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おでかけピッケ@大阪府立病院機構大阪母子医療センター


ピッケ(パペット)と一緒に、大阪府立病院機構大阪母子医療センターへ出かけてきました。
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今日も、チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の於保さんと一緒。なんとiPad10台を手持ちで運んできてくれましたっ、力持ち!(帰りは宅急便)
入院中の子どもたち10人ほどと、付添のご父兄の方も何人かご参加くださり、絵本づくりをしました。楽しみに待っていてくれて、皆がそろうのを待ちきれないほど。少し練習したあと、お姉ちゃんへ、ママとパパへ、など、家族へ贈る絵本をそれぞれ作りました。夢中になりすぎて、つい、もう少しもう少しとなってしまうのですが、疲れてはいけないので1時間少々で区切りとしました。
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子どもたちにとって、お話を作ること自体が楽しいのはもちろん、絵や言葉でお話をつくることで、長い入院生活で知らず知らずたまった様々な気持ちを解放することができます。ご父兄にとっても、子どもさんの心の内を垣間見ることができます。
小児がんなど長期入院中の子どもたち。治療でたいへんな思いしている入院中だからこそ、楽しい体験をさせてあげたいと願っています。
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チャイケモだけでなく、他の小児病院へも出かけます。チャイケモのアートディレクター於保さんと私とでiPadを持って伺いますので、ご希望ありましたらお気軽にご連絡ください。

※ iPadの提供(2014年度)は、iOSコンソーシアムの文教チームによるものです。

チャイルド・ケモ・ハウス
2013 年4月神戸に開設された国内初の小児がん専門治療施設。患児家族らにより設立、運営されている。医師のいる診療所と患児が家族とともに暮らせる住居がひとつの建物内にあり、家族一緒に暮らしながら治療を受けることができる。

未来の図書館「ピッケのつくるえほん」ワークショップ @デジタルえほんミュージアム


15日(月・祝)未来の図書館について考えるワークショップを、新宿区立中町図書館、ドットDNPさんとのコラボで行いました。
会場は、中町図書館から徒歩圏のデジタルえほんミュージアム。
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図書館は、個人的にも関心あるテーマで、このお話をいただいた時はちょうど、菅谷明子さんの「未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告―」を再読中でした。(10年以上前に書かれた本なのですが、今読んでもちっとも古くなくて面白いです)
そんなわけで大いにはりきったものの、いきなり 「さぁ今日は未来の図書館をテーマに絵本を作りましょう!」というわけにはもちろんいかず、いつものワークショップの時間にプラスして、導入の時間と考える時間をとる必要があります。お願いして、当初の計画より30分余分に時間を頂戴することにして、それでも2時間半。デジタル絵本と紙の絵本の両方をつくり発表会もというリクエストなので、かなりシビアに時間配分を考えねばなりません。そして、大きく漠然としたテーマを、もう少しイメージしやすいよう、子どもの生活に近いところから考え始められるものにしたい。かといって、現実的になりすぎても面白くないし。さて、どうしよう。資料を集め、構成を考えるのは、とても楽しい時間でした。

未来を考えるとき、まずは現在、そして過去について知ること。「起源」は大事です。
参加は、小学4~6年生(最終的には3年生がひとり混じりました)新宿区立の小学校在籍で、大半が中町図書館の地区の子どもたち。日頃から親しみある中町図書館の、でも会ったことはない鹿島館長から、図書館の日頃の業務や、世界/日本の図書館の歴史、図書館の役割について、最初にお話いただくことにしました。たった5分の中に、歴史にも触れてほしいという無理をお願いしましたが、中町図書館内の写真などを使いながらわかりやすく紹介してくださいました。
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続いて、私から世界のいろんな図書館を紹介。これも5分なので、イメージを広げやすいビジュアルあるもので繋げました。
・立地がユニーク(ツリーハウスイベントでの図書館、海底ホテル内の図書室)
・町の中のマイクロ図書館ネットワーク(little free library
・動く図書館(コロンビアのロバの図書館、オランダのBieb Bus、タイの水上図書館など)
・紙の本が無い図書館も(digital book mobile
・図書館ではないけれど、デジタルになることでプラットフォームが自由になる例(チームラボ×ダイキン工業 雲プロジェクト
・自分たちの町の図書館を、皆でアイデアを出し合ってつくる(愛知県豊橋市)

