Category: 小児医療

「ボランティアの会」でピッケ@チャイルド・ケモ・ハウス


「おでかけピッケ」をご一緒しているチャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)さんで、ピッケのお話をしてきました。
今年度から毎月「ボランティアの会」を開催なさるとのこと。対象は、チャイケモでボランティアとしてすでに活動中の方、今後やってみたい方、病気の子どもや家族の支援について一緒に考えたい方等。その第1回にお招きいただきました。

近頃は外への訪問が多かったので久しぶりのチャイケモ。ご飯を炊いて、皆でわいわいおしゃべりしながらのランチも楽しかったです。私も簡単サラダを持参。

第一部では、体験もはさみながらピッケの話

第二部は、副理事長の田村亜希子さんによるガイダンス。続いてハウス内を見学。チャイケモを設立されたお気持ちをあらためて聴けて良かったです。

設立経緯などを記したブログ記事はこちら>>

チャイルド・ケモ・ハウスさんと小児病院を訪問する「おでかけピッケ」、子どもたちの病状やその日の体調に合わせ絵本づくりを楽しみます。ありがたいことに「公益財団法人ノエビアグリーン財団 助成事業」に応募してくださり、なんと採択いただけたので、今年度は、交通費の心配なく遠方へも出かけられます。ご希望ありましたらご連絡くださいね。

チャイケモのFacebookページ>>

おでかけピッケ@京都市立病院


京都市立病院の分教室(院内学級)へ、チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の於保さん(アートディレクター)、川井さん(自立支援員)と出かけてきました。府立医科大学附属病院に続き、はじめて訪問させていただく病院です。市立病院の院内学級はこれまでで最も小規模で、少ない人数でゆっくり落ち着いて取り組むことができました。

小1男児は、授業が始まる20分も前に来てくれました。ボランティアの大学生さんにも加わってもらい、おはなし絵カードで遊びながら開始時間を待ちました。機関車の絵カードは「トーマス」、街並みは「マック」、ラッパは「ハッピーセット」、リレーでお話を紡ぎました。

テレビ会議システムを使いベッドサイドと教室のそれぞれが自己紹介をしてから、おはなしづくりに入りました。

贈る相手を誰にしましょうと問うと、「あ、もうすぐお誕生日の人がいる!」「りいさちゃん!」長く会えていない妹さんとのこと。途中、看護師さんが横について治療も受けつつ、夢中でつくり完成させました。

全員が録音までできました。
病室から参加の小学3年生男児も、妹さんへ贈る絵本。こんなお話です。
買ってもらった動くカメのロボット。うらやましがる友だちに、貸して!と追いかけられて、山を越え谷を越え、さいごは気球に乗って空へ。タイトルは「脱出成功!」。日頃からオリジナルの漫画も描いていて(素晴らしい描き込みの力作なのです)、ストーリーも絵作りも録音も抜群でした。

同じく病室から参加の中学1年生男子は「旅する演奏会」。歌が得意なおたまじゃくしの兄弟の夢はコンサートを開くこと。何年か経ってカエルに成長。一方、リスの兄弟は声に自信がなかったので楽器を弾くのを頑張りました。ある日カエルの兄弟とリスの兄弟が出会い、夢が同じだったのでグループを作り旅に出て、親子コンサートを開き大成功。7見開きもの長編となりました。

2コマ90分の授業が終了。小1男児くんは「(長い時間椅子に座りすぎて)お尻が痛くなっちゃったよ」と言いながら、完成した絵本を持って病室へ戻っていきました。

分教室の先生が何より喜んでいらしたのは、制作中の子どもたちの表情が素晴らしいこと。訪問した私たちも嬉しかったです。

子どもたちにとって、お話を作ること自体が楽しいのはもちろん、絵や言葉でお話をつくることで、長い入院生活でがんばっている様々な気持ちを解放することができます。ご家族や医療者にとっても、作品から子どもさんの心の内を垣間見ることができます。
「おでかけピッケ」入院中の子どもたちのところへチャイケモの方と一緒に伺います。ご希望ありましたらどうぞご連絡ください。

