9/21(土),22(日)2日間の日本子ども学会学術集会(大会テーマ「絵本から社会を変える」)を満喫してきました。
初日はポスターセッションで芦屋市精道こども園での実践報告を、2日目は石川由美子先生(宇都宮大学)齋藤有先生(聖徳大学)とご一緒に「絵本を囲む活動が地域における子どもを育むインクルーシブな場となるために」と題してラウンドテーブルを担当しました。ラウンドでは、うまくいってないことや課題も含めてざっくばらんにお話ししました。子どもを迎えるこちら側ができることは、丁寧に場をつくり、よく来たね、来てくれてありがとう、と子どもたちを歓迎するところまで。安心できる楽しい場になっているなら、それぞれが自身の本領を発揮し、互いの触発も生まれるかと思います。絵本を読みあう、あるいは絵本をつくる、そんな言葉の行き交う場が、様々な属性の子どもたち(~大人)を迎え入れる場となっていきますように。
雨風とも激しいなか朝9時からのラウンドテーブルに来て下さる方あるかしらと心配でしたが、多くの方がお越し下さいました。齋藤有先生の5歳になったばかりの息子さんが、おひとりおひとりを元気に迎えてくれて、ご参集の皆さまとともに良い時間を過ごすことができました。
会場は、記念すべき第20回にふさわしく素敵な幼稚園でした。「えほんのおうち」を有する認定こども園 八戸文化幼稚園。子どもの言葉を大切になさる園です。