それから、アイディアシートに各自で書いてもらい、グループ内で発表。互いの質問やアドバイスをうけてブラッシュアップ。
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参加者の募集も、3人ずつのグループに分けることも、図書館の方がしてくださいました。兄弟姉妹や友だちで参加のペアはそれぞれ別のグループに分かれて、学校も違う「はじめまして」どおしのグループになりました。
3年生女児と6年生男児、すっかり仲良しになっていました。
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次に、「伝えるためにアイディアを物語にする」を考えるヒントに、絵本を紹介。モニカ・ブラウン作「こないかな、ロバのとしょかん
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書画カメラで映しながらあらすじを話したあと「この絵本は、最初にムービーで見てもらった コロンビアの小学校の先生ルイスさんのお話です」と種明かし。(途中で気づいていた子もいました)
この絵本では、ロバの図書館がやってくるのを心待ちにしている 本好きな女の子アナ側から見たお話として描かれていますが、もしアナの視点ではなく、ルイスさんの視点、2頭のロバ、アルファとベットの視点、あるいは、ルイスさんがやってくると その木陰がひととき図書館になる樹の視点など、他の視点から描くと同じ話がどう変わるかを想像してもらいました。(実際、市販されている絵本には、ルイスさん側から描いた1冊もあります)
「皆のアイディアを一番よく伝えるには、誰の視点からのどんな物語にするとより伝わるでしょう」と投げかけると、子どもたちの表情がパッと考える顔つきに変わるのがわかりました。で、そこで時間をとってあげられればよいのですが、進行の都合上無理なので、アプリの使い方の練習しながらのマルチタスクをお願い。子どもたち、ちゃんと付いてきてくれました。

ここからはiPadを使って、まず絵だけで4見開き。次に表紙と裏表紙を作成。アイディアの特徴を伝える絵本の題名も考えます。
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早く終わった人のみ本文に文字を入力。それから録音。
居心地よい場所を見つけて、それぞれで録音中。
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録音内容を綿密に書く子もいます。
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続いて、紙の絵本を製本。
進捗に差がついてしまったので、揃うのを待つと発表会はあまり時間がとれなくて、かなりの駆け足になってしまいました。
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鹿島館長から講評をいただき、ふりかえりをしてお開き。
子どもたちの作品から、いくつか紹介しますね。

6年生男児「本が読みたい」——————
場所:飛こう機の中
ひと:飛こう機でほかのところへいく人
特徴:シートベルトが消えているときだけ利用でき、きんきゅうのときのために いすにはシートベルトがついている(食べ物は食べれない)
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5年生女児「大きな木のある小さな図書館」——————
場所:森の中の大きな木の中
ひと:子どもからおとしよりまで→ペットも!
こと:本の貸しかり、カフェ、マッサージ(チェア)、おかし(お茶会)、ねる
特徴:真ん中に木、木でできた図書館、上(天じょう)ガラス、人工しば
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3年生女児「海の中の図書館」——————
場所:海の中
ひと:ダイバーとかもぐってくる人
こと:本をよんで自動でのみものとかたべものとかがでてくる
特徴:海の中をおよぎながら本をよめる
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5年生男児「土の中の図書館」——————
場所:地下(土の中)
ひと:人・動物
こと:本の貸し出し 土の中を見たり どこにあるかわからなくなる(たまに動く)
   入る時は、どこかに穴があり、そこからすべって入る。
   午後1時から午前3時まで
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5年生女児「いつでも、どこでも!想像で行ける図書館」——–
場所:みんなの頭の中
ひと:だれでもこれる(動物も!)
こと:だれかが頭の中で「いきたいな…」と思ったときにこれる。
   好きな本を選んでプレートにおくと かりることができる。
   本は(こんな本が借りたい)と思うと、それに関連した本が たなにでてくる。
特徴:電子本もある。動物の大きさ、高させいげんは10kg以内と1.5m以内。
   その図書館に来ても、1人だけだということは絶対にないのでさびしくならない!!!
   物 かえす期げんをすぎると その人のなにかをうばわれる
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「土の中の図書館」作者の5年生男児は、録音が照れくさくて、上映の時点では表紙以外は無音でした。ほんとは音も入れたかったのではと思い、終了後に声をかけてみたところ、残って最後まで仕上げてくれました。嬉しいことに、アンケートの感想に「すごくたのしかった」、図書館でこれからしたいことは「自分の本をいっぱいつくる」と書いてくれていました。

