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「おへやでピッケ」でチャイケモへ


先週オンライン授業を行った京大附属病院と京都市立病院の院内学級からiPadが戻ってきたので、チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)へ出かけてきました。お父さんの誕生日を祝って先生のピアノ演奏で歌ったり、小さな妹さんへ贈るくまくんの物語など、子どもたちの大切なお話を製本し、動画に書きだしました。
さて今年度はこれでおしまい。来年度後半には、病院を訪問する「おでかけピッケ」に戻れるでしょうか。

公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金
重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。( NPO法人チャイルド・ケモ・ハウスは、発展的解散の手続きを経て、2022年9月より公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金に統合されました )

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オンライン授業@京大附属病院院内学級、京都市立病院院内学級


京大附属病院と京都市立病院、それぞれの院内学級と繋いでオンライン授業でした。チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の井上さんも一緒です。5歳の妹さんへ贈る絵本や、「Happy Birthday ~」の歌も録音してお父さんのお誕生日を祝う絵本ができました。このあと続けて1週間ほど貸出し、それぞれのペースでつくってもらいます。

今年度の院内学級オンライン授業はこれでおしまい。大切なお話を聞かせてくれた子どもたち、どうもありがとう。

公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金
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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@羽田保育園(豊橋)



2月13日、1月に続き、羽田八幡宮の参道沿いにある保育園(伊藤孝良園長)で絵本づくりをしました。秋のどんぐり拾い、親子えんそく、プール遊び、夏祭り。園生活での嬉しかったこと楽しかったことをお話に。今日は録音をして仕上げました。来月、2クラス合同で発表会の予定です。

教室には雪だるまの紙工作(温暖な豊橋で雪は珍しく子どもたちにとって今冬は格別の嬉しさだったそう)、廊下には七段のお雛様が飾られていました。

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


2月11日土曜日、昨日の雨も上がり快晴。伊藤孝良さんと外国人集住地区へ出かけてきました。
午前は市営西部住宅の集会所へ。

常連さん小1女児が、転校してきたばかりの同級生を誘って来てくれました。日本で生まれ4~7歳は中国で暮らしたとのこと、中国ルーツの子の参加は初めてです。小1女児母子が終始気にかけ操作方法も教えてあげています。録音も応援してもらいながら日本語でできました。

ゴジラシリーズの年長さん男児は、久しぶり参加の小3男児に会えたのが嬉しくてたまらない様子です。

今回は、来月の合同発表会へ向けて、これまでつくった中から選んだ1作品をブラッシュアップ。絵を追加したり録音をやり直したりしました。

午後は県営住宅の集会所へ移動。読むのは私の役目と心得ているブラジル籍小1女児と小2女児が、元気いっぱいで読んでくれました。絵本は『おしくら・まんじゅう』(かがくい ひろし 作、ブロンズ新社)。絵本の選定は図書館司書さんです。

前々回が初参加だったご家族2組も来てくれました。来日してまだ半年の3兄弟妹は未就学でもあり、日本語に触れる機会がほとんどありません。4歳双子さんは、こちらが解してなくとも母語でいっぱい話しかけてくれます。次々アイテムを並べては消し、文字らしきものを猛烈な勢いでタイプ。最終的にできあがった作品は、1見開きや2見開きだけになるのだけれど、製本して大事に持って帰りました。

ブラジル籍の小1男児は、家族総出、お父さんお母さん小さな弟も一緒に来てくれました。家庭では母語のみ、幼稚園へは通っておらず、今年度小学校へ通い始めてから日本語をがんばっています。「できたよ!」とすべてひとりでやり終えました。録音には含まれていませんが、1見開き目の母カメさんは産まれる直前状態、5見開き目は無事に赤ちゃんを連れて戻ってきたところです。弟さん誕生時のエピソードのようでした。そして、なんと先日、学校で算数と国語で優秀賞をもらったとのこと。国語も、ってすばらしいです。おめでとう!

