Category: ピッケのおうち

キッズプラザ大阪


ひさしぶりにキッズプラザ大阪へ行きました。
去年7月のリニューアルオープン時に見学させてもらって以来なので、
1年ぶりです。

さて、3階パソコン広場にあるピッケのコーナーは…。
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かわらず柱まわりの4台を、ピッケ専用にしてくださっています。
Flash版にしてから、キーボード無しの運用にされているそうで、
テーブルの上もすっきり。

中央ふきぬけ部分には、4,5階をドドーンと貫く「こどもの街」。
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架け橋、複雑ならせん階段、巨大すべり台。
大人でも(私だけか…)迷子になります。

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5階は、人が入れる大きなシャボン玉など理科実験のコーナー、
車椅子で電車の乗り降りを体験できるコーナー、世界の民族楽器を
演奏できるコーナー、ミニTV局スタジオ。

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4階は、前からあるキッズマートに加え、リニューアルで新設された
お店屋さんがいっぱいのコーナー、お料理ができるキッチンなど。
3階は、創作工房、コンピューター工房、パソコン広場。
授乳室やベビーカーの貸し出しはもちろん、おもらしシャワーまで。
いたれりつくせりです。

入館料はというと、
大人(高校生以上) 1,200円
小人(小・中学生) 600円
幼児(3歳以上) 300円
少し高いように感じるかもしれませんが(私も最初そう思いました)、
まる1日いても、ぜんぶを体験しきれないくらいの盛りだくさんゆえ、
決して高くはないですよ。
入退場OKなので、お昼は、近くの天神橋商店街で食べるのもよし。
お弁当を持参して館内で食べることもできます。
4階5階に遊ぶところがいっぱいありすぎるので、
閉館時刻になってはじめて、出口のある3階に降りてきて、
ここにもあったんだぁー となりがちです。
3階があることを、どうぞお忘れなく!

キッズプラザ大阪は、日本初の本格的な子どものための博物館。
できて20年以上経ちました。
確かに、キッザニアや日本科学未来館やUSJに比べれば、
ローテクで地味です。 でも、古臭くならないのは、なぜなのでしょう。
シンボルとなっているフンデルトヴァッサーさんの「こどもの街」が、
構造物でもあり芸術作品でもあって、時代の変遷に色あせないこと。
そして、なにより、展示やイベントに、とても血が通っているのです。
伺った日も、夏からのイベント用に、どうすれば、子どもたちに
わかりやすく楽しく遊んでもらえるか、スタッフの方が、
あーでもないこーでもないと、手作りキットを工夫し、作られていました。
館内いたるところ、市民ボランティアの皆さんも活躍しています。
子どものための場所は、やはり何より、支える「人」が要ですね。

関西にお住まいで行かれたことのない方、ぜひ一度おでかけください。
※ 注意
回転率が悪いピッケは、繁忙期(春休み、GW、夏休み)は
片付けられてしまいます。

キッズプラザ大阪のHPは こちら>>

グッド・グリーフ! 英語版もオープン!


朝倉のお仕事サイト「Good Grief!」英語版も、オープンしました。

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英語が苦手なので、あがってきた英語翻訳をチェックするのは
なかなかにアタマの痛いことでした。
これで、picke.jp も goodgrief.jp も、英語化計画ひと段落。
変なところがあったら、教えてくださいね。

「グッド・グリーフ!」英語ページは こちら

まねっこは Manekko


欧米では、ピッケがしているような まねっこあそびは、
一般的ではないそうです。
「船長さんのするとおり」 と言って、
言葉による指示のとおりポーズする
という遊びは あるのだけれど。

翻訳の平井さん、Rebecca Calmanさん、Penny Totsuiさん
を悩ませた結果、
Manekko というコトバはそのまま残して、

Let’s play Manekko.  Shall we?
Try to do exactly the same as I do.

という具合になりました。

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Picke(‘pee-kay’)といっしょに、
Manekko してみてくださいね!

「ピッケのおうち」英語版は こちら

「ピッケのおうち」英語版オープン!


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英語ページがスタートしました。
ピッケはじめ全員英語でしゃべっています。不思議です。

英語圏にお知り合いのある方、どうぞこのURLをお伝えください。
http://www.picke.jp/en/
英語に強い方、もし、あれ? と思う箇所あれば、教えてください。

どうぞ皆さん、Picke(‘pee-kay’)も よろしく!

うっきーは ‘Oocky’


英語版を開発中です。
「ピック」 としか読めないという ‘Picke’ のつづり。
表記はそのままに。「’Pee-kay’と発音するのですよ」
でいこうと 決めました

さて、他の子たちは というと…

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  まあくん          → Makun
  がーこ            → Gakko
  みみちゃん    → Mimi
  うっきー          → Oocky
  まんねんさん → Mannen
  おたまちゃん → Otama
  くりん              → Kurin

これで、読みも、ほぼ日本語に近い音になるそうです。
英語版オープンまで、あともう少し!

