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福岡アジア美術館でのワークショップ。
2日目8/15も、幼児クラスは、親子で共同制作しました。
5歳の男の子、お父さんへプレゼントする絵本です。
おはなしの入力は、お母さん。5歳。
ハサミで慎重に切ります。
できたっ! 5歳。
皆がそろったら、発表会。 待つ間に練習。6歳。
小学生クラスは、親子共通テーマで、それぞれに制作。
9歳女の子とお母さんのテーマは「おたまじゃくし」
6歳男の子とお父さんのテーマは「野球」
「もり」をテーマにしたおはなしを発表。6歳女の子。
朝、準備をしていたら「あっピッケだ!ピッケ、ピッケ!」と元気な女の子の声。 ピッケを知っている子に会うなんて! つい女の子とお父さんに話しかけてしまいました。
神戸ファミリオのタッチパネル版であそび、検索でPC上の「ピッケのおうち」を見つけてくださり、ピッケをご存知とのこと。
キャンセルが出て空きがあったので、ご参加いただきました。
あっという間の2日間でした。
美術館の広場の一画ゆえ、ずいぶんにぎやかなのに、その喧騒がすっと遠くに感じられる集中した時間がありました。
幼児、小学生どちらのクラスでも、お父さんお母さんは、我が子がここまでのおはなしを作ることに驚かれます。 子どもたちの集中力と創造力は、いつも私たち大人の予想を上回ります。
この夏は、岐阜大垣と福岡の2ヶ所で子どもたちと一緒におはなしづくりができて、本当に幸せでした。ナラティブ(物語創出)の場に立ち会うことは喜びです。参加してくださった皆さん、関係者の皆さん、ありがとうございました!
「ピッケのつくるえほん」について詳しくは こちら>>
8/14 金曜日、ワークショップ初日。
午前の幼児クラスは、親子で一緒におはなしづくり。
今回は、自由テーマでつくってもらいました。
ドカーン、バヒューン。嵐がきて樹が倒れて、つくることそのものを思いきり楽しんでいました。4歳。
夢中でつくっています。6歳。
終了後、「これからおじいちゃんのところへ持っていくから、その前にもう一度見ていいよ」と男の子が駆けてきて、できあがった絵本をページをめくりながら読んでくれました。ありがとう。
おじいちゃんも、きっと喜んでくれることでしょう。
午後の小学生クラスは、はじめての試み。親子それぞれでつくります。
パソコンもひとり1台。
テーマは話し合って親子で共通にしました。

「もり」を共通テーマに、10歳女子とお母さん。
日頃、PCをあまり使わないという1年生。黙々とつくり1番に完成。お母さんを応援します。2人の共通テーマは「うみ」。
発表会。お父さんとの共通テーマは「ピクニック」。
この親子で共通テーマというのは、なかなか面白かったです。
相手に御題を出し合う というのも、面白いかも。
あしたも楽しみです。
帰省客で賑わう新幹線で、博多に到着。
商店街には七夕飾り。福岡では旧暦の8月にするのだそうです。
福岡アジア美術館は、とってもモダンなビルの上層階にあります。
気になるムーミンの展示を横目に、まずは設営場所へ直行。

小さなちゃぶ台のような丸テーブルと段ボール製の椅子。
クツを脱いでもらうことにします。
囲まれた小さなスペース。奥には工作コーナー。
ペンタブレットPCです。
同時開催は「ムーミンの世界」。駆け足でざっと見学しました。
ひょっとして撮影可の展示があるかな と受付で尋ねたら、なんと全て撮影OKだそう。
今回の展示のためだけにオリジナルで作ったもので、終了したら、巡回展もせず取り壊すとのこと。 もったいない!

衣装を着て、会場「ムーミンの世界」を妖精に扮して飛び回ることができます。素敵です。
生地はマリメッコ提供。
(引き合いに出すのもなんですが、私が明日着るしましまワンピも、マリメッコの生地です、たまたま。)
設営のメドがたち、キャナルシティにある「ムーミンカフェ」へ。
紺色で塗られた壁面にイラスト、白樺の樹、ランプ、可愛い~です。
それだけでも嬉しいのに、美味しい! 特に、フィンランドパンとパンにつけるクリームチーズ。
東京ドームにも同じ「ムーミンカフェ」があるそうですが、クリームチーズがあるのは、この九州だけだそうですよ。
ムーミンの展示とムーミンカフェの写真は こちら>>
ワークショップの設営日に、遅い時間とはいえ、まともに食事がとれるなんて、多分はじめてです。
これでエネルギー補給も充分。明日は、どんなワークショップになるでしょう。とても楽しみです。