今回は、①未来の図書館のアイディア出し、②そのアイディアを物語に変換する、という大きな2つの山を入れねばならず、2時間半では無謀かも、という懸念もありました。でもいつも、子どもたちの柔軟性、発想、創造力はこちらの予想を上回るので、ワークショップの回数を重ねるほど、そこは子どもたちなんとかしてくれるだろうと思えるようになり、実際、今回も期待以上に応えてくれました。

ピッケの絵本づくりワークショップでしたいことは、3つあります。
1)言葉や物語の楽しさや喜びを味わう。
2)自分のつくったお話を語り聴いてもらう楽しさを知る。それは、自分を認めること、人を信じることにつながる。
3)つくる側になる。衣食住どれにおいても消費者であることが多い子どもたちに、いつだってつくる側に回っていいんだと感じてほしい。

たまにご父兄から、お話の作り方、起承転結などの指導がほしかったなどの声もあるのですが、たった2時間ほどの中、まずお話づくりの楽しさを味わうことを優先しています。楽しければ、もっと良くしたくて、勝手に友だちの作品から学び、工夫する、自走式になります。正統な手法や文法の習得よりも、むしろ、実は創造も表現も得意なのに、正しい文法が使えなかったり規定枠に合せることが難しいため学校で低い評価を受け自分でも低く自己評価してしまっている子どもにこそ、本来の力を自由に発揮してほしいのです。

「未来の図書館」テーマの今回特にしたかったのは、上記の1)~3)に加え3)をさらに発展させ、図書館など社会のインフラも、与えられた箱を使うだけではなくて、自分たちでアイディアを出して自分たちでつくっていくと感じてほしいということでした。
当初は支配者層や知識階級のものであった図書館が、欧米でも160年ほど前、日本ではたかだか60年ほど前にようやく市民誰にでも開かれた場になったことを知り、その連なりの先に、次は自分たちが作っていくのだと楽しみに思ってくれたらいいなと。

準備も当日も、今こうして子どもたちの作品を振り返ることも、ほんとに楽しいワークショップでした。鹿島館長をはじめ図書館の皆さん、毎回お世話になるドットDNPの皆さん、参加してくれた子どもたち、ありがとうございました!

写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。
DNPさん(プロのカメラマンさん)撮影の写真はコチラです。
みらいドットDNPさん公式レポート「未来の図書館は土の中!?」

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@東京大学情報学環・福武ホール ラーニングスタジオ


CollableCAMP、ピッケ(グッド・グリーフ) の3団体協働での障害のある子もない子も一緒に学ぶ場作りのプロジェクト、第3回目を実施しました。

9月7日日曜日、小雨ふる秋の気配の福武ホール。
img_140909_s_小雨の福武ホール
今回も、開始前のアクティビティは、あえて、ピッケともお話づくりとも関係ない絵カードつなぎゲームをしました。
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最初の自己紹介では、名前と「夏たのしかったこと」を、それぞれ紹介してもらいました。
次に、おはなしづくりに入る助走的な活動として、2チームに分かれて、カードを引きお話を繋げていく遊び。
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できあがったお話をチーム全員で読み上げて発表する頃には、すっかり気持ちがほぐれています。

はたこうしろうさんの「なつのいちにち」と、ジオンさんの「はちうえはぼくにまかせて」の2冊で、絵本のおはなしを少し。
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「ピッケ、おうちでもしてる!」と言ってくれる子もいて、練習はそこそこに本番へ。
前回10見開き前後の長いお話をつくる子が増えすぎてしまい、時間が足りなくなってしまったこともあり、今回は基本は4見開きと決めました。
贈る相手は、お母さんやお父さん、もうすぐ敬老の日ということで、おじいさんおばあさんとした子も多かったです。
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絵ができあがったら録音。
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出力した展開図を切って製本します。
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「発表したいひと~!」と手を挙げてもらい、順番に発表していきました。
作品を観たあとに質問や感想を募ると、お話のすみずみ細かな点もよく見ていることがわかります。
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ここで予定の3時間が経過。前回 時間切れであきらめた鑑賞会を、駆け足でしました。ポストイット片手に皆の作品を見直し、次々感想を貼っていきます。
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今日の活動を写真でふりかえり、アンケートを書いてもらって、お開き。