※ 本活動に、広島の教材販売会社の社長さん(有限会社ワキタ 脇田秀夫様、有限会社ヒロキョー 箱田博司様、有限会社サラダ文教社 皿田弘美様)がチャイケモへ寄付してくださった3台のiPadも活用させていただいております。
チャイルド・ケモ・ハウス(チャイケモ)
2013 年4月神戸に開設された国内初の小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子どもと家族のための施設。患児家族らにより設立、運営されている。医師のいる診療所と患児が家族とともに暮らせる住居がひとつの建物内にあり、家族一緒に暮らしながら治療を受けることができる。

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おでかけピッケ@京都府立医科大学附属病院


京都府立医科大学附属病院の分教室(院内学級)へ、チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の井上さん(保育士さん)、川井さん(自立支援員さん)と出かけてきました。はじめて訪問させていただく病院です。小学部と中学部の合同授業として、2コマ90分で絵本づくりをしました。

分教室内には、モニタ、PC+プリンタ等が揃っています。京大附属病院と同じテレビ会議システムもあるので、教室へ来ることが難しい3人の児童生徒さんは、それぞれのベッドサイドから参加できました。各人での制作中は教室全景を映し、操作説明をするときには手元を大きく映しながら伝えます。

看護師さんの出入りもありながら、子どもたちそれぞれの病状やその日の体調に合わせて進めます。お薬がきいて眠ってしまった男の子は、皆と一緒に居たくて病室には戻らず最後まで参加しました。先生から「好きな色は赤」と教えていただき、お名前入りの赤色表紙+中は白紙ままの絵本として製本しました。

4年生男児作「魚と船の物語」。メモを取りながら長文の録音もやり遂げました。壊れた船は積木で表現しています。


「雷がごうごう鳴っている時に、大きな魚は船を襲うそうです」「大きな魚は 船を襲うことに成功しました」「大きな魚は、次の壊す船を探す旅に出ようとした瞬間、壊れた船から 3匹の小魚が飛び出してきました。そして小魚たちは、大きな魚にこう言いました。『弟子にしてください!』」「こうして 大きな魚と小魚たちは 仲間になったのでした」

別の4年生男児作「くりんとまんねんのたいけつ」

「あるひ くりんくんとまんねんくんが けんかをしました。そして野球で対決をすることになりました」「そして対決が終わり、勝ったのはくりんくんでした」「勝ったくりんくんは、まんねんくんにやさしくしてあげました」「そしてふたりはベンチに行き、くりんくんがまんねんくんに『いっしょにいちごを食べよう』と言って、ふたりは仲良くなりました」「おしまい」
とても優しいお話で、ふたりの後ろに見える大きな夕日もこのシーンにぴったりです。

6年生女児さんたちも、絵もストーリーも凝った長編のお話をつくりました。タイトルもローマ字の「Kakurenbo」です。録音の段になって、「みつかっちゃったぁ~」のセリフが照れくさくて少し躊躇。見つけられる側のうさぎちゃんやりすくんのセリフをチャイケモの川井さんが引き受けて、楽しい作品に仕上がりました。裏表紙も素敵です。(一部を抜粋)

教室でつくった4人は、録音の声が互いにかぶらないよう、ひとり1見開きずつ順番にすることに。これが実に楽しかったです。

受け入れてくださった分教室の先生方に、とても感謝しています。普段の時間割の中に2コマ、しかも小学部と中学部の合同授業として入れることは、やりくりにご苦労かけているに違いなく、準備も当日も後日も、かなりのご負担かけてしまっていることと思います。にもかかわらず、ぎりぎりまで、紙をもっと良いのに変えようとか、プリンタのヘッダーをクリーニングするともっときれいに印刷できるかもしれないから後日やり直してみようとか。少しでも子どもたちに良い体験をとおひとりおひとりの先生が取り組んでくださり、ありがたく、とても嬉しいです。見習おう、といつも思います。
子どもたちに対しても「お話を聞かせてくれてありがとう」の気持ちです。

