Category: ピッケのつくるえほん

公開授業のお知らせ(西町インターナショナルスクール)


今週末12/7土曜、私が市ヶ谷でワークショップしている同じ頃、元麻布の西町インターナショナルスクールで、ピッケを活用した2つの公開授業があります。
A)「ピッケのつくるプレゼンテーション」で21世紀型スキルを養う授業 堀井清毅先生
  (Windowsタブレット)
B)「ピッケのつくるえほん」で日本語授業 川上志保先生
  (iPad)

Try IT On Monday は、「土曜日に学んだ知識やアイディアを月曜日に使ってみよう」を合言葉に、インターナショナルスクールでのテクノロジーを使った学びを共有できるイベントです。今回初めて、日本語で開催されます。

インターナショナルスクールでは、いち早く21世紀型スキルを育成するカリキュラムが導入され、どの学校もインフラが整っています。幼稚園から高校までコンピューターを一人一台使わせる環境や、オーバーヘッドプロジェクター、サーバー、WIFIなどが完備されています。また、それを活かすためのカリキュラムづくりもとても進んでいます。 そうした環境を見るだけでも、一見の価値ありです。当日は、学内ツアーも企画されています。

以下は、それぞれの先生がWebにアップされた概要案内です:
A)堀井清毅先生
インターナショナルスクールでは、プロジェクト型学習を早くから取り入れ、実社会とつながる課題をグループで解決するようなカリキュラムが組まれています。この公開授業では、異なる学年が混在するコンピュータークラブで行われている授業の様子をご覧頂けます。「動物」をテーマに、生徒たちはペアでそれぞれ違った視点を用いて調べてきました。ICTの活用を通じて21世紀型スキルを身につけることも目的にし、マインドマップを使ってブレインストーミングを行い、ブログでお互いの意見を深め合い、協働学習を進めています。調べたこと、考えたことを発表するツールとして「ピッケのつくるプレゼンテーション」を使い、子どもたちの考える力、表現する力、発表する力を育成しています。
Nishimachi

B)川上志保先生
コンピュータークラブの生徒たちが、絵本づくりに挑戦です。これまでの授業で、物語の構成、キャラクターの性格等を考えてきました。TIOMの授業では、実際に絵本を作ります。iPadアプリ「ピッケのつくるえほん」を使うとコブタのピッケや仲間たちを主人公に絵本づくりが簡単に出来ます。できた作品は、印刷して絵本にしたり、デジタル絵本にすることもできます。どんな年齢や日本語レベルの生徒にも対応でき、学習の個別化、協働学習を促すこともできます。

追記:
当日の記録がmovieでアップされました。西町インターナショナルスクールでは早くからピッケを授業で活用なさっています。今回のTIOMでも2つのピッケの公開授業がありました。東京に居ながら参加できなかったことがほんとに残念です。先生方のインタビューなど素晴らしいのでぜひご覧ください。
TIOMの記録movie(約6分):

ピッケも登場しています。
「ピッケのつくるえほん」iPad (01:20あたり~)
「ピッケのつくるプレゼンテーション」Windows(05:00あたり~)

「ピッケのつくるえほん」クリスマスワークショップします


夏休みに開催したワークショップが好評だったということで、再度、デジタルえほんミュージアムへお招きいただくことになりました。嬉しいです。

クリスマスプレゼントにできるよう、紙の絵本は、赤いリボンでラッピングしてお持ち帰りいただけます。
S_xmas

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「ピッケのつくるえほん」スペシャル!クリスマス絵本を作ろう

日時:2013年12月7日(土)
   10:30~12:30 小学1年生~3年生 対象
   14:00~16:00 小学生全学年 対象
場所:デジタルえほんミュージアム 2階(東京 市ヶ谷)

※ 朝倉が講師を務めます。

午前の回(小学 1年生~3年生対象) 申込みは こちら>>
午後の回(小学生全学年対象)申込みは こちら>>
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地階では、絵本作家いもとようこさんの「ことばともじ展」を開催中です。
ご参加お待ちしています!