超絶刺繍展―ヨーロッパ・インド・日本のわざ― ~10/12。
事務所のご近所、神戸ファッション美術館で開催中です。(~8/16は入館無料) 所蔵品も多く、前にも見たゾがあるけれど、でも、きれいなモノを見るとドキドキします。
1階のカフェやショップは閉鎖になり、入って左は「神戸ゆかりの美術館」というのに変わっていて、面積半減。ややこじんまりしました。 (代わりに3階ライブラリ内にクリエイター作品を展示販売するショップができています) おそらく厳しい運営状態なのでしょう。展示も、限られた予算の中で工夫している様子。 多少スケールダウンしても、存続してほしいです。ファッションに特化した美術館、しかも市立は、希少です。(入館無料の日に行ってちゃ応援になりませんね…)
所蔵品の数々、本当に見事ですよ。神戸の貴重な財産です。
六本木の国立新美術館で開催している「ルネ・ラリック展」にも、ファッション美術館所蔵のドレス4点貸出中だそう。キャロ姉妹店の刺繍ワンピースも。 庭園美術館でも「ステッチ・バイ・ステッチ 針と糸で描くわたし」。こちらは今の作家さん。
どちらも、とても行きたいです。洋の東西を問わず、今も昔も、女子は、きれいな布、刺繍、キラキラしたものが大好きですね。
ちょうど行けなくてとても残念なのが、原研哉氏の講演会。
SENSEWARE 産業の未来を可視化する
9/12 @神戸ファッション美術館
インフル騒ぎの落ち込み取り戻すべく、このファッション美術館も含め、神戸市の10の施設が無料開放中です。~8/16。
先日の大垣でのワークショップの様子が、中日新聞の西濃地域面で紹介されました。(西濃というのは岐阜県の南西部のことだそうです)
イベント企画会社の方が、わざわざ掲載紙をお送りくださいました。
健洋くん(6歳)のコメントは、「自分で作れて楽しい」。
掲載記事は こちら>>
思いっきり神戸ローカルなお知らせです。
KOBE E・TIPS 2009年夏号の
特集「ものづくりと、デザインの可能性。」ページで紹介されました。

自治体発行とは思えないかっこいい紙面で
流石「デザイン都市・神戸」です。
※ 市民でも知らない人多いと思うのですが (私も先日、
商工会議所の方からお聞きして、はじめて知りました)昨年10月
神戸市は、ユネスコの「デザイン都市」に認定されたそうです。
地下鉄、ポートライナー、六甲ライナーの駅、区役所・図書館、その他市内の公共施設等で無料配布されていますので、見かけたら是非読んでみてくださいね。
掲載記事は こちら>>
「旅する絵本カーニバル2009 in 大垣市情報工房」は、 7/31をもちまして無事会期を終了しました。ありがとうございました。
ところが嬉しいことに、1階のピッケコーナーは、好評につき夏休み期間中、延長することになりました!
「ピッケのおうち」と「ピッケのつくるえほん」、どちらもできます。
お近くの方、どうぞ夏休み、大垣市情報工房へお出かけください。
ピッケコーナーの様子は こちら>>
大垣からの帰り、豊田市美術館に寄りました。
企画展は「ジュゼッペ・ペノーネ展」。
とにかく建物見たさだけで行ったので、展示についての予備情報無し。
しかも体調かんばしくなく、ぼんやり見始めました。
ところが… すごくいい!
自然素材モチーフですが、決して優しくはないです。
スタートは、アカシヤのトゲをびっしり貼り付けた作品ですし。
お茶の葉いっぱい詰めたゲージを積み上げた壁面に囲まれる、2階の四角い空間は驚き。
しかも、日曜というのに、ガラ空きで、空間を独り占めです。
だんだん元気になってきました。
建物&庭(設計:谷口吉生)は、期待裏切らず。来た甲斐ありました。
常設の高橋節郎館の漆作品も、本館とはまったく趣を異にしますが、見ごたえあります。
次は、体調良いときに、ゆっくり再訪したいです。


この日は、空も見事でした。
他の写真は こちら>>