このプロジェクトは、様々な発達状態にあるお子さんが一緒に混じっての活動です。途中多少走り回る子がいてもOK、教室へ入れなくてもOK。創りたい気持ちはあって、その子なりの調整をしているので。
聴覚過敏のある子はうるさい声や拍手の音なども苦手だそうで、教室の外で皆から離れて作成。後半、本を工作するときには、教室の中へ入ってきてくれました。がんばって録音もして(録音は特に、ひと一倍たいへんだったことでしょう)、長丁場を最後までやり遂げました。お母さんの支援のなさり方が見事でした。

友だちどおしで参加している子たちは、互いの様子が気になり気遣って様子を見に行ったり、彼らなりのやり方で励ましています。最初お母さんと離れるのが心細くて泣いてしまった女の子も、さいごまでがんばり、アンケートに「たのしかった」と書いてくれていました。いろんな子がいることで、子どもたちどおしの関わりあいが生まれ、場もリラックスするように感じます。
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これまでの3月と6月の開催時には、午前午後2回実施しましたが、今回はワークショップは1回のみにして、終了後のオールスタッフでのふりかえりミーティングに時間をかけました。ひとりひとりの子どもについてエピソードを書きだして壁面に貼り付けて皆で共有。これが、想像していた以上に興味深かったです。ひとりの子についての時間経過の垂直方向、周辺の子どもとの関わりという水平方向、加えて、それぞれの子どもたちへのファシリテータからの働きかけとそれに対するリアクションという多層多視点になって、子どもひとりひとりの活動を浮き彫りに立ちあがらせてくれる感じ。
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ファシリテーションの立場からも、自分がその子と接した点が、その子のトライのどの段階だったのかが見えたり、有効でなかったと感じていた自分の言葉がけが、その後、ちゃんと子どもにアクション起こさせていたことがわかったり。
嬉しいのは、どの子も、上手くいかないことや自分の中での葛藤があったとしても、そのせいで立ち止まっても、とにかく工夫し時にはファシリテータに助けを求めて、なんとかやりくりして作品完成のゴールへたどりついていること。私たち大人は、カッコ悪くなったら、何か理由づけしてやめてしまうこと多々ありますが、子どもにはそれがない(短期で見てあったとしても、なんとかしようとしている)。子どもの精神のみずみずしさ、進んでいくひたむきさは素晴らしいです。
そして速度や方法に個人差はあったとしても、どの子からも語ろう創ろうとする意欲や他人を認める肯定感が強く感じられて、人間は誰しも本来はそうなのだと思えて、なんだか励まされるようでした。

また、ファシリテータひとりひとりが、とてもよく子どもたちを見て考えて、さらに互いの動きも見て動いているので、そこからも学べること多くて、ほんとに深いです。

神戸へ戻ってきて全作品を見直しながらひとりでふりかえりをしていると、子どもたちの、つくっているときの真剣な顔、発表の順番がまわってくるまでの心配で不安な顔、みんなの拍手にほっとした顔、友だちの作品のユーモアに大笑いしてる顔、書いてもらった感想が嬉しくてほころんでる顔…、いろんな顔が思い出されて、その時間を一緒に過ごせる幸せを感じます。ありがとう。
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たった3ヶ月に1度、参加してもらえる人数も少なくて、小さな試みにすぎないけれど、この「場づくり」をしっかり積み上げていくことで見えてくることがきっとあると思っています。

今年度は、あと2回(12/7、2/1)実施予定です。どうぞご参加ください。
(参加希望者が多くて毎回抽選になっています。開催の数週間前にCAMPさんのWebサイトから募集告知が出ます)

