6月18日、RYOZAN PARK 大塚(豊島区)こそだてビレッジで、TERACOYARDのオープニングイベントとして絵本づくりワークショップをしました。
私の都合で17時~18時半という夕飯にかかる時間帯になってしまい、ちょっと心配。案の定、到着するなり「おなか空いたぁ」が続出しました。でも大丈夫。和室と大きなキッチンがあって、食べ物の持ち込み自由、自分たちで作って食べることもできます。
腹ごしらえがすんだ子は、開始時間までキッズスペースで自由に遊んで、というか走り回っていました。あとで聞くと主催の直美さんは、この大騒ぎモードから制作モードに切り替えられだろうか…と内心不安に感じていたそうです。それほどエネルギー炸裂していました(笑)。
そんな男の子たちも絵本づくりが始まると、とたんに夢中になります。
参加は3歳~小学校低学年の子どもたち、黙々とつくっていきます。小さい子は操作の難しいところはお母さんに手伝ってもらいました。
録音にうってつけな授乳・お昼寝スペースが3ブースあって、お話ができた子から利用できます。
先着順にいそいそブース奥のソファにもぐりこむと、カーテンをピタリと閉じます。小さいスペースって大人でもわくわくしますものね。1つのブースに仲良し2人でこもって、それぞれの声が相手の作品に入ってしまうという、録音ブースとしては「?」な利用になっている子もいました(笑)、まぁ楽しければ良しです。
大きなスクリーンで発表会。子どもも大人も大満足でした。
「TERACOYARD」は、近藤直美さんが同世代の子育てママたちと始めた「作って伝える」新しい学びの場です。直美さんとは2年前、彼女がまだ小学校の先生だった頃に知りあいました。ピッケの考え方がつくりたいと思っている寺子屋の考え方とピッタリだからピッケをしたいと話してくれて、私も想いに共感。そのときがきたら応援させてねと約束していました。
TERACOYARD の当面の活動日時は、火曜と木曜 PM 4:30~6:30。5歳~小学3年生対象。2時間の柱は「作る」と「伝える」( ← ピッケと似てるのです)絵本、紙芝居、工作、レゴ、実験など。9月までトライアル2000円/1回実施中!週末には、親子参加できるイベントも企画予定だそうです。
TERACOYARD の Facebookページは こちら>>
「TERACOYARD」が拠点を置く「RYOZAN PARK 大塚」もまた、思想も空間も素晴らしいです。
これまで働きたいママに強いられてきた二択:子どもを預けて働く/育児期間中は一時的に仕事をあきらめる、のどちらかではなく、子育てと仕事どちらもあきらめない、子どもを自分の側において子育ても仕事も楽しもう!をめざしてつくられた場です。その思想がちゃんと空間としてデザインされていて、今回ワークショップをした7階は、プロの保育士がすぐ眼の前で子どもを見てくれている安心な環境で仕事ができます。お昼は皆で作って食べます。お乳も子どもがほしがるときに与えられます。ここでなら、我が子のはじめて歩いた、はじめて話したを見逃すこともないでしょう。将来は、子どもの成長や自分の働き方に合わせて、こそだてビレッジ(7階)→シェアオフィス(6階)→固定オフィス(5階)と利用するフロアも移れます。7階こそだてビレッジは2000円でお試し利用ができるので、ぜひ快適スペースを親子で体験してみてください。出入りしている人も愉快な人が多いですよ。
RYOZAN PARK 大塚 こそだてビレッジ の Webサイトは こちら>>
RYOZAN PARKオーナーの竹沢一家(二世代)とも、初対面な気がまったくしなくてたくさん話せました。そして、いつもなのですが、ワークショップを見学に来てくれた人たちをおかまいする余裕がなくて、放りっぱなし。でも勝手にお互いに話して仲良くなってくれます。で、皆いっしょにご飯を食べに行きました。(大塚には美味しい食堂がありますね)
領域を渡って動いている人たちが好きです。TERACOYARD、RYOZAN PARK 界隈の皆さんとこれからもご一緒できること楽しみです。
子どもたちの作品をいくつかご紹介しますね。雨降りだったせいか楽しい雨の日絵本が何冊か生まれました。
「くものあめ」そうとくん(5歳)作
「らっきーなあめのひ」しゅうとくん(6歳)作
※再生注意 やや音割れしています
「たのしいかおがすき」ひすいくん(4歳)作
写真を、Facebookページ「ピッケ」でご覧いただけます。(ひとまず私がiPadで撮った少しだけ、後日写真が届いたら追加します)