゃんと積木遊びをしたり海で泳いだり、いっぱい食べたり。優しい声で録音もして製本。その間2時間近く、赤ちゃんは、ずっとお母さんの膝の上で応援して、病室へ戻る時には小さな手でバイバイしてくれました。近く退院できる見通しだそうで、お父さんお母さんの願った光景が実現する日ももうすぐですね。
お風呂時間と重なり30分遅れでつくり始めた小学生女児は、みるみる大作を仕上げ、その隣でお母さんもつくられました。感染で部屋から出られない女の子や、高校生男子も、それぞれの部屋で楽しんでくれました。

「にこにこトマト(愛称:にこトマ)」とは、患児ご家族が個人で始められた活動が基となり31年前に誕生した京大附属病院小児科のボランティアグループです。今では2代目の代表 高谷さんをはじめとする約60人のメンバーで運営されており、入院中の子どもたちとご家族に「楽しく豊かな時間」を届けようと活動されています。高谷さんはすっかりピッケのベテランで、ご自宅でも姪っ子さんたちとつくられたそう。「ピッケアンバサダー」と名乗ってくださるのも嬉しく頼もしいです。

優しい気持ちや願いにあふれたお話を聴かせて頂き、大切にする人と大切にされる命に触れられて、私も癒されるひとときでした。ありがとうございました。誰かが誰かを大切に思う気持ちは、一方向だけではなく、双方互いにも、さらに周囲にまでじんわり伝播しますね。

公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金
重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。( NPO法人チャイルド・ケモ・ハウスは、発展的解散の手続きを経て、2022年9月より公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金に統合されました )

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