まあくんのぬりえ


4月のみみちゃんに続いて、
6月は、まあくんに登場してもらいました。

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今日の神戸は、降水確率0%。
梅雨の晴れ間、カラッと快晴です。

今朝、山手幹線で信号待ちしていると、
小学校名の書かれた無人の大型バスが
連なって走ってゆきました。
遠足でしょうか。晴れてヨカッタね。

神戸合宿


東大の佐藤朝美さんが、はるばる神戸まで来てくださいました。
幼児とコンピュータメディアをキーワードに研究している同志の友。
とはいえ、考える→わからぬ→作っちゃえ の私に対し、
佐藤さんは、山ほど勉強して検証して分析して、
というまったく異なるアカデミックなアプローチ。
「次期研究の相談」というのが、今回の目的だったのだけれど、
お役には立っていなくて、逆に教えていただくことばかりでした。
どんな話題でも、「それは**という文献があって」
「**という人の先行研究によると」と、出てくる出てくる…。
まるで頭の中に小さな引出しがいっぱいつまってるみたい、
その上、クルクル高速回転です。

タッチディスプレイのピッケを試したいということで、
一緒にファミリオへ。
平日の昼間とはいえ、ますます空いていました~。
フードコートに、もう少し子ども向けのテナントが入ると
変わると思うのですが…。

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モザイクまで歩いて、海を眺めながらテイクアウトのランチ。
天気もよくて、潮風も気持ちよかったです。

7/1には、ウィーンで国際学会デビューとのこと。
こんなに積み上げてきた研究なのだもの、きっとうまくいくことでしょう!
息子さんも応援してくれていますものね。

ピッケは ‘Pee-kay’


6月ですね。
最近 何をやっているかというと、
ピッケの英語版を開発中です。
と言っても、私の英語力は中学のまま止まっているので
英語翻訳は、平井愛さんという方にお願いしています。

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ピッケが、英語でしゃべり始めています。
いったいいつの間に? どこで覚えたの??って、なんだか不思議な気持ち。

「ピッケ」は、前のドメインも
http://www.picke.jp/
であったし、ずっと’Picke’ とつづってきました。
ところが、です。
‘Picke’は、「ピック」としか読まないそう!
そもそも、英語で「~ッケ」と発音する単語は、
ほとんど無いとのこと。
フランス風に’Pické’とすれば、発音も近くなって可愛いのでは?
と ご提案もいただいたのですが、
普通にキーボードから打てる文字のほうがいいし、
急に、生い立ちにフランスの香り漂ってしまうのもなんだかなぁ…。

決めたっ!
日本語でも、普通は読まない読みで漢字の名前をあてることがあるし、
‘Picke’のまま、日本では「ピッケ」です。で行こう っと。

Please pronounce Picke ‘Pee-kay’.

「ピッケのおうち」英語版、近日公開予定! お楽しみに。

PLAY!(プレイ)の公式WEBサイトがオープン


お知らせです。
「キッズライブラリーフードコート プレイ!」の
公式WEBサイトが、今度こそ正式オープンしました!
のぞいてみてくださいね。

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       ↑ トップページ

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       ↑ ピッケの紹介ページ

北欧ママが選んだ絵本コーナーのページもあります。
このページを下にスクロールすると、何冊か紹介されています。
実際の北欧絵本コーナーには100冊もあって目移りしてしまうので、
このページで読みたい最初の1冊を定めておいてから出かけるのも
いいかもしれませんね。
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いちばん下、赤い表紙の「シルケリーネ」が気になります。
「おてんばだけど親切な、マッチ箱サイズの少女」って…。
次 行ったとき、読んでこようっと!

「キッズライブラリーフードコート プレイ!」のHPは こちら>>

「大丈夫」の源泉


今朝の神戸新聞文化面で、ご紹介いただきました。

藤嶋亨記者は、ピッケが未だグッド・グリーフ!のサイト内で
細々やっていた2005年にも、記事にしてくださいました。
今回あれこれ話した中で、取り上げてくださったのは、
私の「大丈夫」の源泉について。

例えば、震災後の瓦礫の中で、
例えば、事務所開いたもののお先真っ暗な状況の中で、
どうしようもない絶望感や喪失感が押し寄せた後、
一番根っこのとこで、なぜだか根拠なく「でも、大丈夫」って思える。
それがいったい、どこから来るものなのか。
(私は、人一倍の心配性の怖がりです。)

幼い頃、母によって育まれた核みたいなものが私の中にあるから。

歌ったり、絵本を読んでもらったり、
河原を走ったり、れんげを編んだり、
一緒に過ごした有形無形の時間。
そんな時間の積み重ね、注がれた言葉や愛情、その時の安心感が、
大人になって困難に直面したとき、「大丈夫」となって支えてくれます。

親子の時間を育むことに、
ピッケも一役かえたら、ほんの少しでも役に立てたら、
嬉しいなぁ と思っています。

5/19日神戸新聞 掲載記事は こちら >>