「ピッケのつくるえほん」@神戸空港


「空の日イベント2013」のひとつとして、神戸空港で絵本づくりをしてきました。

搭乗客が行き交うターミナルビル出発フロア。今日は、そこに家族連れも加わり大にぎわい。

よりたくさんの子どもたちに体験してもらうために1回を短時間にして4回開催しました。20人/回。録音と発表は無しで、紙の絵本を作るところまで。
かなりの喧騒の中でとなったので、説明の時は声が届く距離に集まってもらいました。年齢混在。皆、耳すませて一所懸命聞いてくれます。

そして作る作る。独自表現の力作が多くてびっくりでした。
img_1311空の日_さかなの大群

img_1311空の日_どんぐりいっぱい

img_1311空の日_画面の縦長使い
発表会ができないことがほんとに残念。私も全作品をちゃんと見たかったし、何より子どもたちにお互いの作品を見せてあげたかった。自分の回が終わっても去りがたくて何度も戻ってきれくれる子がいたり、自主的にスタッフとなり手伝ってくれる子まで現れました。

スタッフにも恵まれました。担当してくださった商工会議所の黒田さんは、ICT機器の手配やWiFi環境づくり大変だったのにほんとによくしてくださり、応援に入ってもらった森里香さん、内記麻子さん、井上智草さんは、すっかりお任せできる安心感。さらに嬉しいことに大学生のボランティアスタッフが、これまた自分たちで考えて動いてくれる人ばかり。抜群の布陣でありました。
img_1311空の日_大学生ボランティア
地元神戸でのワークショップほんとに楽しかったです。皆さん、ありがとうございました!
img_1311空の日_スタッフ全員

写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。

幼稚園・保育所でのメディア活用本にピッケ


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保育者育成のために、大学の授業などで使われる教本の中で、「ピッケのつくるえほん」が紹介されました。
園務の効率化からメディアに親しみ遊びを広げる幼児のメディア活用まで、具体的な提案がいっぱい。例えば、Eテレ「すわるぞう」や「コッシーとスイ」のねらい(!)とか、スクイーク(プログラミング)で流れ星をつくろう!とか。ピッケの絵本づくりの章は、佐藤朝美さんによる執筆。Web公開の無料体験版でできる実践が紹介されています。

「情報処理テキスト/幼稚園・保育所の保育実践とメディアの活用」
みるめ書房 代表編集:堀田博史さん
1500円。申込みはFAXで。

詳しい案内(pdf)は こちら>>
注文用FAX用紙(pdf)は こちら>>

「ピッケのつくるえほん」@市ヶ谷デジタルえほんミュージアム


夏休みも残り1週間となった土曜日、市ヶ谷のデジタルえほんミュージアムで、絵本づくりをしてきました。
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2013年1月にオープンしたばかりの、ドットDNPさん(大日本印刷)が運営するデジタルえほんを楽しめる場所。地階では、いしかわこうじさんの「ふねくんのたび展」(株式会社デジタルえほん社 協力)も開催中で、なつやすみ感いっぱいです。
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ワークショップのための設備も充実しているし、準備~参加者おもちかえりデータセットまで万全にしてくださり、講師の私は講座のことだけ考えればよくて集中できました。
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兄妹それぞれでおはなしづくり中。
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録音は、思い思い静かなコーナーを見つけて。仲よしのふたりは協力して。
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紙の絵本も。
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発表会は保護者の方もご一緒に。自然に拍手が起こります。
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デジタルえほんミュージアムは、地階の企画展も体験型あり映像ありで楽しく、建物のつくりもゆったりしていて、小さいお子さん連れてのおでかけに最適ですよ。

写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。

「ピッケのつくるえほん」@軽井沢


今年も「キッズワークショップの町 軽井沢2013」にお招きいただきました。
昨年は、初の屋外でのワークショップ。会場が駅至近であったこともあり、避暑や観光で訪れている家族連れが対象でした。 対して今年は、町の公民館での開催。地元の子どもたちとご家族にゆっくり楽しんでいただけました。