子どもたちにとって、お話を作ること自体が楽しいのはもちろん、絵や言葉でお話をつくることで、長い入院生活でがんばっている様々な気持ちを解放することができます。ご家族や医療者にとっても、作品から子どもさんの心の内を垣間見ることができます。
「おでかけピッケ」入院中の子どもたちのところへチャイケモの方と一緒に伺います。ご希望ありましたらどうぞご連絡ください。

※ 本活動に、広島の教材販売会社の社長さん(有限会社ワキタ 脇田秀夫様、有限会社ヒロキョー 箱田博司様、有限会社サラダ文教社 皿田弘美様)がチャイケモへ寄付してくださった3台のiPadも活用させていただいております。
チャイルド・ケモ・ハウス(チャイケモ)
2013 年4月神戸に開設された国内初の小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子どもと家族のための施設。患児家族らにより設立、運営されている。医師のいる診療所と患児が家族とともに暮らせる住居がひとつの建物内にあり、家族一緒に暮らしながら治療を受けることができる。

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おでかけピッケ@京大附属病院院内学級


京大附属病院の分教室(院内学級)へ、チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の於保さん(アートディレクター)、井上さん(保育士さん)と出かけてきました。
小児病棟のプレイルームへは4年前から伺っていて、分教室へは今回が2回目です。小学部と中学部の合同授業として、2コマ90分で絵本づくりをしました。

子どもたちそれぞれの病状や体調に合わせて、無理のないペースで進めます。中抜けしたり、途中から参加したり、途中までにして病室へ戻ったり。

テレビ会議システムがあるので、教室へ来ることが難しい児童生徒さんは、病室から参加できます。

各人での制作中は教室全景を映し、操作説明をするときには手元を大きく映しながら伝えます。それぞれのベッドサイドには先生が付いてくださり、最初の自己紹介もさいごの発表会も、病床からの参加ができました。

全員が絵本を完成させました。
小学校1年生の男児は、北海道のおばあちゃんへ贈る絵本をつくりました。表紙から裏表紙まで食べ物がいっぱい。みたらし団子は積木を並べて表現しています。

検査の都合で遅れての参加になった4年生男児は、あっという間に皆に追いついて、わかる人にはひとめでわかるあのゲーム機のお話です。

中学1年生の男子生徒がつくったのは、1歳の従兄弟さんへ贈る「海で気を付ける事」を伝える絵本。病室から参加した小学校2年生の女児は、授業後も延長してつくり続け、文字入力までして仕上げました。

ナラティブは、がんばっている子どもたちの気持ちをひととき軽くし楽しみをもたらします。ご家族や医療者にとっても、作品から子どもさんの心の内を垣間見ることができます。
入院中の子どもたちのところへチャイケモの方と一緒に伺います。ご希望ありましたらどうぞご連絡ください。

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2013 年4月神戸に開設された国内初の小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子どもと家族のための施設。患児家族らにより設立、運営されている。医師のいる診療所と患児が家族とともに暮らせる住居がひとつの建物内にあり、家族一緒に暮らしながら治療を受けることができる。

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おでかけピッケ@阪大病院院内学級


チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の保育士 井上さん、自立支援員 川井さんと一緒に、大阪大学医学部附属病院の院内教室(大阪府立刀根山支援学校の分教室)へ出かけて、2コマ90分で絵本づくりをしました。

「大阪大学医学部附属病院小児医療センター」施錠された扉の中へは、感染症の持ち込みや拡大防止のため、15歳以下の人は、たとえ兄弟姉妹であっても立ち入ることができません。扉を入ると長い廊下が左右に伸び、それぞれからさらにもう1本枝分かれの廊下が伸び、それらの両サイドに子どもたちの病室が並んでいます。右の廊下のいちばん奥、向かい合わせに小学部と中学部の教室があります。

