Main Content

「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


11月19日土曜日、雲ひとつない青空のもと伊藤孝良さんと外国人集住地区へ出かけてきました。
午前は市営西部住宅の集会所へ。常連の子たちが学校行事で来れず、日本人親子1組のみとなりました。寺井さんによる読み聞かせは『いもほりバス』(藤本 ともひこ 作・絵、鈴木出版)。外国語の絵本も含めた時節もふまえての選書は図書館司書さんによるものです。つくりたいお話がある子も多いので、絵本づくりのテーマは芋ほり、または自由としました。

小3男児は、夏のキャンプの思い出を描きました。水遊びやバーベキューを楽しみ、捕まえたクワガタは家で飼うことに。

ミヤマクワガタは冬を越すことができないので、残念ながら死んでしまったそうです。そんなこともあって、このお話をつくりたくなったのかもしれませんね。

午後は県営岩田住宅へ。午前は用事で出れなかったと、いつもは西部に来ている親子さんも遠い岩田まで車で来てくれました。
「読むのは私」と心得ているブラジル籍小1女児の元気な声でスタート。ブラジル籍の小1男児も自席から声を合わせて読んでいました。今春小学校へ通い始めてから日本語をがんばっていて、上達ぶりがすばらしいです。

自宅ではポルトガル語の小2男児は、1年ぶりの参加にもかかわらず操作方法もよく覚えていて、録音までできました。シャワーを「浴びる」は何度か復唱し練習してから。

発表会はとても賑やかになりました。小1女児はライブで発表したいとのこと。
「これなーんだ?」と呼びかけ、皆の答えを待ちます。

ハンバーガー、ピッケの鼻、ピアノ、水、赤い建物、枕 etc.と続いて

「ひとりちがうよ、どこかな?」 さいごの1問は別パターンの問い。

他の子たちは「あっ!」「ハイ!」「わかった!」われ先に前へ出てきて指差し「コレ!!」

保護者きょうこさん作「どんぐりくんの ニコニコたいそう」も子どもたちに大うけで、皆でやってみました。

片付けを終わって外へ出ると、眼の前に、きょうこさんが描いてくれた通りの光景が。今日はじめて出会った子たちが一緒に遊んでいます。空へ飛び出しそうなほど高く、ブランコを漕いで。

次回は12月10日土曜、10時~西部住宅の第2集会所(主催:市民ボランティア、協力:中央図書館)、14時~岩田住宅の集会所(主催:フロンティアとよはし)です。外国につながりのある子どもたちとそのご家族の参加をお待ちしています。

YouTube にも、ブログで紹介しきれない作品をアップしています。(各リスト内、新しい作品ほど下の方です)
再生リスト:子どもたちの作品(外国ルーツ)
https://www.youtube.com/playlist?list=PL06QBDbPI5MDCAXj0jIq7C3i4ZGcePgZo
再生リスト:子どもたちの作品(小学生)
https://www.youtube.com/playlist?list=PL06QBDbPI5MBKBXq5Ht4LOFykml4t0uxQ
再生リスト:大人の作品
https://www.youtube.com/playlist?list=PL06QBDbPI5MDgsLr0ZrxoNmXWZB2gFcOZ

ご参加の方で自身の作品を探したいときは、上記の再生リストから探すか、YouTube の検索窓で、例えば「豊橋 ピッケのつくるえほん ちかさん」など「豊橋 ピッケのつくるえほん (作者名)」で検索してみてください。(ここ最近はできるだけ全作品をアップロードしているのだけれど、全作品ではなく一部のみです) 

----------------
使用アプリ:  ピッケのつくるえほん for iPad
ピッケに関するお知らせやレポート:  Facebookページ「ピッケ」
----------------