写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。

「ピッケのつくるえほん」in English @デジタルえほんミュージアム


ピッケ初!英語えほんのワークショップをしました。
会場は、ピッケのワークショップ4回目となるデジタルえほんミュージアム

"What do you want to be?" をテーマに、自分の声で録音してデジタル絵本をつくってもらいました。英語の講師は、ハビック真由香さん(株式会社 MH International education 代表)です。

身体を動かして、一緒に歌って、流れるように英語で話します。
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ハビックさんによると、英語は流れが大事。発音練習は、一語一語区切ってよりも、一息に話すほうが良いそうです。確かに、英語がはじめてで先入観なく歌のメロディのように話す子どもたちは、たった2時間で驚きの上達ぶりでした。
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英語の感覚がつかめたら、次はおはなしの絵。ひと場面を自分で作ります。
学校の先生、お花屋さん、トラックの運転手、女優さん、デザイナー、お医者さん… 将来の夢は実にさまざまです。

5歳の男の子が目指すのは、すし職人"sushi master"。英語でどう言うのかはハビック先生に教わります。 デジタルつみきで握りずしを表現、背景を海にしたのは良いアイディアですね。
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5歳の男の子は、ルンバの研究者になるのが夢だそう。カラフルな実験室の光景を描いてくれました。
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英語の小説家をめざしている女の子は、ペンネームの由来などをハビックさんと英語で楽しく語りあっていました。絵本の表紙には、ニューベリー賞のメダルが輝いています。
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絵ができたら自分の声で録音。
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なんども聞いて確かめて。納得いくまで繰り返します。
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発表会のあと、みんなで Good Bye!~ の歌を歌って、おしまい。

初の PeKay in English どうなるかしら? と思いましたが、子どもたちの意欲、吸収力、発想の柔らかさで、皆の夢がそれぞれ素敵な英語デジタル絵本になりました。
ピッケ×英語、まだまだ色々できそうな予感です。
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写真(by 私のiPhone)を、 Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。
DNPさんで撮ってくださった写真(by プロのカメラマンさん)は、こちら
主催のDNPさんによるレポートは こちら

ピッケ@経済産業省子どもデー


8月6日7日は、経済産業省子どもデー「ミライーノひろば」で「ピッケのつくるえほん」ワークショップでした。
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会場は経済産業省本館。
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厳重セキュリティチェックを通った先の講堂で、ドラエモンがお迎え。
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事前申込み>抽選で選ばれた午前午後各回12名の子どもたちと絵本づくりをしました。
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1時間50分と決められた枠の中、紙の絵本とデジタル絵本のどちらもあきらめられず両方。
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発表会までする時間は無いかもと思っていましたが、初日は数作だけになったものの、段取りに慣れてきた2日目はなんとか全員の作品を上映できました。
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大半の子がiPadやiPhoneの操作にすでに慣れているのは、東京っ子だからかもしれませんね。それにしても飲み込みの早いこと。操作練習はそこそこで済ませ、どんどんつくってもらいました。
参加してくれたのは、5歳~中学生まで幅広い年齢の子どもたち。中学生は、同じテーブルになった年少の子たちの製本や録音のサポートをしてくれました。
時節柄、お盆休みに会うおじいちゃんおばあちゃん、いとこに贈るとした子どもたちが多く、ここ霞が関でつくられた絵本が、山梨や埼玉、愛媛へまで大事に運ばれていき、それぞれの行く先でどんな会話が生まれるのかなと思うと楽しみです。

かつて未踏ソフトウェア創造事業でお世話になったIPA(情報処理推進機構)の皆さんが、機材設定はじめ事前準備、当日運営まで万全にしてくださり、安心して講師に専念できました。各日、中井香里さん、山田リイコさんという場を明るくする2人に応援に入っていただけたのも心強いことでした。

自分のワークショップで精一杯で、他は同じ建物内のイベントをさっと見学しただけですが、霞が関の多くの省庁がなんらかのかたちで参加していたようです。
夏の2日間、霞が関を子どもたちがジャックした!と俯瞰で思い浮かべると、なんとも愉快な気分になります。