今回は小学部中学部の合同授業です。在籍中の児童生徒さん8人の内、教室へ来ることができたのは3人で、5人は病床からの参加となりました。あらかじめ先生が、ひとりひとりの病状や特性を考慮して考えておいてくださった方法や分担に基づき、皆で手分けして、教室+5つの病室に付きました。

病床からの5人の内2人は、テレビ会議システム(ハングアウト)で教室とやりとりしながら参加。写真の左は病床側、右は教室側です。

小学1年生の男児は、システムを使いこなして、教室へ質問もしながらつくっていました。小学2年生の女児は、「森のなかま」と題した楽しい作品を仕上げ、(先生がiPadを教室まで運んで来てくださって)教室のモニタで発表もできました。

一方 教室では、中学1年生の男子生徒が、長文をすいすい入力して7見開きもの大作を仕上げました。両親へ贈る、ひねりのきいたお話でした。別の男子生徒は、先生の助けを借りつつ録音まで完了。お姉さんへ贈る絵本をつくりました。

できあがった人から印刷し製本します。贈る用と自分用とで、ひとり計2冊ずつ。小学1年生の女児が先生と一緒につくったのは、おばあちゃんへ贈る絵本「わたしのすきなもの」です。

なんとかがんばって、表紙(積木を組み合わせて表現した象)をつくった男児の作品は、先生のアイディアで見開き12枚を追加して「メモ帖」となりました。

先生方にはプリンタやパソコンなど備品の準備だけでもお世話をかけますのに、ウェルカムボードを用意してくださり、御礼にと子どもたちとクリスマスオーナメントまで手づくりしてくださいました。お気持ち嬉しいです。ありがとうございます。

ナラティブは、がんばっている子どもたちの気持ちをひととき軽くし楽しみをもたらします。ご家族や医療者にとっても、作品から子どもさんの心の内を垣間見ることができます。入院中の子どもたちのところへ、チャイケモの方と一緒に絵本づくりに伺います。ご希望ありましたらどうぞご連絡ください。

※ 本活動に、広島の教材販売会社の社長さん(有限会社ワキタ 脇田秀夫様、有限会社ヒロキョー 箱田博司様、有限会社サラダ文教社 皿田弘美様)がチャイケモへ寄付してくださった3台のiPadも活用させていただいております。
チャイルド・ケモ・ハウス(チャイケモ)
2013 年4月神戸に開設された国内初の小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子どもと家族のための施設。患児家族らにより設立、運営されている。医師のいる診療所と患児が家族とともに暮らせる住居がひとつの建物内にあり、家族一緒に暮らしながら治療を受けることができる。

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おでかけピッケ@大阪府立病院機構大阪母子医療センター


チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の井上さん、川井さんと、大阪府立病院機構大阪母子医療センターへ出かけてきました。6回目の訪問です。母子医療センターで長年活動を続けておられるボランティアグループ、スマイルパンプキンさんとご一緒させていただきました。

8歳の女の子。お母さんに贈る絵本「だいぼうけん」を、それはそれは丁寧につくりこんでいました。これは2見開き目で、飛行機で着いた森の様子です。イチゴを並べているところ。次の場面では、この小さなお家の中へ入ります。

6歳の女の子は、チョコバナナアイスを食べるお話。コロコロ笑いながらお話づくりを楽しんで、お母さんと一緒に録音までできました。カエルのお話をつくりながら、カエルのポーズで、ピョンピョン飛び跳ねている男の子もいました。

入院中の子どもたちのところへ、チャイケモの方と一緒に絵本づくりに伺います。ご希望ありましたらどうぞご連絡ください。

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おでかけピッケ@京大附属病院


チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の井上さん(保育士さん)、川井さん(自立支援員さん)と、京都大学医学部附属病院へ出かけてきました。プレイルームへは4回目の訪問です。


