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「ピッケのつくるえほん」オンライン研修@特別支援学校


1月25日、宇都宮大学共同教育学部附属特別支援学校(学校長 石川由美子先生)の先生方を対象にしたオンライン研修を担当しました。小学部、中学部、高等部、そして石川校長先生、計24名の先生方がご参加くださいました。

事前に学校Webを覗くと、行事等の様子が写真入りレポートで紹介されていたり、毎月発行される「学校だより」も閲覧・ダウンロードできるなど充実しています。なかでも心動かされたのは、新型コロナの休校中につくられた動画配信のページです。例えば「小学部向け」は、学校の場所紹介、ものの名前、言葉、体操、リズム遊び、数、生チョコづくりといった内容の動画が約30本。いずれも5分から長くて10分くらいまでにおさめられていて「みんな元気~?」から始まり、手作り教材を使い呼びかけの言葉をはさみながらの「遊び=楽しい学び」になっています。そして、最後に必ずじゃんけんをするのです(「サザエさん」方式)。これ、子どもたち、どんなに楽しみだったことでしょう。「中学部向け」の最後部分は「さがしてみよう!」校内のいろんな部屋(医務室、給食室、音楽室、紙すき室等)にカメラで入って行きながら「××先生はどこかな?」(隠れていた先生が飛び出し手を振る)「ココでした!」となっていて、こちらもわくわく楽しいです。「高等部向け」も、就労へつながる高度な内容が入ってくる部分もありつつの「ううたシリーズ」では「ううた」との掛け合いで進み最後は「あっちむいてホイ」。どの動画も工夫が満載です。

おそらく1本1本シナリオを書いて、何度も先生方で相談やリハーサルをして、本番撮り、編集とされています。初期には、フレームの外へはみ出してしまいがちになる回があるのもほほえましいです(スマホかタブレットで撮影していて、カメラ部分でなく画面を見ているため)。家で過ごす子どもたちのために何かしたいという気持ちがあふれています。子どもたちにとっても、大好きな先生たちが学校を舞台に配信してくれる動画は、どんなによくできた市販の教育動画より何10倍も嬉しかったにちがいありません。

こんな素晴らしい動画を自分たちでつくりアップなさった先生たちに、私からお伝えすることなどあるのだろうか…という思いもよぎりつつ、よしっ私もがんばるぞと大いに鼓舞され準備、当日を迎えました。
この日は10年に一度と言われた寒波。Webカメラの向こう、窓の外にちらちら舞う雪を眺めながらの研修となりました。今回が前半、2週間後に後半をします。

宇都宮大学共同教育学部附属特別支援学校 のWebは こちら>>

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オンライン授業@京都府立医科大学附属病院


1月20日、京都府立医科大学附属病院の院内学級と繋げてオンライン授業をしました。チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)の井上さん(保育士さん)も一緒です。治療や投薬、体調の都合で途中入り抜けありながら、小学1~5年生が、ひとりはご自宅から、参加してくれました。病状に因りうまくタップできなかったり言葉の表出に時間を要しても繰り返しチャレンジしたり、笑顔がこぼれたり、どの子も夢中でつくっている様子が画面越しに伝わってきます。このまま続けて1週間ほど貸し出すので、各自のペースでつくってもらえます。どんな作品ができあがるか楽しみです。

公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金
重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。( NPO法人チャイルド・ケモ・ハウスは、2022年9月より公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金に統合されました )

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@羽田保育園(豊橋)



1月16日、羽田八幡宮の参道沿いにある保育園で絵本づくりをしました。外国人集住地区でのワークショップをご一緒している伊藤孝良さんが園長先生をなさっているご縁です。年長さん2クラスを午前と午後それぞれ1時間半ずつ全3日間の予定で、その2日目でした。初回から3か月空いてしまったので仕切り直し。今回と次回とで、園生活での嬉しかったこと楽しかったことをお話にしてもらいます。音楽会で叩いた大きな和太鼓、秋のどんぐり拾い、遠足のとき雪が舞ったこと(温暖な豊橋は滅多に雪が降らないそう)。「あさ保育園へ行きます」から始まったものの園生活とは関係ない先へ向かっているお話もありますが、まぁそれも良しで。来月の録音が楽しみです。