写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。

ピッケのなつやすみカード(ラジオ体操出席カード)2014年版


お待たせしました! ラジオ体操出席カード(なつやすみカード)、今年も用意しました。
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夏休み期間は、神戸市東灘区の公立小学校の7/19~8/31を標準としています。
(少し余裕みて、スタンプ欄は7/14から設けてあります)
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パソコン画面で、カードの名前を入れます。ここを、「ラジオ体操出席」とすれば「ラジオ体操出席カード」になりますし、他にも、絵日記、朝顔の水やり等 お好きな名前のカードをつくって、夏休みの「毎日続ける」の応援にお使いください。
 ※注意 パソコン(Win/Mac)でお使いいただけます。(Flashで作成しているのでiPhoneやiPadからは見ることができません)
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ラジオ体操は、1928年(昭和3年)に逓信省簡易保険局(今のかんぽ生命)によって「国民保健体操」として制定され、NHKラジオ放送で広く普及したものだそうです。
2008年にはじめて「ピッケのなつやすみカード」を作ったとき、本家のカードを1枚手に入れたくてあれこれ調べたのです。でも配布先がなぜ郵便局なんだろう?? 歴史を知って、なるほどでした。かんぽ生命のページに詳しく書かれていますよ。

上の兄弟が学校でもらうのに、下のちびちゃんには無くて困った…という方、この「ピッケのなつやすみカード」をご利用くださいね。

ピッケのなつやすみカードは こちら>>
なつやすみカードの作り方は こちら>>

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@東京大学情報学環・福武ホール ラーニングスタジオ


CollableCAMP、ピッケ(グッド・グリーフ) の3団体協働で、障害のある子もない子も一緒に学ぶ場作りのプロジェクト、第2回目を実施しました。

6月1日日曜日、会場は初夏の陽気。
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CAMPとCollableの皆さんによる安定したファシリテーションのおかげで、ワークショップの進行はお任せして実質的なことだけに注力/観察できることはほんとにありがたいです。(今回も、CAMPからもCollbaleからも熱意あふれるボランティアスタッフが大勢はいってくれました。おーちゃん、いっちー、くろちゃん、まっつん、早朝からほんとにありがとう!)前回のプレで概要がつかめたので、今回は開始前のアクティビティや、おはなしづくりの導入に新しいトライも入れてみて、午前回と午後回の比較をするなどできました。

開始前のアクティビティは、あえて、お話づくりやピッケには直接関係ないものにしました。
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こちらは、開始後の、おはなしづくりに入る助走的な活動。
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いつも最初に、何か絵本の話をします。この日はホフマンさん。
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iPadのタップやピンチの操作を一緒に練習してから、本番。
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録音。あらかじめ、長文をしっかりメモ書きする子もいます。
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机の下にもぐって録音中。
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発表会。積木を組合わせてつくった潜水艦。
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このプロジェクトは様々な発達状態にあるお子さんにも区別なく混じってもらって物語をつくり語る(ナラティブ)活動です。発達障害児の中でも、自閉症スペクトラム障害(ASD)の子どもたちは、社会性の発達の乏しさを指摘されることが多い一方、ナラティブが彼らの社会性の発達を支えると言われています。ナラティブを通してASD児の世界を共有することもできます。それは互いにとって豊かな経験となります。
活動中に彼らからさまざまなシグナルが発せられます。 前回ご専門の先生から典型的ないくつかの意味を教えていただいたおかげで、子どもたちから同じシグナルが読みとれたとき、それに対しどう支援を出すか考える気持ちの余裕がありました。 実施する私たちにとっても興味深い課題がつまっています。

そして、このワークショップをつくっていくこと自体、企画や準備~実施~ふりかえりの一連が、私にとっても実験的な学びと気付きの場になっています。
プレの1回目は、Collable山田さん、CAMP村田さん、私の3人がメインメンバーでしたが、今回からCAMPの新谷さん中村さんも加わってくださり、さらにパワーアップ。 打合せでは、前回の記録ムービーを全員で見ながら活動の要所における子どもの様子を確認しながら、より良いファシリテーションについて考えたり、導入で行うアクティビティのプロトタイプを即興で作り5人でやってみてその場で改訂したり。 実に面白いです。

このプロジェクトはブラシュアップしながら継続していきます。 今年度は、あと3回(9/7、12/7、2/1)実施予定です。
ご参加をお待ちしています!

