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昔のピッケ2


MicrosoftAgentの旧版「ピッケのおうち」
見た目も内容もほとんど同じなのですが、
現在のFlash版では消えているアイテムがいくつかあります。
(12/13 をもちまして、旧版のページを終了しました。)
例えば、ポストやカレンダー。
開発当初(公開が2002年~なので2001年頃)やりたいと思いながら
できずに終わったコトの残骸です。

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          旧版「ピッケのおうち」のスクリーンショット

このうち「みんなのギャラリー」は、
形を変え、「みんなのひろば」として実現できました。

さて、その「みんなのひろば」新作は、
さんごくんが、こんど発表会で演じる「さるかに合戦」の
「うすさん」とピッケのツーショットです。

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見合った両者、なんともイイ顔ですね!

まあくんの大好物


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長野の宮原農園から、りんごが届きました!

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サンふじ、ぐんま名月。ついでに、ラ・フランス。

袋をかけずにお日様いっぱいで育ったりんご。
樹上で完熟させるのだそうです。
さっそく、真っ赤なサンふじを切ってみると…

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蜜がたっぷり。皮ごと食べちゃえ。
しゃっきりみずみずしく甘いです。
これぞ りんご!

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美味しいりんごさえあれば、
どんな冬だって、どんと来い!です。

昔のピッケ1


今年 こどもの日 5/5 にリニューアルした「ピッケのおうち」、
それ以前は、私の仕事サイトgoodgrief.jp の下にありました。

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見た目は同じなのですが、
実は 動かしている技術がまったく違います。
今のピッケはFlash、以前のピッケはMicrosoftAgent です。
「MicrosoftAgent」はなじみのないコトバかもしれませんね。
ひと昔前、WordやEXCELでヘルプとともに出てきたイルカや、
最近なら、「検索」すると登場する犬のロッキーが、
このMicrosoftAgentです。

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出てきてほしくないとき出てこられるとうるさいですが、
使い方次第では、とても面白いんじゃないかと、考えました。
MicrosoftAgentは、作り方が公開されていて、
オリジナルキャラクタで作ることができます。
(ピッケの前、ネズミのシナモンも、MicrosoftAgentにしてみました。
 シナモンは、今も、goodgrief.jp のサイトを、案内してくれますよ。→ 終了しました)

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ピッケを作り始めたのは2001年。当時、Flashも使われ始めていて
どっちでいくか迷った末、MicrosoftAgent を選びました。
Macユーザをあきらめることになるけれど、メリットの方が大きいと
判断したのです。

メリットと考えたのは、主に次の点です。
1)プレインストールされているので、初心者にとって敷居が低い。
2)Flashだとブラウザの枠から出られないが、MicrosoftAgent は
  ブラウザの枠を超えて、例えばサイトツアーのようなこともできるし、
  デスクトップに常駐もできる。
  5年後、10年後には、子どもたちもネットを利用するだろう。
  そのとき、安心なサイトばかりではないだろうから、
  子ども用ポータルを作って、子ども向けサイトをツアーして回りたい。
3)MicrosoftAgent は、音声入力対応になっている。
  5年後、10年後には、音声入力がもっと一般化しているはず。
  キーボードやマウス操作でなく、Agent に話しかけて
  っていう使い方ができる。これって子どもに最適。

3)は、はずれました。まだ一般的ではないですね。
2)は、子どものネット利用は急速に進み、予想は当たったのですが、
同時にセキュリティの縛りも大きくなってしまい、
サイトツアーも、機能としては可能でも、セキュリティの壁に阻まれ
どちみちできなくなりました。
そして、Windows XP sp2 になった時、とうとう「信頼サイトへの設定」
という、私だったら絶対やらない めんどくさいことをしないと
見れないように なってしまいました。
この時点で、ピッケもこれまでか… と観念しかけたのですが、
あきらめきれずに、一念発起!
全部Flashで作り直して、今日に至ります。

MicrosoftAgentによる旧版の「ピッケのおうち」、来訪者も
ほとんど無くなってきたので、そろそろ閉鎖しようと思っています。
技術的な興味がある方、もしよろしければ、今のうちにご覧になってくださいね。
ただし、Windows かつ ブラウザはIE、信頼サイトへの設定が必須、
最新のShockwaveプレイヤーのインストール(無料)が必要、
と とっても面倒くさいです。
MicrosoftAgent+Shockwave+JAVAscript で動作しています。

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旧版の「ピッケのおうち」(MicrosoftAgent)はこちらです。
http://www.goodgrief.jp/picke/(旧版の「ピッケのおうち」は終了しました。12/13)

あたらしい「ピッケのおうち」(Flash):http://pekay.jp/house/

ピッケのアニメーション3


絵を並べたら、動きによっては、音をつけます。
鼻ブイブイッ!では、6枚目に鼻を鳴らす音が付いています。

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「ブイブイッ!」
これ、元々は何の音だと思いますか?
実は、車のクラクションの音を加工して作りました。

ピッケが自己紹介するとき、
「クラクションみたいなおとがする
 このおはなが じまんだよ」
と言いますが、「みたいな」というか、そのまんまなのでした。

さて、「みんなのひろば」の新作は、
さんごくんの、
「みんながじゅんばんに ピアノしているところだよ」です。

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音が聞こえてきそうな、カラフルで楽しい絵ですね!