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「ピッケのつくるえほん」ワークショップ@豊橋


1月14日土曜日、伊藤孝良さんと外国人集住地区へ出かけてきました。あいにくの雨降り。はたして子どもたち来てくれるでしょうか。

午前は市営西部住宅の集会所へ。小1女児が『どうぶついろいろかくれんぼ』(いしかわ こうじ 作、ポプラ社)を読んでくれました。ともないテーマは、かくれんぼ、または自由としました。(絵本の選定は図書館司書さんです)

初参加の兄妹はブラジルルーツ。お母さんお祖母さんと一緒に参加してくれました。お兄さん小1は画面上で、ドッジボールや鬼ごっこを(おそらくは世界に入り込んで)歓声をあげながら楽しんでいました。妹さん4歳も「こうしたい」があります。風船を、うさぎ、りす、かえる、うっきー、あひる、かめと順にリレーしていっての最後、勢ぞろいの場面では、それぞれの色の風船にしたいのです。選択できる既定の黄緑色や赤色では妥協できず、かえるには緑色、うさぎにはピンク色、りすには茶色の風船を持たせたい。丸いデジタル積木を上から被せて納得できる結末となりました。

6歳男児によるゴジラシリーズ、今回の武器は100円ビームです。お年玉で1000円札2枚(本人の表現では「ふたつ」)をもらったそう。お母さんによると硬貨がたくさんのほうが本人としては嬉しかったらしく、その100円玉の威力がさく裂するお話です。最初は10円玉のような茶色であったのを実物を見ながらグレイ色に変更しました。

すぐにも次をつくりたくて1か月も待てないからと、急遽、午後回へも参加を表明してくれました。

県営岩田住宅での午後回は、ブラジルルーツの女児ふたりによる読み聞かせからスタート。

仲良しのふたりはずっとポルトガル語で話しながら。

「Gato」はポルトガル語で「猫」。子どもたちに、えっ知らないの??と驚かれました。あとで調べるとチャンネル登録539万人の人気YouTuberでした。

小3お姉さんは、あすが誕生日の弟へのサプライズ絵本をつくりました。表紙は弟の好きな紫色に。上映時は照れて会場のいちばん後ろへ行ってしまいましたが、紙の絵本はプレゼントするそうです。

午前に続いて参加のゴジラシリーズの作者さん。いつもの対決話から少し離れ、今日のテーマ「かくれんぼ」に沿った「ゴジラをさがせ」をつくりました。発表は前へ出てきて自身で。問いのあと一時停止ボタンを押して皆の反応を待ちます。そして再生「早く見つけたきみには紙で作ったゴジラをあげるよ」。たちまち子どもたちが殺到。あとで私にもくれました。



ブラジルルーツの小1女児は、9月につくった「お化けずかん」のさらなる展開。今回もあえて録音はせず、発表は堂々のライブで行いました。

今回も子どもたちのおかげで愉快な一日でした。
次回は2月11日土曜、10時~西部住宅の第2集会所、14時~岩田住宅の集会所です(主催:市民ボランティア、協力:中央図書館)。リピーターさんは3月18日の発表会へ向けてのブラッシュアップとする予定。新規ももちろん歓迎です。外国につながりのある子どもたちとそのご家族の参加をお待ちしています。

YouTube にも、ブログで紹介しきれない作品をアップしています。(各リスト内、新しい作品ほど下の方です)
再生リスト:子どもたちの作品(外国ルーツ)
https://www.youtube.com/playlist?list=PL06QBDbPI5MDCAXj0jIq7C3i4ZGcePgZo
再生リスト:子どもたちの作品(小学生)
https://www.youtube.com/playlist?list=PL06QBDbPI5MBKBXq5Ht4LOFykml4t0uxQ
再生リスト:大人の作品
https://www.youtube.com/playlist?list=PL06QBDbPI5MDgsLr0ZrxoNmXWZB2gFcOZ

ご参加の方で自身の作品を探したいときは、上記の再生リストから探すか、YouTube の検索窓で、例えば「豊橋 ピッケのつくるえほん ちかさん」など「豊橋 ピッケのつくるえほん (作者名)」で検索してみてください。(ここ最近はできるだけ全作品をアップロードしているのだけれど、全作品ではなく一部のみです) 