写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。

チャイルド・ケモ・ハウス


2013年4月、神戸のポートアイランドに、日本初の小児がん専門治療施設ができました。名前は「チャイルド・ケモ・ハウス」(愛称:チャイケモ)。チャイケモでは、お医者さんのいる診療所(クリニック)と小児がんの子どもが家族と一緒に暮らせる住居(ハウス)がひとつの建物の中にあり、我家のような環境で家族一緒に暮らしながら、安心して化学療法(ケモセラピー=抗がん剤治療)を受けることができます。まさに理想の「家」です。

患児やそのご家族や医療従事者が中心となり、「夢の病院」とは?を模索し続け、着想から8年を経てようやく完成したのが、チャイケモです。
中心メンバーである田村さんの長男 結人くん、萩原さんの次女 さやかさんは、チャイケモの完成を見ることなく天国へ旅立たれました。田村さんも萩原さんも、ご自身のお子さんを亡くされた後も奔走し続けて病院設立を実現させ、今もなお走り続けておられます。
田村亜紀子さんのスピーチ(@TEDxSannomiya)「家族のカタチ」:

こちらのmovieで、チャイケモの概要がわかります。
「がんになっても笑顔で育つ」チャイルド・ケモ・ハウスのご紹介:

院長の楠木重範先生ご自身も、多感な思春期に闘病し小児がんを克服した、かつての患児です。それだけに、子どもたちがつらい思いするのは治療だけにとどめたいと強く思っていらっしゃいます。

ところが、ようやく建物が完成し、医療従事者の常勤も始まり万全の受け入れ態勢が整ったにもかかわらず、今のところハウスへの入居者がありません。(クリニックは、ポートアイランドの住民の皆さんの町の小児科としてすっかり定着しています)
そこで、この場所を必要とする小児がんの子どもやご家族、そして医療関係者の方に知っていただけるよう、2泊3日のお泊りプログラムが企画されました。現在入院治療中(主治医の外泊許可が必要です)または、退院し自宅療養中の小児血液・腫瘍の患児家族の方などが対象となります。家族が家族らしく、子どもが子どもらしく、兄弟姉妹友だちとも遊べる治療環境を実際に体験できます。2泊3日はむずかしい場合は1泊だけでも日帰りでも大丈夫です。皆さんの周りにこの情報が役立ちそうな方がいらしたら、ぜひ伝えてあげてください。
「お泊まりプログラム」について詳しくは こちら>>

今の日本の医療保険制度では、保険適用があるのは患児本人のみとなります。チャイケモでは、ご家族が安心して患児に付き添えるよう、診療報酬以外の負担を患児家族に求めず寄付によって運営していきたいと考え、さまざまなご支援を受け付けています。お気持ちにあった方法をお選びいただけます。
「支援の方法」について詳しくは こちら>>

ピッケは、絵本づくりで少しだけお手伝いをさせていただいています。
写真は、小児がんを経験した子ども達とご家族を対象に、CAMPの皆さんとご一緒にワークショップをした2013年夏合宿時の様子です。
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本格的な入居が始まったら、1回限りのイベントとしてだけでなくいつでも好きなときに絵本をつくれるようにしてあげたい。CAMPさんのiPadを常時使わせていただくわけにもいかず、継続利用のためのiPadをどうするかが悩みのタネでした。
このたびありがたいことに、iOSコンソーシアムさんのご支援で チャイケモへiPad2 20台を来年3月までの1年間貸していただけることになりました。
本日発信のプレスリリースは こちら>>
さっそく先月は大学病院の院内学級で利用させていただきました。
これまで病院を訪問する活動については書いてこなかったのですが、今後は、このブログでもときどきは紹介させていただきますね。

3月16日にチャイケモ主催で開催された小児がん拠点病院のシンポジウムで、印象に残った言葉があります。阪大病院の分教室の九後先生が
「入院している子どもにとって学校は社会の橋渡しである」
と話してくださったのです。
長期入院中の子どもたちにとって、教室は格別の場所です。
ご支援いただいたiPadを有効に活用して、微力ながら、チャイケモなど専門治療施設で闘病中の子どもたちのための学びの場づくりのお手伝いをしたいと思っています。