たくさんおしゃべりしながら作ってくれた4歳の女の子。
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録音を好きな場所でしてもらったので、蝉の声や学校のチャイムの音が入り、まるで夏の日をそのまま切り取ったよう。
ホームステイ中のフランス人男性も飛び入り参加。賑やかな発表会となりました。
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できあがった絵本と記念撮影。
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イベントは2日間でした。初日は、絵本作家accototoさんと、このイベントを企画・主催してくれたなおやマン&しま:アイさんによる『アリ印(じるし)工場』。
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黒いマントをまといアリになった子どもたちが、侵入者をやっつけて、キャンディとジュースをつくります。 お話の世界に入り込み大奮闘。
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翌日は、ピッケの他にも5つのワークショップ。
『あなあきクツシタ まほうのて』
大月ヒロ子さん(ミュージアムエデュケーションプランナー)
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『ねんドル岡田ひとみのねんどでミニチュアクッキング』
ねんドル岡田ひとみさん(エデュテインメントアーティスト)
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『49のおどりば』
ストウミキコさん(振付家・ダンサー)
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『30年後のかんづめ工場』
ピスタチオさん(工作ユニット)
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『せんたくばさみ30,000コの空間』
深沢アート研究所 山添さん&カブさん(アートユニット)
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それから、ガールズユニットの山田リイコさんに頂いたCD
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ゆるやかな時間が流れる、とても夏休みな2日間でした。

写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。

「ピッケのつくるえほん」@福岡アジア美術館


NTT西日本スペシャル おいでよ!絵本ミュージアム」が、今年も福岡アジア美術館で開催されました。
今年の企画ギャラリーのテーマは「季節と食」。はたこうしろうさん、どいかやさん、やまだうたこさんなどの絵本作品が、観るだけでなく五感で体験できる空間となり展示されていました。
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セミの声+「なつのいちにち」の世界へ
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注文の多い料理店。ドアに次々と「注文」が。
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やまねこ軒のメニューをViscuitで。
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どいかやさんの大きなフェルト絵本。
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会期中の 8/10~14に『ピッケのつくるえほん』ワークショップが行われ、8/11は私が講師を務めました。 毎回お世話になるNPO法人子ども文化コミュニティの皆さんは、子どもたちの気持ちに寄り添い、実にきめ細かな準備と運営をしてくださいます。
参加は未就学の子どもたちが多く、おはなしの世界に入り込んでつくっていました。なかでも印象的だったのは元気いっぱいの4歳の男の子。 黒雲いっぱい雨をざんざか降らせて雷ゴロゴロゴロ。自分のおなかのおへそが無事かを何度も確かめながら作ります。
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次の見開きではキャラクタを総出演させ、端から順に全員を泣き顔に。さらにペンを上手に操りポーズも変更。両手でおへそをおさえます。「みんなおへそをとられたよ」。
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プリントまだかな…。
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ユニークな作品に発表会も大盛り上がり。
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できあがった絵本をぎゅっと握りしめ、絵本の世界ひろがる館内へそれぞれ駆けていきました。
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写真を、Facebookページ「PeKay」でご覧いただけます。

「ピッケのつくるえほん」夏休みのワークショップご案内


いよいよ子どもたちの夏休みがスタートですね。
この夏もピッケと出かけます。

■「おいでよ!絵本ミュージアム」福岡アジア美術館
会期中に「ピッケのつくるえほん」ワークショップをします。この「おいでよ!絵本ミュージアム」によんでいただくのは3回目で、ホームな気持ちです。

展覧会の会期:2013年7月26日(金)~8月18日(日)

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ開催日:
8月10日(土)~8月14日(水) 10:30~12:30、14:00~16:00

※ 8月11日(日)は朝倉が講師を務めます。
すでに5日間とも定員になってしまいましたが
11日は館内うろうろしていますので、九州方面の方どうぞいらしてください。

「おいでよ!絵本ミュージアム 2013」は こちら>>
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■「キッズ・ワークショップの町 軽井沢2013」
軽井沢に全国から選りすぐりの、こども向けワークショップが集合! 2日目の13日に「ピッケのつくるえほん」ワークショップをします。どのプログラムも素敵すぎて、自分が参加したいくらいです。