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「おへやでピッケ」


チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)へ出かけて、戻ってきたデータを取り出し、動画書き出しや製本をしてきました。2歳さんがお母さんとつくったり、ご家族で録音に参加していたり、それぞれの時間を過ごされたことが作品からも伝わってきます。

この日チャイケモ来訪中のお母さんと車椅子の娘さんが、なんとピッケをご存じでした。話すうちに、5年前に講師を務めたプロップ・ステーション中高生世代チャレンジド対象講習会に参加なさっていたとわかりました。最終日に作品「どり~む」を発表してくれた当時高校1年生さんでした。受講以来、今もピッケで学校の絵日記をつけているそうです。さらにお母さんは 星つむぎの村 関西支部のメンバーとのこと。ご縁というのはあるものだなぁとあらためて感じた日でした。

公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金
重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。( NPO法人チャイルド・ケモ・ハウスは、発展的解散の手続きを経て、2022年9月より公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金に統合されました )

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美大でゲスト講義


12月19日、嵯峨美術大学(内田隆寿先生)でゲスト講義の2回目でした(全2回)。頂いたお題は「社会教育」。家庭、学校や園、地域の3つが緩やかにつながった社会全体で子どもを育む、教育は次世代へのギフト(贈与)、広い視野で視線は遠くへ、という話をしました。リアクションペーパーを読むと、届いたと伝わってきて嬉しいです。

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オンライン授業と「おへやでピッケ」@京大附属病院院内学級、京都市立病院院内学級


先週オンライン授業を行った京大附属病院院内学級、京都市立病院院内学級から iPadが戻ってきたので、チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)へ出かけてきました。ハウス入り口のドネーションツリーは、ひとつひとつ寄付者のお名前が記されたオーナメントに彩られクリスマスの装いです。

iPadから絵本データを取り出し、動画に書き出し展開図を出力、チャイケモの皆さんと一緒に製本しました。旅行や冒険のお話、クリスマスを家族で過ごすお話、学校での音楽発表会のお話、はじめての雪あそびのお話、どれも丁寧につくり込まれていています。力作ばかりで、つい作業の手を止めつつ。数名は録音にも挑戦していて、落下音などを声以外の方法で工夫した作品もありました。

小学4年生の女の子は昨年10月にも参加していて今回で2回目。長期におよぶ治療をがんばっています。素敵な旅行話を聞かせてくれました。

コロナ拡大期には週末の外泊は禁止でしたが、今は病状によっては可能だそう。今週末ご家族と過ごせるとよいですね。

終わって外へ出ると、クリスマスのイルミネーションが瞬いていました。

公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金
重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。( NPO法人チャイルド・ケモ・ハウスは、発展的解散の手続きを経て、2022年9月より公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金に統合されました )

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美大でゲスト講義


12月19日、嵯峨美術大学(内田隆寿先生)でゲスト講義の初回でした(全2回)。頂いたお題「社会教育」の切り口で。美大ですし受講者に教育方面へ進む学生さんはいないとのことで、自己紹介のところにピッケ以前を含めて、大昔につくった3DCGanimeも入れてみました。授業後まで残った学生さんが、CGやアプリ開発の言語、将来の進路など色々話してくれて「来週も楽しみです」と言ってくれて、私も楽しみです。

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オンライン授業と「おへやでピッケ」@京大附属病院院内学級、京都市立病院院内学級


12月14日、2つの病院の院内学級+それぞれのベッドサイドを繋げてお話づくりを楽しみました。2つの病院合同は初の試み。チャイルド・ケモ・ハウス(愛称:チャイケモ)井上さん(保育士さん)も一緒です。 質問もしてくれて、できあがったお話を画面に映して語ってくれる子もあって、穏やかな時間となりました。このあと1週間ほど貸し出しをするので、それぞれのペースでつくってもらえます。どんな作品に仕上がるか楽しみです。

チャイルド・ケモ・ハウス
重い病気をもつ子どもたちや家族をサポートする活動を行っている。

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