「夢の病院をつくろう チャイルド・ケモ・ハウスができるまで」
(ポプラ社)
Img_kemo_book amazonへ

2018年追記:小児がん専門治療施設としてスタートしたチャイケモ、現在は小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子どもと家族のための施設となっています。

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@佐賀市立図書館


ピッケ初!佐賀県。
絵本コーナーには赤ちゃん連れ、学習室には受験生、サロンには碁を楽しむシニア。地域の皆さんが集う佐賀市立図書館の多目的ホールで、未就学児~小学生対象で絵本づくりをしてきました。
三角屋根、広々とした気持ちいい空間。
佐賀市立図書館

オンラインでの申込みより電話やFaxでの申込みが多かったそうです。
募集チラシ
素敵なサインボードで会場まで誘導。

まず、鹿屋市「つるみね保育園」杉本正和 園長先生から「アナログ9割+デジタル1割」保育の実践報告がありました。園児が活き活きと発表するmovieを、ご父兄の皆さんも熱心に見入っておられます。嬉しいことに、ピッケも活用してくださっていました。
実践報告

続いて、絵本づくりがスタート。未就学児の参加が多く、親子でおしゃべりしながら作成中。
親子で

5歳のエキスパート。
5歳のエキスパート

裏表紙にも物語があります。これは男児の作品。ひとつ前の見開きには、おばけのセリフで「はらへった~」。
おばけ

仲良しトリオで参加。作品は三者三様。
仲良しトリオ

できた~。
できた~

発表会。定員を超える応募もあり、全作品を上映とはいかず「我こそは」と申し出てくれた子どもたちの作品を皆で鑑賞。保護者の方からも感嘆の声と拍手がおきました。
発表

各テーブルに飾られていた可愛い風船。終了後、「どうぞ持って帰って~」と子どもたちにプレゼントされていました(作るの大変だったと思うのです、なんて気前のよい…)。
風船

ICT支援員のおふたりと近隣の大学の幼児教育専攻の学生さんが、ファシリテータとして入ってくださいました。
集合

主催の株式会社NEL&Mさんは、昨年設立された会社です。佐賀を拠点に園児、児童のより良いICT活用をめざしていかれるそうです。教育ICT活用スクールも開設されています。

ご参加の方から「昼食のときもトイレ休憩のときも一緒に持ち歩いて、子どもたちにとって大切な物になっています」と嬉しいメッセージ。
早くも、次回(来年?)の佐賀行きが楽しみになっています!

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@梅田ナレッジキャピタル


オープンから1周年を迎えた梅田ナレッジキャピタルで、ワークショップをしてきました。(主催:DNP大日本印刷さん)
会場は、アクティブラボの2階に位置するACTIVE Studio。
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ワークショップなどのための最新機器が揃っていて、天井高も2フロア分と贅沢なスペースです。扉を閉めると外の喧騒も聞こえなくなります。
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2時間半は長すぎるかな…と思いつつ、発表会のあと鑑賞、ふりかえりまでしてみました。

録音は、やはり部屋の隅っこが人気。
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発表会のあと、他の子の作品について感想や気づきを付箋に書いていきました。
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「おばけがかわいくてすごかったです。」
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この女の子は、表紙と裏表紙にピッケがまたがり繋がっている仕上がりにしました。題名は「ピッケちゃんとまあくん」
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今回の参加者は1年生を中心に低学年が多く、1年生ということはほんの1か月前まで幼稚園児だったわけで、たくさんの工程のある長時間を集中途切れず最後まで仕上げたがんばりに感心します。
毎回申し訳ない気持ちになるのは、それぞれの子にそれぞれ違ったペースがあるのに、じっくり考えて取り組む子にはとても足りない時間を強いてしまうこと。発表や鑑賞をすることも捨てがたいのですが、機会が増えてきたら、いろんな場を用意したいなと思っています。

ナレッジキャピタル、中でもThe Lab.は、企業、大学などの研究者、クリエイターが融合し新しい「知」を発信する場で、大人にも子どもにも刺激的で楽しいです。
特に、1周年のこのGWはさまざまなイベントもあるので、ぜひ出かけてみてください!

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