日時:2013年8月12日(月)、13日(火)
場所:軽井沢町 中央公民館
主催:キッズワークショップの町 軽井沢 実行委員会
後援:軽井沢町教育委員会(予定)

※ 朝倉が講師を務めます。

「キッズ・ワークショップの町 軽井沢2013」は こちら>>
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■デジタルえほんミュージアム(東京 市ヶ谷)
地階では「ふねくんのたび展(いしかわこうじさん)」開催中。両方あわせてどうぞ。

日時:2013年8月24日(土)
   10:30~12:30 小学 1年生~3年生 対象
   14:00~16:00 小学生全学年 対象
場所:デジタルえほんミュージアム 2階

※ 朝倉が講師を務めます。

午前の回(小学 1年生~3年生対象) 申込みは こちら>>
午後の回(小学生全学年対象)申込みは こちら>>
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■大阪府放送・視聴覚教育研究会 夏期研修会
※ 一般対象でなく大阪府の教職員の方が対象です。

日時:2013年8月8日(木)・9日(金)
場所:8日 (株)内田洋行 大阪支店
    9日 園田学園女子大学
主催:大阪府放送・視聴覚教育研究会 大阪放送教育協議会
共催:NHK大阪放送局 日本放送教育協会
参加費:無料

8月9日(金) 13:00~16:00
ワークショップ:小学生向けプレゼンテーションソフトを活用した授業づくり
講師 :(株)グッド・グリーフ 朝倉民枝

詳細と申込み方法(メール申込)は こちら>>

■「未踏交流会」で講演します。
独立行政法人 情報処理機構 未踏ソフトウェア創造事業 の交流会ですので、少し開発寄りの話になります。

日時:2013年7月26日(金)17時~20時
場所:秋葉原ダイビル5F カンファレンスフロア
参加費:講演は無料。
     ショートプレゼンテーション&懇親会は1,000円。(ドリンク・軽食代)
   
この12年あまり どんなふうにピッケを作ってきたかを、1時間で話します。
ショートプレゼンも募集中とのことですので、なにか開発されてる方は応募してみてはいかがでしょう。

詳細と申込み(事前オンライン登録)は こちら>>

「ピッケのつくるえほん for iPad」えほんデータをメールでやりとりする方法


iPad版の「ピッケのつくるえほん」では、アプリを持っている人同士であれば、できあがった絵本のデータを互いにやりとりできます。
どうもわかりにくいようですので、スクリーンショットを撮ってみました。

まず、AさんからBさんへ、えほんデータをメールで送る方法です。
えほんデータをメールで送る

次に、Aさんからメールで届いたえほんデータを、Bさんが読みこむ方法です。
えほんデータを読み込む

グループで絵と文章と音声を分担して作ったり、1見開きごとにやりとりしてリレー式に1つの作品に仕上げるなど、ひとりで作るのとはまた違った楽しみがありますよ。

「ピッケのつくるえほん for iPad」については こちら>>
iTunes App Store で見るなら こちら>>

「Japan ASCD TRY IT ON MONDAY」で発表とワークショップ


西町インターナショナルスクール(東京・元麻布)で開催された「Try It On Monday」で発表とワークショップをしました。
学校での活用事例紹介などを30分+ワークショップ90分。子どもたち~先生方それぞれ思い思いに、絵本づくりを楽しんでくださいました。中には、詩集をつくられた方も。
2時間の終了後も、控室で子どもたちと絵本づくりの続き。兄弟姉妹、クラスメートで賑やかな見せ合いっことなりました。

校庭には鯉のぼり。
鯉のぼり

こちらは、打ち合せを兼ねて授業見学に伺った4月の写真。
桜

松方ハウス

4月の来訪時に、川上先生の5年生の国語の授業を見学させていただきました。「物語の構成」の単元で宮沢賢治「注文の多い料理店」を題材に学んだあと、現実から架空の世界へでかける物語を創作。「お江戸でサッカー」なとユニークな作品がいっぱいでした。日常は日本語を使わない1年生のクラスでも、ひらがなをひととおり覚えてお話をつくるという活用もされていました。

西町インターナショナルスクール堀井先生の授業の様子 こちら>>