とうとう師走


少し前から、事務所周辺もすっかりクリスマス。

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まだまだ。 認めたくない、見ないぞ、見ない。

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でも、
西向く侍。とうとう師走!

3週間後の今日、もうグループ展が始まっている!?
というのに、まったく手つかず。
回を重ねるごと、どんどんドタンバ準備になるのですが、
ここまでギリは、さすがにはじめてです。
出力依頼+発送 と逆算すると…かなりマズイ状況。
朝いちばん、接骨院で体のメンテをしてもらったら、
今日から、今日こそは、始めるぞー!

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ピッケのおうちも、ほんのちょっぴり12月仕様。

ピッケのアニメーション2


アニメーションは通常、映画などフィルムの世界で24コマ/秒、
TVの世界で30コマ/秒ですが、ピッケは、10コマ/秒で
作っています。

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鼻ブイブイッ!では、1枚目は定型ポーズ、
上段左から右へ、行き(1→6)と
下段右から左へ、帰り(6→1)です。
帰りは、まばたきさせながら、1コマを2回ずつ=2倍ゆっくり
にしています。

短いアニメがたくさんあるのですが、この単純な組み立てのものが
一番多いです。

神戸ビエンナーレ(2007年)


閉幕間際になってしまいましたが、神戸ビエンナーレに行ってきました。

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会場のメリケンパークに到着。

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開放的な空間に、コンテナが約70ケ。
そのひとつひとつが作品ブースになっていて、
ぶらぶら好きな順に観てまわれます。

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たくさんのボランティアスタッフに支えられての運営で、
場内の雰囲気もアットホーム。
マップ片手に「えーっと…」となってる人がいると、
制服姿の警備の人まで、すぐに声をかけていました。

現代美術でございっていう肩肘張った感じもなく、
場所柄か子供連れも多くて、良い展覧会でした。

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暮れゆく空に、ポートタワーが浮かび上がって素敵です。

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たまたま、日本丸と海王丸の両方が停泊中。
神戸港は、来年、開港140周年!です。

ピッケのアニメーション1


ピッケの体には、骨(skelton)を入れてあって、
そこに、移動、回転、拡大縮小のアニメーションをつけていきます。

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鼻ブイブイッ!では、1枚目は定型ポーズ
(全てのアニメ素材の1枚目は、この同じポーズです)
6枚目が、決めポーズ。

アニメーション付けは、グラフを見ながら調整します。

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例えば 鼻は、6枚目で広がってぺしゃんこになるので、
横方向に拡大、奥行き方向に縮小のアニメーションをつけています。

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右手の手首には、回転のアニメーションをつけています。

最初に、重心移動のような大きな動きをつけた後で、
耳がやわらかく後ろに倒れたり、指先が曲がったりの
細かな動きを少しずつ足していきます。

それまでただ突っ立ってたモデルが、
この動きづけ作業の途中、ある時点から、急に生き始めます。
ピッケの場合は、短い単位のアニメを、たくさん(200くらい)
作るのですが、その「あっ生きた」って思う瞬間が
何度味わっても嬉しくて、時間を忘れて次々作ってしまうのです。

ピッケのレントゲン写真


ピッケは、3DCG(コンピューターグラフィックス)で作っています。
例えば、鼻をブイブイッと鳴らすアニメの1コマは、こんな具合。

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横からアップで見ると、
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上体を大きく前へ乗り出し、耳は後ろへ、鼻はぺしゃんこ
と かなりのオーバーアクションです。
頭が大きいので、鼻先に手をもってくるには、腕の長さが足りず、
実は、この瞬間だけ、右腕をぐいーんと伸ばしています。

これを、前から見ると、こうなります。

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ブイブイッ!

さんごくんからのお手紙


「みんなのひろば」常連のさんごくん(4歳)から、はじめてお便りが届きました。

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  「この おてがみお(を) おくったら もっとよろこんでください 
  ピッケもがんばってください」

これは、ピッケ宛だろうか、ピッケのお母さん(と呼ばれているらしい、=私。)宛だろうか。
口頭補足として
「みみちゃんのおうちも、まあくんのおうちもできたらいいな」
だそうなので、私宛?
みみちゃんのおうちは、将来増やしたい項目のひとつなのです。
さんごくん、知ってか知らずか、鋭いところをついてきます。

嬉しく、一方、気持ちの引き締まるお便りです。