午後の岩田団地では、ポルトガル語が飛び交う中、まるで私と伊藤さんが異邦人です。おしなべて皆さん大らかで、時間の感覚もゆったりなので、開始も終了も全員揃ってとはいかないものの、それでも楽しみに来てくれるのは嬉しいです。6歳男の子は解散後「タノシカタ(楽しかった)」を言いに戻って来てくれました。

3月18日土曜日、午後3時~4時、豊橋市中央図書館で合同の発表会があります。どなたもどうぞいらしてください。

YouTube にも、ブログで紹介しきれない作品をアップしています。(各リスト内、新しい作品ほど下の方です)
再生リスト:子どもたちの作品(外国ルーツ)
https://www.youtube.com/playlist?list=PL06QBDbPI5MDCAXj0jIq7C3i4ZGcePgZo
再生リスト:子どもたちの作品(小学生)
https://www.youtube.com/playlist?list=PL06QBDbPI5MBKBXq5Ht4LOFykml4t0uxQ
再生リスト:大人の作品
https://www.youtube.com/playlist?list=PL06QBDbPI5MDgsLr0ZrxoNmXWZB2gFcOZ

ご参加の方で自身の作品を探したいときは、上記の再生リストから探すか、YouTube の検索窓で、例えば「豊橋 ピッケのつくるえほん ちかさん」など「豊橋 ピッケのつくるえほん (作者名)」で検索してみてください。(ここ最近はできるだけ全作品をアップロードしているのだけれど、全作品ではなく一部のみです) 

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「ピッケのつくるえほん」オンライン研修@特別支援学校


2月10日、宇都宮大学共同教育学部附属特別支援学校(学校長 石川由美子先生)の先生方を対象にしたオンライン研修を担当しました。小学部、中学部、高等部、そして石川校長先生、計24名の先生方がご参加くださいました。
全2日の内、2日目の今日は、絵本づくり体験も録音までできて、どのグループも完成。
子どもたちが自分の言葉で自分の物語を語る、ピッケでそのお手伝いができれば嬉しいです。

那須は今も大雪、宇都宮では雪がみぞれに変わったそうです。

宇都宮大学共同教育学部附属特別支援学校 のWebは こちら>>

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「アートとこころのケア講座」でピッケ



今年度も「アートとこころのケア講座」(於:兵庫県こころのケアセンター)で講師を務めました。今年で5回目です。この講座では「病児や発達に困りごとのある子どもたちのサポート」に絞ってお話ししています。

体験時間には、お話づくりの楽しみを思い出してもらいたくて、5歳の頃にワープ。幼い頃のできごと、思い出す場所や人、言葉等をお話にしてもらいました。園の先生に手紙を書いたらお返事をくれた、ピアノが届いた嬉しい日、デパートへ出かけた(大食堂、屋上遊具)。皆さんが語るお話に、私も忘れかけていたなつかしい光景が蘇りました。(写真右上はデパートの屋上風景)

療育や医療的ケアの領域では特に、ナラティブモードの語りが助けになります。その際、インタビューなど言語のみだと向き合う二項関係になりますが、メディアを介することで三項関係となります。セラピストとクライアント、親と子ども、教員と児童生徒といった二項関係においては、前者にそのつもりがなくとも後者にとっては圧を感じてしまう場合があります。対して、両者が横並びとなる三項関係ではドミナントが弱まり、後者がリラックスしやすくなります。また、デジタルメディアであれば、文字のみによらず、絵や音声も総動員しての表現ができるので自由度があがり、これまでの手法では表出の難しかった思いを伝えることができます。インタラクティブに操作しながらの発話は物語の中に入っていきやすいです。全員に有効ではないかもしれませんが、良くデザインされたデジタルメディアは、発達に困りごとのある子どもたちの創造表現を助けます。

受講くださった内の何人かでも、デジタルメディアを介したお話づくりの可能性を感じ、ご自身が携わるお仕事や活動あるいは家庭へ持ち帰り活かしてくださる方があると嬉しいです。

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「おへやでピッケ」でチャイケモへ


先々週オンライン授業を行った京都府立医大の院内学級からiPadが戻ってきたので、チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)へ出かけてきました。全部で15冊。1冊が分厚い=ページ数の多い大作がいっぱい。画面越しに話した子どもたちそれぞれの声や顔を思い浮かべながら、製本と動画書き出しをしました。