小児科病棟内には、3月に伺った院内学級の他に、ピアノや絵本、おもちゃなどがあるプレイルーム(遊戯室)があります。このプレイルームで、ボランティアグループ「にこにこトマト(愛称:にこトマ)」さんが、入院中の子どもたちとご家族に「楽しく豊かな時間」を届けようと活動されています。患児ご家族が個人で始められた活動が基となり24年前に誕生し、今では2代目の代表 高谷さんをはじめ80人ものメンバーで運営されています。病棟内にボランティア控室があって、そこで皆さん和気あいあい次の計画や準備をなさっています。今日はハロウィンのあれこれを作っていらっしゃいました。

子どもたちそれぞれの体調がありますし、途中お風呂や検査もあるので、中抜けしたり、途中からの参加や途中までとしたり、無理のないペースで進めます。病室のベッドで作ってくれた子もありました。乳児のお母さんがつくられたのは、ご自宅で待つ3歳のお姉ちゃんへ贈る絵本でした。なかには、もっと作りたいと2作品を作った子もありました。

病院を訪問する「おでかけピッケ」は、私ひとりではとてもできず、チャイケモさんとご一緒させていただき、京大病院ではにこトマさん、大阪府立病院機構大阪母子医療センターではスマイルパンプキンさんが快く受け入れ全面協力してくださるおかげでこれまで続いています。ほんとにありがたいです。

子どもたちにとって、お話を作ること自体が楽しいのはもちろん、絵や言葉でお話をつくることで、長い入院生活でがんばっている様々な気持ちを解放することができます。ご父兄にとっても、作品から子どもさんの心の内を垣間見ることができます。
入院中の子どもたちのところへチャイケモの方と一緒に伺います。ご希望ありましたらどうぞご連絡ください。

※ 本活動に、広島の教材販売会社の社長さん(有限会社ワキタ 脇田秀夫様、有限会社ヒロキョー 箱田博司様、有限会社サラダ文教社 皿田弘美様)がチャイケモへ寄付してくださった3台のiPadも活用させていただいております。
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2013 年4月神戸に開設された国内初の小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子どもと家族のための施設。患児家族らにより設立、運営されている。医師のいる診療所と患児が家族とともに暮らせる住居がひとつの建物内にあり、家族一緒に暮らしながら治療を受けることができる。

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おでかけピッケ@京大附属病院院内学級


3年前から通っている京大附属病院へ、チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の於保さん(アートディレクター)、久野さん(看護師さん)と出かけてきました。

いつもは小児病棟のプレイルームでの自由制作ですが、今回は初めて、分教室(院内学級)を訪問し、小学部と中学部の合同授業として、2コマ90分で絵本づくりをしました。
教室へ来ることが難しい生徒さんは、TV会議システムを使ってベッドサイドから参加してくれました。


教室全体をとらえるカメラの映像に加えて、先生方がタブレットで、操作説明する手元や皆の制作風景を実況中継しながら、実にきめ細やかに病室へも声がけなさいます。

贈る相手を決めて(ほとんどが「お母さん」)全員が絵本を完成させました。
中学2年生の男子生徒さんの録音には、生徒さん監督指示のもと、先生方も参加なさいました。

病室で制作した生徒さんも、発表会にはTV会議システムで参加し、受け取ったデータで紙への出力もできました。発話のむずかしい男児も、好きなものをいっぱい並べた絵本を完成、先生からの「どうでしたか?」の問いかけに満面の笑みを返してくれました。

子どもたちにとって、お話を作ること自体が楽しいのはもちろん、絵や言葉でお話をつくることで、長い入院生活でがんばっている様々な気持ちを解放することができます。保護者にとっても、作品から子どもさんの心の内を垣間見ることができます。
入院中の子どもたちのところへチャイケモの方と一緒に伺います。ご希望ありましたらどうぞご連絡ください。

※ 本活動に、広島の教材販売会社の社長さん(有限会社ワキタ 脇田秀夫様、有限会社ヒロキョー 箱田博司様、有限会社サラダ文教社 皿田弘美様)がチャイケモへ寄付してくださった3台のiPadも活用させていただいております。
チャイルド・ケモ・ハウス(チャイケモ)
2013 年4月神戸に開設された国内初の小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子どもと家族のための施設。患児家族らにより設立、運営されている。医師のいる診療所と患児が家族とともに暮らせる住居がひとつの建物内にあり、家族一緒に暮らしながら治療を受けることができる。

