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おでかけピッケ@京都市立病院


京都市立病院の分教室(院内学級)へ、チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の井上さん(保育士)、川井さん(自立支援員)と出かけてきました。小学校中学校の教室と職員室とを一部屋で兼ねた小さな分教室です。

少ない人数でゆっくり落ち着いて取り組むことができました。教室では、小1女児にチャイケモインターンの女子大生さんが付き添ってくれました(春休みを利用して東京から来ているそうです。自身も小児がんのサバイバー)。昨年も手伝ってくださったこの病院でボランティアをされている女子大生さんも入ってくださいました。ふたりに見守られ、元気な声で録音もできました。

さいごの場面は「みんなで一緒に花火を見に行こう!」裏表紙は「きれいな花火だね」。(「手を繋いでるの」と言いながら、全員の手を丁寧に重ねていました)

ベッドサイドからはTV会議システムを利用して、ふたり参加してくれました。ラプンツェルが大好きな小2女児は「プリンセスみみのだいぼうけん」、小4男児はハチミツの争奪戦を描いた「ハチミツ」。

治療でたいへんな思いしている入院中だからこそ、楽しい体験をさせてあげたい。チャイケモ・クリニック楠木院長先生やチャイケモの皆さんの想いに賛同し、ピッケでわずかながらお手伝いしています。

※ 本活動に、広島の教材販売会社の社長さん(有限会社ワキタ 脇田秀夫様、有限会社ヒロキョー 箱田博司様、有限会社サラダ文教社 皿田弘美様)がチャイケモへ寄付してくださった3台のiPadも活用させていただいております。2019年度の「おでかけピッケ」は、公益財団法人ノエビアグリーン財団の助成を受けています。
チャイルド・ケモ・ハウス(チャイケモ)
2013 年4月神戸に開設された国内初の小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子どもと家族のための施設。患児家族らにより設立、運営されている。医師のいる診療所と患児が家族とともに暮らせる住居がひとつの建物内にあり、家族一緒に暮らしながら治療を受けることができる。

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使用アプリ:  ピッケのつくるえほん for iPad
ピッケに関するお知らせやレポート:  Facebookページ「ピッケ」
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