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「ピッケのつくるえほん」オンライン研修@特別支援学校


1月25日、宇都宮大学共同教育学部附属特別支援学校(学校長 石川由美子先生)の先生方を対象にしたオンライン研修を担当しました。小学部、中学部、高等部、そして石川校長先生、計24名の先生方がご参加くださいました。

事前に学校Webを覗くと、行事等の様子が写真入りレポートで紹介されていたり、毎月発行される「学校だより」も閲覧・ダウンロードできるなど充実しています。なかでも心動かされたのは、新型コロナの休校中につくられた動画配信のページです。例えば「小学部向け」は、学校の場所紹介、ものの名前、言葉、体操、リズム遊び、数、生チョコづくりといった内容の動画が約30本。いずれも5分から長くて10分くらいまでにおさめられていて「みんな元気~?」から始まり、手作り教材を使い呼びかけの言葉をはさみながらの「遊び=楽しい学び」になっています。そして、最後に必ずじゃんけんをするのです(「サザエさん」方式)。これ、子どもたち、どんなに楽しみだったことでしょう。「中学部向け」の最後部分は「さがしてみよう!」校内のいろんな部屋(医務室、給食室、音楽室、紙すき室等)にカメラで入って行きながら「××先生はどこかな?」(隠れていた先生が飛び出し手を振る)「ココでした!」となっていて、こちらもわくわく楽しいです。「高等部向け」も、就労へつながる高度な内容が入ってくる部分もありつつの「ううたシリーズ」では「ううた」との掛け合いで進み最後は「あっちむいてホイ」。どの動画も工夫が満載です。

おそらく1本1本シナリオを書いて、何度も先生方で相談やリハーサルをして、本番撮り、編集とされています。初期には、フレームの外へはみ出してしまいがちになる回があるのもほほえましいです(スマホかタブレットで撮影していて、カメラ部分でなく画面を見ているため)。家で過ごす子どもたちのために何かしたいという気持ちがあふれています。子どもたちにとっても、大好きな先生たちが学校を舞台に配信してくれる動画は、どんなによくできた市販の教育動画より何10倍も嬉しかったにちがいありません。

こんな素晴らしい動画を自分たちでつくりアップなさった先生たちに、私からお伝えすることなどあるのだろうか…という思いもよぎりつつ、よしっ私もがんばるぞと大いに鼓舞され準備、当日を迎えました。
この日は10年に一度と言われた寒波。Webカメラの向こう、窓の外にちらちら舞う雪を眺めながらの研修となりました。今回が前半、2週間後に後半をします。

宇都宮大学共同教育学部附属特別支援学校 のWebは こちら>>

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オンライン授業@京都府立医科大学附属病院


1月20日、京都府立医科大学附属病院の院内学級と繋げてオンライン授業をしました。チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の井上さん(保育士さん)も一緒です。治療や投薬、体調の都合で途中入り抜けありながら、小学1~5年生が、ひとりはご自宅から、参加してくれました。病状に因りうまくタップできなかったり言葉の表出に時間を要しても繰り返しチャレンジしたり、笑顔がこぼれたり、どの子も夢中でつくっている様子が画面越しに伝わってきます。このまま続けて1週間ほど貸し出すので、各自のペースでつくってもらえます。どんな作品ができあがるか楽しみです。

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重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。( NPO法人チャイルド・ケモ・ハウスは、2022年9月より公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金に統合されました )

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@羽田保育園(豊橋)



1月16日、羽田八幡宮の参道沿いにある保育園で絵本づくりをしました。外国人集住地区でのワークショップをご一緒している伊藤孝良さんが園長先生をなさっているご縁です。年長さん2クラスを午前と午後それぞれ1時間半ずつ全3日間の予定で、その2日目でした。初回から3か月空いてしまったので仕切り直し。今回と次回とで、園生活での嬉しかったこと楽しかったことをお話にしてもらいます。音楽会で叩いた大きな和太鼓、秋のどんぐり拾い、遠足のとき雪が舞ったこと(温暖な豊橋は滅多に雪が降らないそう)。「あさ保育園へ行きます」から始まったものの園生活とは関係ない先へ向かっているお話もありますが、まぁそれも良しで。来月の録音が楽しみです。

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