おでかけピッケ@阪大病院院内学級


チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の井上さん(保育士さん)、久野さん(看護師さん)と一緒に、大阪大学医学部附属病院の分教室へ出かけて、2コマ90分で絵本づくりをしました。

小学部に在籍中の児童の内、教室へ来ることができる6人が参加してくれました。
どちらもオバケが登場しますが、まったく違うお話です。(写真は、いずれも抜粋)
家族には、お父さん、お母さん、お姉ちゃんがいて、今日、赤ちゃんが生まれました。

題名「なかがよくないかえるのこ」 さいごは仲良くバイバイしています。

「おとうとぶたをさがそう!」お兄ちゃんぶたが泣いている理由を尋ね、一緒に探すお話。オニギリが転がっていく場面での「?」や「!」が効いています。

録音と製本もしました。「クマさんの1日」 弟さんへのプレゼントです。

どの見開きにも大好きな車がいっぱい登場します。贈る相手は「母(はは)」と答えてくれました。

お母さんへ贈る「楽しいクリスマス」 教室に大きなモニタがあり、発表会もできました。

皆それぞれ、夢中でつくり、お話づくりを楽しんでいました。私たちは、ついがんばりすぎる子どもたちが疲れてしまわないよう、休憩を入れる、様子をよく見るなど気をつけます。

子どもたちにとって、お話を作ること自体が楽しいのはもちろん、絵や言葉でお話をつくることで、長い入院生活でがんばっている様々な気持ちを解放することができます。ご父兄にとっても、作品から子どもさんの心の内を垣間見ることができます。
入院中の子どもたちのところへチャイケモの方と一緒に伺います。ご希望ありましたらどうぞご連絡ください。

※ 本活動に、広島の教材販売会社の社長さん(有限会社ワキタ 脇田秀夫様、有限会社ヒロキョー 箱田博司様、有限会社サラダ文教社 皿田弘美様)がチャイケモへ寄付してくださった3台のiPadも活用させていただいております。
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2013 年4月神戸に開設された国内初の小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子どもと家族のための施設。患児家族らにより設立、運営されている。医師のいる診療所と患児が家族とともに暮らせる住居がひとつの建物内にあり、家族一緒に暮らしながら治療を受けることができる。

おでかけピッケ@京大附属病院


チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の井上さん、久野さんと、京都大学医学部附属病院へ出かけてきました。3回目の訪問です。

小児科病棟内には、院内学級の他に、ピアノや絵本、おもちゃなどがあるプレイルーム(遊戯室)があります。このプレイルームで、ボランティアグループ「にこにこトマト(愛称:にこトマ)」さんが、入院中の子どもたちとご家族に「楽しく豊かな時間」を届けようと活動されています。患児ご家族が個人で始められた活動が基となり23年前に誕生し、今では2代目の代表 高谷さんをはじめ80人ものメンバーで運営されています。

入れ替わり立ち替わり大勢の子どもたちやお母さん方がご参加くださいました。

妹さんへ贈るえほんをつくるお兄ちゃん。ピンク色をいっぱい入れてあげていました。遅れての入室だったのにどんどん追い上げ、製本までできました。

お母さんの膝の上で。

看護学生さんや分教室の先生も体験くださいました。

プレイルームにはパソコンもプリンタもないのですが、にこトマのメンバーの方が私物を手配くださったおかげで、紙の絵本もつくってもらうことができました。にこトマの皆さん、今回もありがとうございました。ぜひまた伺わせてください。

「おでかけピッケ」入院中の子どもたちのところへチャイケモの方と一緒に伺います。ご希望ありましたらどうぞご連絡ください。

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2013 年4月神戸に開設された国内初の小児がん専門治療施設。患児家族らにより設立、運営されている。医師のいる診療所と患児が家族とともに暮らせる住居がひとつの建物内にあり、家族一緒に暮らしながら治療を受けることができる。