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オンラインでゲスト講義


7月6日。相模女子大学 子ども教育学科(七海陽先生)でオンラインゲスト講義を担当しました。対象は、幼稚園教諭、保育士、保育教諭をめざす2年生70名。相模女子大では「ピッケのつくるえほん」iPad版リリース当初から10年近く授業の中で絵本づくりをなさっていて、私がその導入を受け持つ年もありました。しかし今回はそれぞれ自宅等からの受講なので講話のみです。

「ICTを子どもたちの『創る』に使いましょう」を伝えたくて、活動デザインを軸に話しました。昨今「幼小接続」と言われますが、小学校のいわゆる「お勉強」が下へ降りてくることを危惧しています。むしろ、幼稚園で行われている学びを内包する遊び、遊びと不可分な学びが、小学校のせめて低学年まで延長されるのが望ましいと考えます。幼少期には、とことん遊ぶ、思う存分に遊ぶことが何より大切です。「遊ぶ」には、外で思いっきり身体を動かして遊ぶ、歌を歌う、さまざまありますが、何かを「創る」ことも子どもたちにとって夢中になる遊びです。そして「創る」にはあらゆる学びがつまっています。ICTはこの「創る」にこそ活きるのです。

学生さんたちには、ICTも適所に使いつつ、子どもたちが夢中になる創る「遊び」をデザインできる人になってほしいです。

自宅からなので、いつもの授業では持って行きにくいワークショップ用エプロン、タペストリ、パペット、マグネットのペパドルなども披露しました。Webカメラにミラーレス一眼を代用。

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使用アプリ:  ピッケのつくるえほん for iPad
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